旧型客車・普通客車のページ
古典客車:
マイクロエースの「1号機関車向け」客車。
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1号機関車の牽く客車として、マイクロエースが客車2両セットで発売していたものです。
鉄道創業時の、いわゆる「マッチ箱」と呼ばれた小さな客車で、
実物に似ているとか似ていないとか、そういう議論は意味を成さない車両でしょうね。
こういうものを量産してしまうということ自体が凄いと思います。
とある模型量販店で、新品が売れ残っているのを発見し、購入しました。
実物は、もちろん自連ではなくスクリュー式連結器+バッファなのですが・・・
我が鉄道の牽引機有力候補であるB6に牽いてもらうため、KATOカプラー自連タイプをつけました。
よく見ればスクリュー式連結器も同時に表現されていたりしますが(笑)
B6にワ22000のような小さな貨車と、この客車を牽かせた混合列車を仕立てると、
昭和30年代頃の地方非電化私鉄のようで、なかなかいいですよ。
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左写真:いろはの「は」、「三」、「下等」、そして「THIRD」と・・・しつこいくらいの等級表記(笑)
右写真:よく見ればスクリュー式連結器が台枠に・・・
オハ31系:
関水金属時代からの長寿製品。製品にないオハフも作りました
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オハ31 オロ30
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オハニ30 オハフ30
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オハ31(鉄道博物館展示車両)
最初に、'70年代前半私がNゲージを始めた頃・・・まさにその頃生産されたロット、
オハ31、オロ30、オハニ30を、ネットオークションで手に入れました。
車体も当時のケースも綺麗な状態で、入手したら屋根を艶消し黒にしようと考えていたのに、
なんだかもったいなくなってしまって、そのままになっています。。。
その後、'80年代ロットのオハ、オハニ、2004年ロットのオハも中古で見つけ、増備しました。
但し本来あるべきオハフ30がないので、編成の最後はいつもオハニ30にしなくてはならないのが不満でした。
そこでついに、安く手に入れた
オハとオハニを切り継いで、オハフ30を作りました
。
窓の位置、ベンチレータの位置、車体表記などはそのままなので、完全スケールモデルではありませんが、
意外と簡単にでき、しかも効果的なので、これはお勧めです。
それにしても・・・40年の時を超え生産が続いているというのは、凄いことですね。
この客車は、C11、C50やED53なんかに牽かせるのが、お似合いです。
2008年には、全く型を変えることなく、そのまま塗り替えて、鉄道博物館展示車を発売しました。
私は中古模型ショップにあった新古品を買いました。
ツヤツヤのブドウ色1号塗装や各種表記類を展示車に合わせてあり、
普通の製品に対するバージョン違いとしても楽しめますが、
これ1両だけじゃ活躍させることもままならず・・・どうせならオハニとオロも同じ仕様にしてくれないかな。
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左写真:ややオーバーなディテール表現が、今見ると新鮮。
右写真:改造したオハフ30の接合箇所.。肉眼ではほとんどわかりません。
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左写真:上が'70年代、下が2004年ロット。文字が若干違います。番号は同じだけど。。。
右写真:左が'80年代、右が'70年代のロット。台車が変更され、ブレーキシューが追加されています。
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左写真:鉄道博物館展示車両の表記類。
右写真:ケースのインナーも特殊。
オハ35系:
国鉄を代表する客車は、TOMIX、KATO、MODEMOと、GM改造の張り上げ屋根車
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オハ35茶(KATO一般型) オハ35青(TOMIX)
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オハ35青(KATO一般型) オハ35茶(TOMIX初期ロット)
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オハフ33青(KATO一般型) オハ352144(GM改造張り上げ屋根)
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オハフ33(TOMIX初期ロット) オハフ33(TOMIX最新ロット改)
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オハフ33青(KATO一般型、アルミサッシ化) オハフ33(KATO戦後型)
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オハ35青(KATO戦後型) オハ35茶(KATO戦後型)
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スハニ32(KATO) スハニ32(MODEMO)
