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その1
:なんとか入手、そして改造着手
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その2
:もっと改造、そして動力化
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その3
:前面付近をディテールアップ、そして完成
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その4
:いえいえ、もうちょっとだけいじります
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その1:
なんとか入手、そして改造着手
*思い入れのある車両
東横線沿線に生まれ育った私にとって、東急7000系は、とても馴染みの深い電車です。
なにしろ私は、7000系と同い年・・・ものごころついたときから、
東横線の急行として、あるいは日比谷線直通電車として、大活躍していたのですから。
単一カーブ屋根の背の低いスタイル、ヒュー〜という不思議な走行音、
見た目はおもしろいけど乗り心地の悪い台車、
ステンレスなのに艶消し仕上げでギラギラしていない車体などが、懐かしく思い出されます。
7000系は、今まで完成品として発売されたことがありません。
しかし古くからGMがキットを発売していたので、私も四半世紀近く前、作ろうとしたことがありました
でも当時の私には、纏め上げる腕も根気もなく・・・
途中で嫌になってしまい、作りかけの車体も、その後どこかにいってしまいました。。。
そして実車も・・・私がちょっと模型趣味から離れていた間に、引退してしまったのです
それから20年・・・いつかキット組立で8両フル編成を!と思いながらも、
時ばかりが過ぎてしまった2008年2月。
子供たちを連れてヨコハマ鉄道模型フェスタへ行くと、
な、なんと!東急7000系の限定鉄コレが発売されていたのです!
しかし、しかし!しかし!
迂闊なことに、私はそのことを事前に知っておらず・・・
会場に着いたときにはもう、売り切れた後だったのでした。。。あぁ
*なんとか入手・・・そして「こだわりの」模型化
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限定鉄コレの東急7000系
しかし、最近は便利ですよね。
ネットオークションやら中古模型ショップやらがあり、この手の限定品も流通するのですから。
私も早速・・・3セットを入手できました。
定価よりも高い価格ではありましたが・・・7000系なら採算度外視しても損はありません!
まだ8両編成にするにはもう1セット必要なんですが、
とりあえず4両編成で「模型化」に着手したのです。
しかも・・・今回は思い入れの深い電車ですから、単なる模型化ではありません。
昔の書籍などを参考にして、出来る限り実車の最盛期の姿に近づけたいと思います。
もちろん、いつも乗っていた自分の記憶も頼りにして。。。
*パンタグラフにこだわる
最初に手をつけたのが、パンタグラフです。
当時の私鉄電車に良く見られた・・・集電シューがYの字に繋がっている特徴は、外せません。
そのものズバリ・・・のパンタが売られているかどうかは知りませんが、
たまたま模型屋で見つけた、TOMIXのPT42FNが、形状的にはピッタリでした。
しかしこのパンタ、パンタ台の部分がかなり大きくなっていて、7000系には合いません・・・
これは・・・一体何のパンタなんでしょうかね?
そこで・・・PT42FNのパンタ本体と、ジャンク箱にあったPS16(これもTOMIX)の土台を
組み合わせてみたところ・・・これが見事にピッタシ!
7000系のパンタがここに出来上がったのでした!
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左写真:左がPT42FN、右がPS16
右写真:PT42FNの本体とPS16の土台を組み合わせると・・・7000系パンタの出来上がり
*ベンチレータにこだわる
米国バッド社との技術提携で生まれた、わが国初のオールステンレスカー7000系は、
ステンレス車体以外にも、バッド社の影響をもろに受けています。
特徴あるチョコレート型のベンチレータもそのひとつ。
(その後、京王や南海など、東急車輛製の他の電車にも波及)
しかし・・・ここは不満の大きいパーツでした。
屋根と別パーツになっているのは歓迎できますが、明るい灰色一色で、なんか似ていないんです。
そこで・・・ベンチレータ側面の凹んだ部分(確か実車はメッシュになっていた)に色入れしました。
まず車体を分解し、屋根の裏からベンチレータの取り付け脚を押して、屋根から浮かせます。
この状態で、茶を混ぜた濃い灰色のハンブロールを、凹みに面相筆で塗っていきました。
こうすれば、屋根に塗料が付着することもないし、
屋根板が小さなベンチレータを保持してくれるため塗りやすく、ベンチレータの紛失も防げます。
ベンチレータの凹み部分からは、はみ出しても構いません。
乾燥後にエナメルシンナーを含ませた綿棒で拭き取れば、凹み部分にだけ塗料が残ります。
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左写真:味気ないベンチレータ・・・
右写真:屋根からちょっと浮かせて、濃い灰色を塗りました
これで、ベンチレータ側面は、かなりいい感じになります。
但し注意事項も、2つあります。
①綿棒ではみ出した塗料を拭き取る際、ゴシゴシやりすぎると、ベンチレータの塗料が剥げます。
拭き取る際には、少し多めのシンナーで浮かせ、さっと拭き取るのがいいでしょう。
私は一部・・・剥がしてしまいました・・・
②ベンチレータは屋根板にかなりきつくはまっているので、屋根板にヒビが入りやすいようです。
何年かしたら、屋根が割れてきそうで心配なほど、きつくはまっています。
塗装してから元に戻す際に、ほんの少し、ヒビのようなスジがはいってしまいました。
そこで、念のためにタミヤセメントを多めに流しておきましたが。。。
尚、このままではまだ、ベンチレータが明るすぎる気がしたので、
上面と斜めの部分に、もう少し暗めの(屋根板とは色合いの異なる)灰色を塗りました。
この結果屋根上もかなり落ち着いたと思います。
おっと・・・ここで忘れずに、付属の無線アンテナも取り付けておきましょう。
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左写真:ベンチレータのメッシュ部分に色入れ
右写真:上面を濃い色に塗って、さらにいい感じに!
*前面にこだわる
さて・・・この7000系鉄コレ、私やOKIにとっては、「製品化してくれただけで感謝」なのですが、
時代考証にうるさい一部のマニアからは、結構手厳しい意見が出ているみたいですね。
そしてその批判の大部分は、前面にあるようなんです。
①東横線で活躍していた全盛期のHゴムは灰色なのに、製品は黒になっている
晩年の姿や7700系改造後ならこれでいいんですがね・・・
②ライトケースの形状が「下すぼまり」の後期型なのに、車体色と同じ銀色になっている。
この形状は樹脂製なので、明るい灰色が正解です。
前期型ならライトケースもステンレスだけど、形状は楕円型だし・・・
つまり、前期型、後期型のどちらでもないのです・・・
③貫通扉の運転席寄りに、上下に不自然な段がある
→これって、ワンマン化改造された後にできたんじゃなかったかな・・・
こういった箇所に加え、なぜか私の覚えている実車の印象より、前面が平べったく感じます。
実車はもっと折妻がはっきりしていたような気がするのです。。。
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貫通扉の運転台寄りに注意・・・変な出っ張りがあります。
そこで私はどうしたかというと・・・
①は手を付けませんでした。
Hゴムを灰色にすると、当時の印象により近くなるはずですが、
今の黒のままでも、そんなに違和感を感じないからです。
逆にHゴムが灰色になると、そこばかりが目立って、
似なくなるんじゃないか・・・という恐れもあるのです。
また、Hゴムを綺麗に塗るのは至難の業ということもあり、今回は見送りました。
②も・・・このままです。
この形のライトケースは明るい灰色にしたいところですが・・・
こんなに小さくて複雑な箇所を、はみ出さずに綺麗に塗ることなど不可能です。