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オハニ36
オハ35系と言えば、1980年頃からTOMIXが製品を発売し続けてきましたが、
なにぶんTOMIXが国産化したごく初期の製品であるため、ディテールは今ひとつでした。
本命とも言えるKATO製品の登場で、我が鉄道にもついに導入・増備された次第です。
控えめながらきちっとしたディテール・・・特にリベット表現が好ましいし、
茶と青で扉の表現を変えたり、オハフとスハニのテールランプが点灯してくれるのも嬉しいです。
それにしてもKATOの一般型はあっという間に品薄になってしまい、
中古市場にも出てこないので・・・全てネットオークションで入手しました。
オハ35は茶と青の両方とも、2両ずつです。
一方、戦後型は、比較的多く流通しているため、中古模型ショップで入手しています。
オハフ33は一般型が2両になったので、うち1両はKATOのスハ43系用メークアップパーツを利用して、
近代化改造(アルミサッシ)化
してみました。
根気さえ続けば(笑)、簡単な改造で装着することが可能です。
同じ仕様が何両もあるより、ちょっとでも違う方がいいと思います。
オハニ36は、KATOのホビーセンターでジャンク(不良)品として格安で売られていた、
ボディ、屋根、窓ガラス(どこが不良なのかわからず・・・)に、
ASSYパーツの床板、台車、ライトユニットを組み込んで、自分で組み立てたものです。
新品定価より数百円だけ安く出来ましたが、よく考えれば、安売り店なら同じくらいで買えますね。。。(^-^;
オハニ36は元々60番台の普通列車用であり、台車を高速用に振り替えたので、
この形式に含めるのが妥当かどうかわかりません。
切妻デザインは、むしろ43系に近い気もしますが・・・
とりあえずKATOが一連のシリーズとして発売しているし、形式番号も近いので、
ここに入れておくことにしました。
また、オハフ33戦後型茶は、2006年に中古模型ショップで・・・
なぜだかTOMIXのオハフ33のケース入りで、安く売られていたものです。
(まさか、お店でTOMIX製と間違えて値付けしたとは思いませんが)
戦後型はもともとあまり持っていないし、茶色のオハフとなると、「これってレアでは?」と思い、
速攻で購入した次第です。
このように・・・KATOの35系が大所帯になる一方、ようやく揃い始めたのが、TOMIX製品です。
まずオハフ33とオハ35の最新ロット(どちらも青)を中古模型ショップで入手しました。
最新とは言え・・・設計は20年以上前ですから、
KATOに比べればディテールに不満があるのは仕方ないところです。
そこでオハフ33は、KATOの下回りを利用した
テール点灯化、屋根塗装
などを行い、
見た目よりも機能を改善してみました。
但しオハ35の方はそのままで、むしろKATOとの「バージョン違い」として楽しんでいます。
続いてプラ車輪時代の、かなり初期のロットのオハフ33も中古模型ショップで入手。
艶消しに近い渋い塗装で、最近のロットに見られる側面や屋根などの「金型の乱れ」もなく、
控えめに印刷された車番表記といい・・・実にいい感じでした。
同じく初期ロットの、オハ35茶も、やはり中古模型ショップで入手できました。
初期ロットはオハフの青は比較的よく見かけますが、オハの茶はなかなかお目にかかれません。
しかもこれが、紙箱含めて結構な美品!
こんなもんで喜ぶ人はそうは居ないと思いますが、私はうっしっし・・・なのでした。
TOMIXのオハ35系を買うなら、初期製品の方がいいと断言できます。
さらに2006年、MODEMOの郵便/荷物車セットを購入した私は、
その中にスハニ32が含まれていることに気づきました。そう、KATO製との競作です。
狭窓のスハ32系列を模型化した中村精密は、広窓のオハ35系に属するスハニ32も作ったんでしたっけ?
この両者、比べるとどちらも甲乙つけがたく、私のディテールの好みはMODEMO製、
テール点灯機能と全体のすっきり感はKATO、といった感じです。
最後に紹介するのは、GMのオハ35キットを改造した、オハ35張り上げ屋根車。
ふと思い立ってから、(作業をしなかった平日も含めて)たったの10日ほどで仕上げてしまったものです。
詳細は
工作記事
を読んでいただくとして・・・
簡単なものながら、車内も作ってみました。
このような異端車も混ざっているのが、オハ35系の魅力ですね。
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左写真:キノコ型断面が特徴の戦後型オハフ
右写真:スハニ32の比較。左がMODEMO、右がKATO。MODEMOの顔は、スハフ32の流用でしょうか?
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左写真:奥が戦後型、手前が一般型
右写真:左が戦前型のスハニ32、右が戦後型のオハニ36
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左写真:左がKATO製オハフ33、右がTOMIX製オハフ33改
右写真:手前がKATO一般型、奥がTOMIXのオハ35
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左写真;TOMIXオハフ33初期ロット(左)とオハ35最近のロット(右)。塗装の色、質感、車輪の違いに注意。
右写真;KATOオハフ33の1両はアルミサッシ化しました。
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左写真:TOMIXオハ35初期ロットは、所属区表記印刷済み!黒っぽいプラ車輪で足元も落ち着いています!
右写真:GMキット改造の張り上げ屋根車。扉上の水切りと、自作幌吊りに注目ください!
オハ61系:
国鉄ローカル線にお似合いの、TOMIX製鋼体化客車
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オハ61 オハフ61
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オハニ61 オハユニ61
オハ61系と言えば、背ズリの上半分が木だったり、シートピッチが狭かったり・・・という、
二昔以上前の国鉄ローカル線でよく見られた、木造客車を「鋼体化」した客車です。
とてもポピュラーな客車なのに、GMの前身MAXが'70年代にキットで製品化して以降、
完成品が出ることはありませんでした。
それが2008年年末、TOMIX久々の旧型客車として発売されたのです。
旧型客車が大好きな私は、オハを3両(!)、オハフ、オハニ、オハユニを1両ずつ、予約して買いました。
何しろ21世紀のTOMIX製品ですから、出来が悪いはずがありません。
やや濃い目の屋根に明るい灰色の細密なガラベンが並ぶだけで、もううっとりしてしまいます。
合造車のレタリングもきれいだし、テールライトも明るく、ちらつきが少なくていい感じです。
ドアパーツが交換できるところもいいですね。
私も早速数両を交換し、ちょっとしたバラエティを楽しんでいます。
非常に贅沢な注文をつけるとすれば、「きれいすぎる」ことでしょうか。
私の印象に残るオハ61系は、側板が波打ったり色褪せたり・・・ややくたびれた印象だったもので。。。
如何にも新車然とした姿に、やや違和感を覚えるのです。
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左から、標準ドア、Hゴム窓、Hゴム窓・大窓。交換できるのはいいとして、余ったドアをどうしよう。。。
スハ43系/オハ47型:
旧製品1stロットから最新リニューアル品、MAXスロ53まで
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スハ43(旧製品) スハフ42(旧製品)
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オハ47(旧製品) 左オハ47、右スハ43、ボディは共通
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スハ43(リニューアル品、サッシ交換前) スハフ42(リニューアル品)
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オハ47(リニューアル品、サッシ交換前) テール点灯化なったリニューアル品
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スロ53(MAXキット改)
旧製品とリニューアル品で、結構な数量になってます。
最初に購入した茶色のスハ43、スハフ42の2両は、80年代にKATOがC50リニューアル品を出した際、
それに牽引させようと思って買ったもの、
青いスハ43、スハフ42の2両は、2003年にネットオークションで落札したもの、
また同系のオハ47の2両は、2004年と2005年に中古模型ショップで買ったものです。
茶色い2両と青4両の間には、20年以上の製造年の差があるのですが・・・それは全く感じません。
20数年ぶりのリニューアル品は、ベンチレータの別パーツ化、テールライト点灯、台車変更、窓枠変更など、
地味ながら確実な変化を遂げていました。
旧製品と同じように、スハ、スハフの青と茶、オハ47の青を、発売と同時に購入した次第です。
製品よりも少し遅れて発売されたメイクアップパーツも購入し、
早速青のスハ43、スハフ42、オハ47の3両の窓枠を交換してみました。
すると!これが凄くいいのです!