って、「こだわる」という題名にもかかわらず、ここまでは全くこだわっていませんね。
しかし、③は大いにこだわりました。
幌を付けて、不自然な段差を隠したのです。
幌は当初、KATOのASSYパーツを使おうと考えました。
ところが、7000系が小さいのか、幌が大きいのか・・・合いません。
そこで、お得意のStripStyreneを使って、幌を自作することにしました。
自作と言っても簡単で、0.5mm×1.0mmで長方形を作り
(0.5mm側が前面に見えるように組みます)、
縁を滑らかにして、貫通扉の凹みに厚みを合わせ、塗装してから、ゴム系接着剤で貼っただけです。
当時の写真を見ると、7000系の幌枠はかなり細くて(貫通幌が装着されていない車両もある)、
スケールだと・・・0.2mmくらいになってしまいそうです。
しかしこれでは強度が保てないし、貫通扉の不自然な段差も隠れなくなってしまいます。
そこで私の作例では、幌枠の幅を0.5mmとしたのです。
また、本当は前面と幌枠はツライチなんですが、模型的には少し出ている方が映えるし、
やや平板な印象がするこの前面を立体的に見せてくれると判断し、
ちょっと前面から出る程度にしてみました。
尚、前面にモールドされている貫通路の踏み板も、幌枠と同じ色に塗装しておきました。
結果的には正解です。
誇張された幌枠が、私の記憶にある7000系のイメージぴったりになったのでした。
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自作の幌で不自然な「出っ張り」を隠しました。前面が立体的にもなり、いい感じです。
*台車にこだわる
パイオニアⅢ型台車は、キラキラ光っているブレーキディスクが外側にあり、
これが車輪と一緒にくるくると回る、見ていて楽しいものでした。
製品のブレーキディスクは台車と一体の黒ですから、ここにクロームシルバーを筆塗りします。
ブレーキシュー部分の塗り分けが難しいですが、
最後には下回りに軽くウェザリングする予定なので、はみ出しはあまり気にしないことにします。
それよりも、丸いブレーキディスクが銀色に塗り分けられただけで、
一気にパイオニアⅢらしくなりますよ。
もうひとつ・・・台車とボディを連結している「引っ張り棒(?)」も、この台車の特徴です。
この模型では、引っ張り棒自体も、車体側の付け根部分も、台車側に表現されています。
これは致し方ないことですが、車体側の付け根の部分はステンレスではなく(おそらく鋼製)、
明るい灰色に塗装されているので、台車の該当箇所(小さな逆三角形)を、灰色にしておきます。
*その他・・・
製品に付属していた車両番号と行先のシールを貼りました。
車両番号は実車にはこだわっていませんが、とりあえず急行専用編成にしようと思うので、
後期型のナンバーを選んであります。
行先は渋谷としました。
尚、急行表示は、8連化できたときにまとめて付けるつもりです。
床下は、試しに茶を混ぜた艶消し黒で塗ってみたのですが・・・
なんか灰色っぽくなってしまい・・・登場時みたいです(苦笑)
ここはやはり東急らしく、真っ黒に塗りなおそうと思います。
また、鉄コレ共通の難点として・・・このままでは連結面間が広すぎるので、
付属するアーノルトカプラーの根元を切って、間隔を詰めています。
これでもまだ広い感じはしますけど、TNカプラーは高価だし、
この方法は簡単で効果も高いので、お勧めします。
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左写真:製品のアーノルトカプラー。左が加工前、右が加工後。
右写真:たったこれだけの加工で、これだけ連結面が狭くなりますよ〜
*これからのこと
今回の工作は以上です。
自分的には・・・鉄コレそのままの状態より、だいぶ7000系らしくなったと自負しています。
しかしまだ、やりたいことはいろいろと残っています。
ヘッドライトをくり貫いてレンズを装着したいとか、前面のジャンパー栓を表現したいとか、
そして・・・なによりも8連化し、動力を組み込み、急行表示板を付けて、
私が子供だったころの東横線急行を再現したいと思っています。
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夕暮れ風写真・・・カッコイイ・・・
その2:
もっと改造、そして動力化
*8両が揃った!
東急7000系を無事に4セット入手できた私、前回手付かずだった2両と、新規2両を加え、
いよいよ8連化(6M+2M)することにしました。
そう、7000系が最も輝いていた時代を再現できるのです!
*パンタグラフにこだわる・・・その2
実は今回、さらに工作を進めるに当たり、あらためて昔の書籍の写真を見ていて気づきました。
まだ・・・パンタの形状が違うことに。
そうなんです・・・実は7000系のパンタは、車体幅方向に水平な線がなかったのです。
気づいてしまったらもう、やるしかありません。
前回の改造の2両も今回追加の2両も、水平の線をニッパーで切断してしまいました。
これでほぼ、7000系の当時のパンタの形状にすることができました。
尚、東急のパンタは、8000系登場時に「シューが2本で水平の線もあるもの」に変わったようです。
すなわち7200系の場合、当初は7000系と同じ形態でしたが、
8000系登場後の増備車は、新型になっています。
また、7600系、7700系となった現在は、全て新型になっているようです。
こういったところにも、こだわりたいものです。
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左写真:前回の改造(台座はPS16)、右写真:今回の改造(台座はPS17)。
台座が微妙に違うのはご愛嬌。
*前面にこだわる・・・その2
①ワンマン化による出っ張りをなくす
前回の改造では、自作の幌を装着することで、ワンマン化改造による「出っ張り」を隠しました。
でも、幌がスケールよりも太くなってしまい、いまひとつスッキリした感じにはなりませんでした。
もうちょっと・・・7000系のスマートさを演出したい・・・そういう気持ちが残ります。
そこで今回改造する先頭車2両は、この出っ張り自体を削り取ってしまうことにしました
幸いにもこの製品は、貫通扉が別パーツになっているので、
この加工も可能だと判断したのでした。
貫通扉は窓ガラスで押さえられていますが、
貫通扉の裏の突起で窓ガラスを押さえるという、結構複雑な構成で・・・
貫通扉と窓ガラスを取り外すのには、結構難儀しました。
窓ガラス上部に突起があり、それが天井板に刺さっているためです。
そこで私は・・・貫通扉裏にある、窓ガラス固定用の突起をデザインナイフで削り取ってしまいました。
これでどうにか窓ガラスを取り外すことができ、貫通扉も取り外せたのです。
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左写真:貫通扉で窓ガラスを押さえてあります
右写真:取り外した窓ガラスと貫通扉。
窓ガラス上部の突起が天井板に刺さります。
貫通扉は踏み板の裏になる部分まで、しっかり塗装されていました!
さぁ、貫通扉が取り外せたら、出っ張りを削るだけです。
最初にデザインナイフで、踏み板を削り取ってしまいました。
これがあると加工が面倒だし、「踏み板を前に倒した状態」を再現したかったからです。
踏み板がなくなったところで、ヤスリを用いて、管通路が左右均等になるまで削りました。
ボディの素材はかなり柔らかい樹脂なので、加工は楽です。
逆に言えば、削りすぎに注意しないといけません。
尚、削った後、本来そこは銀色でタッチアップをするのですが・・・
樹脂が灰色なので、銀色ボディではほとんど目立たず・・・省略してしまいました。
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左写真:加工前、右写真:加工後。
加工前の貫通路にあった変な出っ張りがなくなって、7000系本来の顔に!
②Hゴムとライトケースを灰色にする
前回「至難の業」、「不可能」と言い訳して、手をつけなかったこの加工・・・
しかしやっぱりやりたくなってきました。
照明付きの拡大鏡と極細の面相筆、そしてハンブロールの明るい灰色を駆使して、いざ挑戦です。
窓に印刷(?)されている黒Hゴムは、綿棒にエナメルシンナーを含ませてゴシゴシ擦り、
落としておきました。
黒Hゴムはもともと大雑把に塗られていて、はみ出しもあるので、
完全に落とすことはできませんでしたが・・・
はみ出しがほとんど目立たなかったということは、多少残っていても目立たないはずです。
気にしないことにしました。
息を殺して神経を集中したら・・・なんとか灰色を塗ることができました。
自分的にはほぼ完璧です。
予想通り、ボディにはめ込んでしまえば、残っているはずの黒Hゴム塗料は見えません。
ライトケースは、拡大鏡で見てもよく見えないくらい小さな部分を、塗り分けなくてはなりません。
しかし後期型前面には、やはりこれは欠かせないので、
多少のはみ出しは気にしないことにしました。
拡大写真で見ると明らかにはみ出していますが・・・
ボディ色と近いこともあって、肉眼では全く気づかないので、よしとしましょう。
尚、オデコの部分にある行先表示窓のHゴムと標識灯の縁取り、ここにも同じ灰色を入れました。
行先表示窓の黒Hゴムは落とさずに、上から塗り重ねています。
さらに、前面裾の部分に見える灰色塗装の部分・・・
ここはおそらく、唯一鋼でできた台枠部分でしょうが・・・これも再現したいので、
裾から0.5mmくらいを、同じ灰色で塗っておきました。