更新された車両の特徴であるアルミサッシ表現が実に実感的で、気に入りました。
サッシ交換もほんの2,3分で簡単にできるし、
スハフ1両、スハまたはオハ3両ぶんがセットになっているのも、良心的です。
いつものことながら、旧製品が全く見劣りしないのは、KATOの成型技術が昔から優れていた証。
青の場合、旧製品はサッシの異なる未更新車ということで使い分けられるのもいいですね。
35系とともに、国鉄時代の客車急行や、地方ローカル列車にはうってつけの車両です。
また、同時期の車両として、スロ53を作りました。
1976年ごろに、GMんp前身MAXが出したキットを入手できたので、製作してみたのです。
(製作記は
こちら
)
屋根を少し薄くし、裾を延長し、車高を下げて、室内に座席も並べ、艶を多めにした塗装を施し、
KATO製の客車と混結しても違和感のないように仕上げてみました。
ご存知の方はご存知でしょうが、MAXのキットはそのまま組むと、違和感の塊になりますから。。。
自家製の幌吊りもお気に入りです。
サッシの色入れは改善の余地がありますけどね。。。
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左写真:奥が旧製品、手前がリニューアル品。ボディと窓枠が一体だった旧製品では窓ガラスの厚みが目立ち、
ガラスと窓枠が一体のリニューアル品では、ボディと窓枠の隙間が目立ちます。
右写真:ベンチレータの差。ニューアル品(手前)のディテール表現はすばらしい。
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左写真:右が旧製品、左がリニューアル品
右写真:リニューアル製品(青)は、その後メークアップパーツでアルミサッシ化しました
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MAX(GMの前身)のキットを改造しながら組んだスロ53は、幌吊りがお気に入り。
スハ32系:
中村精密のすばらしいキットと、その完成品(MODEMOブランド)、そしてTOMIX
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スロ32 スハ32(Wルーフ)
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スハ32(Sルーフ) スハ32(MODEMO、Sルーフ)
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スハ32(MODEMO、Wルーフ)
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スハフ32(中古品) スハフ32(MODEMO)
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スロハ31(MODEMO、Wルーフ) スロハ3(MODEMO、Sルーフ)
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スハニ31(MODEMO)
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スハ32(TOMIX) スハフ32(TOMIX)
80年代、HOメーカーの中村精密がNゲージに進出した際に製品化した蒸機は、
ホワイトメタル製で・・・・ディテールが甘い上に値段も高く、買う気は起きませんでした。
でもその中村精密が、蒸機用に出した32系客車のプラキット、これが実にすばらしかったのです。
パーツの精度がよく、修正しなくともきちんと組み上がるし、プラの肉厚が薄いので窓周りも実感的で・・・
言っちゃ悪いですが、当時のグリーンマックスのキットとは雲泥の差でした。
このキット専用に発売されたTR23台車のディテールもすばらしかったのですが・・・・
KATOの台車に比べると転がりがひどく悪く、脱線しやすいのが弱点です。
何種類も出ていたそのキット、学生時代に10両くらい買いためたうち、数両は完成させました。
車体は鉄道カラースプレー、屋根はプラモ用の艶消し黒を吹いています。
完成したと言っても、当時キットに付属していたインレタを貼らなかったので、
どれが何形だかわかんなくなっちゃっていました。
しかしその後、残ったキットや実物資料などから、全て判明しています。
尚、スハ32の1両は、なんとなくそのときの気分で、「青」にしたと記憶しています。
残りの
未開封のキット
はまだ保存してあるので、いつか製作しようと思っています。
またスハフ32の1両は、中古模型ショップで、どなたかが組んだものを安く入手したもの。
私と同じく、屋根を黒くしてあるのが嬉しいです。
ナンバーもちゃんとインレタで表記されていました。台車は残念ながらGM製のようですが。。。
このキットの金型をそのまま用い、手作業で組み立てた完成品がモデモから各種発売されており、
ようやく私も「急行客車基本車両セット」を入手することができました。
ダブルルーフが2両、シングルルーフ4両、しかも合造車が3両というバラエティあふれる6両セットで、
中古模型ショップで美品を見つけたものです。
それとは別に、スハ32のダブルルーフ単品も見つけ、購入しています。
郵便/荷物車セットの中の1両、スハニ31も入手しています。
このモデモ製品は、繊細な中村製密のキットを丁寧にに組み立てており、
自分で組んだときには再現が難しい細かい表記まで印刷されているなど、
完成品ならではの利点もありますが、
車両ナンバーのインレタを「1文字ずつ」貼らなければいけないのには、ちと参りました。。。
2009年になって、このスハ32に参入したのがTOMIXです。
スハフ32の標識灯が点灯する・・・32系が点灯する、という事実だけでも興奮します。
手に入れてみて、まず驚いたのは、側面窓。
特徴ある小窓が、実に見事に表現されていました。
この手の小さい窓は、はめ込み表現にするとガラスの縁が気になってしまいがちですが、
この製品ではそのようなことはありませんでした。この窓表現には降参です。