ここは面相筆を横にして、「塗る」というより「置く」感じにすると、わりとうまくいきます。
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各所の色入れが済んだ前面と窓ガラス
③踏み板を作る
これは簡単です。
0.3mm厚のプラ板を貫通路にピッタリの幅に切り、形を整えて、前面に貼り付けました。
前面から2.5mmくらい飛び出した状態にすると、ちょうどいい塩梅です。
また、これを管通路に乗せるように貼れば、扉との位置関係もぴったりになってくれました。
この・・・踏み板を前面に倒した状態で走行する7000系も、私の記憶に残っている姿です。
これが再現したくて、今回の改造に踏み切った、と言っても過言ではありません。
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踏み板を合わせてみたところ(まだ各所の色入れ前)
*モーター車を組み込む
ちょうど今、鉄コレの18m車動力が品切れのため、どうしようかと思案していた私・・・
ふと気がついて、長男の持つ新潟交通(小田急からの譲渡車)に目をつけました。
動力が再生産されたら買って返す、という条件でこれを譲り受け、
この7000系に組み込むことにしたのです。
但し、そのままでは使えません。
まず、動力部分が屋根の取り付けネジ部と干渉してしまいます。
なので、ネジ取り付け部のプラモールドをデザインナイフで、出来る限りカットします。
これで、ちょうどいい感じにはまりこんでくれました。
尚、屋根の固定にはネジを使わず、とりあえずはめ込むだけにしているので、
屋根が外れることを懸念し、動力はパンタなし中間車(奇数車)にしてあります。
続いては、鉄コレのPⅢ台車枠を切り出し、貼り付けないといけません。
切り出すのは簡単で、裏面を平らにしておけばいいだけです。
しかし、動力に貼り付けるのには、少し工夫が必要です。
それは・・・鉄コレ用動力の車軸の先端が太くて尖っているので、
そのままでは、台車の軸受けが干渉してしまうのです。。。
ここは、台車枠の裏側の軸受け部分をデザインナイフでさらい、ちょっと大きくします。
それとともに、動力の車軸先端をヤスリがけして、平らにしました。
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左写真:台車の外側を切り出す
右写真:動力の車軸の先端をヤスって平らにする(右車輪が加工済み)
この加工で、ようやく台車枠を貼り付けられるようになりました。
尚、貼り付けはゴム系接着剤で行いました。
接着力はやや不安ですが、さほど力がかかる部分でもないし、取れたらまた貼ればいいので。
瞬間接着剤は「ガビガビ」になってしまうし、衝撃にも弱いので、避けた方が無難だと思います。
さぁ、ここで・・・加工中に剥がれてしまった台車への色入れを補修すれば、
いよいよ7000系が動き出すのです!
これはたまらない瞬間でした!
大好きな電車がついに我が鉄道に就役!
定価より高く買ってしまったことなど、関係ありません。
いま、ここにあることが重要なのです。
そうそう・・・トレーラーは鉄コレの状態のままで、ウェイトすら積んでいませんが、
普通の線路状態では走行には充分だし、
プラ車輪は走行音も小さいので、むしろ私は気に入っています。
他の動力を組み込んだ鉄コレも、いつもこうしています。
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無事に組み込まれた鉄コレ動力(窓の中に動力が見えます)
*シールを貼って・・・とりあえず完成
おっとっと・・・眺めてばかりもいられません!・・・続いてはシール貼りです。
なにぶん「シール」なので、数年後には糊が劣化して剥がれ落ちてしまいそうだし、
印刷も粗く・・・あまり見栄えはよくないんですが。。。
とりあえず他に代替手段もなかったので、製品に付属しているものを用いました。
前回も書いたとおり、この車両のプロトタイプは、急行用に増備された後期型なので、
後期の番号を選び、急行表示を貼っています。
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尚、前回改造した2両の先頭車は、8両編成の中間に組み込むことにしたので、
今回の加工(色入れや貫通路改造)は行いませんでした。
・・・というか、今回の改造は非常に集中した作業が必要でとても疲れるため、
根気の続かない私には、2両で精一杯だったということです。。。(苦笑)
しかも実は、先頭車同士を連結させるためのTNカプラーまだが入手できていません・・・
なので、6連の急行という姿になってしまっています。
それでも、完成した姿を見れば、とにかくタマリマセン!
あの頃を思い出しながら、
エンドレスを何時間でも走行させ、眺めてしまうのでした。。。
ちなみに、今後はTNカプラー装着による8連化、
カプラー周りのジャンパー栓表現などをしたいと思っています。
あ・・・ヘッドライトのレンズ装着はどうなったのかって?
実は・・・銀河モデルのパーツを使おうと思っていたら、
シールドビームでは小さすぎ、旧国の100wでは大きすぎたんです・・・
ちょうどいいレンズってないでしょうかねぇ。。。
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これですよ、これ!7000系後期型の急行の雄姿!!
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左写真:一時期見られた・・・新鋭の1000系とのツーショット。当時の1000系のスカートはなかったけど
右写真:前回加工した先頭車との比較。やはり今回の方が、より7000系に見えます!
その3:
前面付近をさらにディテールアップ
鉄コレ東急7000系への工作は、さらに続きました。
もう、我ながら「執念」さえ(?)感じるほどの、熱の入れようです。
今回は、先頭車の前面を中心に・・・一番目に付くところを意識して工作しました。
*ジャンパー栓(ホース)の製作と取り付け
旧い書籍の写真や、イラストなどと首っ引きで、7000系の前面床下を調べると、
どうも増備車は、前面に3本のホースがぶら下がっているらしいことが判明したのです。
(試作車は若干違うみたいです)
さらに注意すべき点は、奇数車は運転席側、偶数車は助手席側にあるようなのです。
鉄コレのままでは前面下が淋しいので、今回ぜひともこれを再現しようと思ったのです。
尚、ホースのない側にも、栓らしきものがありそうなのですが・・・
手元の写真ではよくわからなかったので、今回は省略しました。
使用した材料は、アルモデルのキットを組んだ際の端材の真鍮板と、
手元にあった0.3mm径の銅線です。
銅線はあらかじめ3本のホースが並んだ上体・・・S字状に折り曲げておき、
真鍮板に一気にハンダ付けします。
こうすれば、ハンダ付けが苦手な私でも、一度で3本が取り付けられる、というアイデアです。
無事に取り付けられたら、真鍮板を適当な大きさ(長さ3mmくらい)に切り出し、
銅線を適度な長さに切ってから、面相筆の柄に巻きつけてカールさせました。
・・・という、種を明かせばきわめて簡略化したパーツですが、
何かがないと淋しいとは言っても、あまり目立たないところでもあるので、
こんなものでも充分だと思います。

こんなパーツをつくりました
さて、このパーツを最前面床下に取り付けますが・・・
床板を見ると、ダミーカプラー横の床面には段差があり・・・平らではないのです。
なのでここにプラ板を貼って、段差をなくします。
段差の厚みは0.5mmほどでしたが、手元に0.5mm厚プラ板がなかったので、
0.3mmと0.25mmを貼り重ねた後、ペーパーがけして平らに仕上げました。
ここに先ほど自作したパーツをゴム系接着剤で貼り付け・・・
おっと、ハンダ付けをしているので、パーツの洗浄を忘れてはいけません。
貼り付け後の塗装がありますからね。
接着剤が乾いたら、ホースの形状を整えます。
ヤットコを用いて、自然にぶら下がっている感じにしました。
次に、メタルプライマーを面相筆で塗り、続いてハンブロールの艶消し黒を塗装してました。
せっかく取り付けても塗装が終わると全く目立たなくなってしまうのですが、
よく見たときに自己満足できるパーツ、だと言えるでしょう。
尚、編成の中間に入る先頭車2両は、いずれTNカプラー化することを予定しているので、
この改造はしていません。
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左写真:床板最前面部分の段差をなくすために、プラ板を貼る(白いところ)
右写真:自作のジャンパー栓パーツを貼り付ける
*排障器と乗務員ステップの取り付け
排障器は、ジャンパー栓よりさらに簡略化したもので、
とても排障器とは呼べないようなシロモノです。
台車の最先端の部分に、StripStyreneの0.5mm×1.0mmを短く切って貼り付けただけなのですから。
これは実際よりかなり幅広く、形状も異なりますが、
真正面から見れば0.5mmの厚みしか見えないし、そもそもほとんど気づかないもの、
まぁ・・・ないよりはマシ、という感じです。
手ごろなパーツがあれば、それを利用するのも手でしょう。
尚、このパーツも中間に入る先頭車には装着していません。
後で述べるように、ここには連結用のカプラーポケットが付きます。
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排障器は「超簡略」表現