一方、中村精密の金型も、決して見劣りはしないということが再確認できました。
ディテールの素晴らしさは言うまでもないのですが、
ただ1点、とても残念なのは、きれいな側面にプラの「痩せ」が見られること。。。
新製品でこれはないですよね、改善を望みます。
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奥がMODEMO製(中村精密金型)、手前がTOMIX製
スハ44系:
かつての特急用客車。少しずつ増備しました
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スロ60 スハ44
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スハニ35 マシ35
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マイテ49
ブルトレが出てくる前の特急形客車と言えばこのスハ44系。
青大将色に塗られた仲間もいましたが、私は自分の好みで、KATOの茶色い製品を探しました。
まず最初に中古模型ショップでスロ60を発見。
屋根に軽いウェザリングが施してあった以外は綺麗な状態で、しかも格安でした。
続いてスハ44を2両、オハニ35を1両、マシ35を1両、まとめてネットオークションで手に入れました。
いずれも80年代生産のロットですが、とても綺麗です。
しかしスハ44は・・・残念なことに、所属区が品川と宮原と1両ずつでした。。。
そのすぐ後、中古模型ショップで品川区のスハ44を1両増備、
展望車マイテ49をネットオークションで入手、
また中古模型ショップで品川区のスハ44を入手、これで8連です。
しかし当時の編成としてのバランスを考えると、スロ60があと1,2両は欲しいと思っていたところ、
数ヵ月後、中古模型ショップでスロ60を見つけ、さらに数ヵ月後、もう1両のスロ60を手に入れました。
これでスロ3両、マイテ1両の、堂々たる茶色の10連ができたという次第です。
茶色のスハ44系は、青大将色のようにロコを選ばず、
C53、C62、C59、EF56、EF57、EF58茶など、いろいろなロコにお似合いなのがいいですね。
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左写真:見づらいですが、上が品川、下が宮原所属
右写真:テールサインは最新の青大将用のASSYパーツをつけました(つばめ)
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マシ35(青) スハ44(青)
さらにスハ44系は、青塗装も手に入れました。
・・・って、まだマシ35とスハ44しかありません。
マシ35は、客車ばかり3両をネットオークションで落札した際、含まれていたもの、
スハ44は中古模型ショップでジャンク品として売られていたものです。
どちらも、そこそこ美品です。
こちらも徐々に編成を揃えていきたいと思いますが、問題は茶色よりも圧倒的に流通量が少ないってこと。
これこそ、いつになったらまともな編成が組めるようになるのか、皆目見当がつきません。。。。
スハ44系青大将旧製品:
エンドウのEF58青大将用に、敢えて旧製品をゲット
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スハニ35青大将旧製品 スロ60青大将旧製品
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マイテ49青大将旧製品 マシ35青大将旧製品
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これは、リニューアルされてテールサインが点灯するようになったものではなく、
上の茶、青と同じボディの旧製品・・・その色違いです。
当時のKATOの青大将製品は、EF58もスハ44系も運転席の灰緑のような薄い色で、
実物と印象が違うと言われていました。
そして、エンドウ製のEF58青大将も、なぜか同じような色合いでした。
リニューアルされた現在の製品は、もっと黄緑っぽく、濃い色をしています。
エンドウ製EF58青大将を手に入れた私は、この色の薄いスハ44系旧製品を探し続け、
ようやく中古模型ショップでスハニ35、マシ35、スロ60、マイテ49を手に入れることができたのです。
メーカーが違うので、色合いはぴったりとまではいきませんが、
これでようやくエンドウのEF58青大将も活躍できるというものです。
・・・おっと、一番数の多い、スハ44がまだ入手できていませんが。。。
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エンドウの58青大将に色合いが似ています!
オハ50系:
国鉄末期に登場した、気動車のような外見のレットレイン
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老朽化した旧型客車を使っていた地方ローカル線のサービス向上を目的に登場した、新系列の客車です。
電車のようなユニットサッシ、客室ドアは自動、乗務員室扉があるなど・・・気動車のような客車です。
学生時代にOKIとふたりで真夏の姫新線(・・・だったと思う)に乗ったこと(たぶんロコはDD51)、
冬の奥羽本線板谷峠のスイッチバックを越える、EF71牽引の列車にひとりで乗ったことが思い出されます。
TOMIXの製品化はかなり早く、実物の登場直後だったように記憶しています。
しかし赤塗装がやけに鮮やか過ぎると感じたので、当時は青いマニ50しか買いませんでした。
やがて製品はリニューアルされ、オハフのテールライトは点灯式となり、塗装の色合いも変更されています。
私が購入したのは2007年、それも中古模型ショップで、ジャンク扱いで安く売られていたオハフを2両です。
ケースやインレタがなかったため、格安でした。
やはりEF71に牽かせたときの、統一された塗装の美しさに、惚れ惚れしてしまいますね。
折を見て、オハも手に入れたいと思っています。