続いて乗務員ステップです。
これは、銀河モデルのパーツを用いました。
しかし・・・ちょうど固定したい部分にTNカプラーの取り付けボスがあったので、
0.25mmプラ板を貼ってから、その上にゴム系接着剤で固定しました。
私のこの編成は、先頭に出る車両にはTNカプラーは使用しないので、これで問題はありません。
もちろん、中間に入る先頭車には、ステップは貼りませんでした。
ゴム系接着剤が乾いてから、排障器とステップにも、ハンブロールの艶消し黒を塗りました。
そしてここでしばし中断・・・うーん、素晴らしい・・・
すっかり自己満足に浸り、長時間眺めてしまったのです。
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乗務員ステップとジャンパー栓ホースが、いい感じ.。よく見ないと見過ごされそうですけど。
あ・・・ディスクの銀が剥げかけてますね・・・
*無線アンテナの配線
7000系の登場時はまだ無線アンテナはなく、後で改造で付けられたため、
実車の屋根上にはアンテナ用の配線がありました。
当時の実車写真で確認すると・・・
アンテナ台座の真横から助手席側に延びてから直角に曲がり、
前面のステンレス部分で車内に入っていました。
GMのキットには屋根に一体モールドされていますが、
先頭車と中間車で屋根を共用している鉄コレでは、省略されてしまっています。
これは結構目立つもので、上から眺める機会の多い模型では尚更なので、
自作することにしました。
材料は、ジャンパー栓ホースと同じ、0.3mm径の銅線です。
銀河モデルの割りピンで挟み、ピンバイスで明けた屋根の穴(3箇所)に通して、
裏側から瞬間接着剤で固定しました。
配線の形状も割りピンが屋根に刺さる位置も目分量なので、
4両の先頭車で微妙に違います。
尚、車内に入る部分は穴を開けて差し込んでいるだけにして、
屋根の取り外しに支障ないように考慮しておきました。
また、この配線、アンテナ台座には、接しているだけです。
銅線のままでは非実感的なので、取り付け後塗装しました。
まずメタルプライマーを筆塗りして、それからハンブロールの明るい灰色を塗ってあります。
取り付け前に塗装しても工作時に剥がれてしまうので、敢えて取り付け後に塗装しましたが、
極細の面相筆と照明付きの拡大鏡を使って慎重に塗れば、
はみ出すことはほとんどなく、意外ときれいに塗れました。
さぁ・・・完成した状態を見ると・・・これが我ながら素晴らしい!
屋根上の配管って凝ると実感的になるんですね。。。
パンタの配線も、いろいろとやりたくなってしまいますが、
モールドを削って塗装をしなおすのは嫌なので、やめておきます。
尚、この加工は、中間に入る2輌も含め、先頭車の計4両に行いました。
なにぶん屋根上はよく目立ちますからね。
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左写真:銅線と割りピンで無線アンテナの配線を表現
右写真:塗装後。なんかいい感じです!(ピンボケ写真で失礼)
*ヘッドライトの透明パーツ自作と取り付け
「ちょうどよい大きさのパーツがない」と、前回書いたヘッドライトレンズは、
結局、アクリル光学繊維を加工して自作することにしました。
まず、前面ヘッドライトの中央にピンバイスで穴を開け、
レンズに相当する部分ぴったりの穴に仕上げておきます。
このときはいきなりピッタリの大きさを開けようとすると、ずれたときに修復がききません。
少し小さめの穴を開け、それを拡げながら仕上げるようにするとうめくできます。
そして、いよいよレンズの製作です。
光学繊維を加工するとは言っても、やることは実に単純です。
7000系のレンズ径より少し小さい、1.0mm径の光学繊維を用意し、
これを熱したハンダごてに近づけると・・・
熱で先端が溶け、やや径が大きくなりながら、凸レンズのように丸くなるのです。
これを先ほど開けた穴に差し込み、固定すれば、出来上がりです。
但しこれは一発勝負・・・なかなか期待する大きさや形になってくれないのが難点。
先頭に立つ2両にだけ加工したので、4個あればよいのですが、
大きすぎたり小さすぎたり、いびつになったりしてしまい、
なかなかぴったりのものができません。
念のため余裕をみて10個作ったのに、そこからかろうして4個、
使えるものがあったという状態でした。
自作したレンズパーツを固定する際には、ゴム系接着剤を用いました。
レンズパーツが前面窓ガラスのパーツを貫通しているので、
ゴム系接着剤なら、いざというときにはがせるので、
もし後でガラスを取り外したくなったときにも、対応できます。
瞬間接着剤ではそうはいきませんからね。
また、ゴム系接着剤の色(黄褐色)が光学繊維から透けて、
ライトが若干黄色っぽく見える、という効果も期待してみたのです。
出来上がってみると、これが期待通りでした。
実物はこんなに黄色くは見えないでしょうけど・・・
ちょっと黄色っぽいレンズに、なんとなくにんまりしてしまうのでした。
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左写真:ライトはゴム系接着剤で固定
右写真:ほんのり黄色っぽく見えるヘッドライトに注目。ジャンパー栓は目立ちませんね。。。
*中間に入る先頭車をアーノルト化
最後に・・・無線アンテナ配線以外はほとんど手をつけなかった「中間に入る先頭車」、
これをアーノルトカプラー化しました。
用いたのは、鉄コレ動力の余剰パーツです。
たまたまグレーのものしか残っていなかったのですが・・・
とりあえず早く8連化したかったので、今回はそのまま使用しました。
尚、7000系の台車は、なぜかプラモールドの品質があまりよくありません。
でこぼこしたり、痩せたりしています。
カプラーポケットを装着しても、どうもぐらぐらしてしまったので、
これもゴム系接着剤で固定しておきました。
これでやっと念願の、6M+2Mの8連による、東横線急行編成が誕生したのでした。
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中間に入る先頭車にはアーノルトカプラーを装備
*今度こそ完成・・・か!?
ついにというか、やっとというか、あっという間にというか・・・ここまで来ました。
鉄コレ7000系を入手してから1ヶ月弱・・・ここまで夢中になるとは思いませんでしたが、
あらためて・・・それだけ思い入れのある車両だということを自覚しました。
しかも、ちょっと手を加えるだけで、完成度が上がっていくということを体験し、
この鉄コレの設計の正確さも、感じられた次第です。
自分なりに見た目で納得できる、往年の東急7000系8連急行が完成したら、
もうたまりません。。。
編成にしてしばらく眺め、走らせながらしばらく眺め、手にとってしばらく眺め、
あっという間に時間は過ぎていきました。。。
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左が編成の先頭に立つ車両、右が中間に挟まる車両。これだけの差がつきました。
ちなみに右は、幌枠、カプラー、アンテナ配線以外は、鉄コレのオリジナルです。
その4:
いえいえ、もうちょっとだけいじります
*運行番号表示器
一応完成したつもりでいたのですが、前面に何か足らないなと感じていたら・・・
そうです、これがなかったんです。
'80年代の7000系の姿は、無線アンテナとともに、運行番号表示器がなくてはいけません。
そこで・・・早速GMストアに行き、7200系用のエッチング製カスタムパーツを買い求めました。
これには7000系にも使える運行番号表示器があるのですから。
しかし!・・・いざパーツをあてがってみると・・・
鉄コレ7000系の前面窓ガラスは、はめ込み部分がかなり凹んでいて、
運行番号表示器のパーツを糊しろ部分で固定すると、
相当に奥まった位置に付いてしまうことがわかりました。
パーツ自体もエッチング板なので、薄っぺら過ぎます。
これは使えません。。。
どうするか、しばらく悩みましたが、結局このパーツは使わないことにしました。
GMの東急1000系キットに付属していた運行番号シールを、1mm厚のプラ板に貼り、
プラ板を運行番号表示器の大きさに切り出します。
そしてこれを、窓の内側に密着させ、タミヤセメントで接着することにしたのです。
出来はまぁまぁ・・・もうちょっと「びしっ」と決めたかったんですが、仕方ありませんね。
カスタムパーツは・・・全くの無駄になったのでした・・・
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助手席窓に運行番号表示器が「はまりこんで」います
*ウェイト搭載
鉄コレ車両はそのままウェイトを搭載しなくとも、平坦な線路なら何の不具合もなく走行します。
しかし・・・やはり脱線しやすいのは事実だし、軽すぎて線路に載せにくいのも事実です。
そこで、既存製品のウェイトを流用することにしました。
使ったのは、TOMIXのコキ50000、250000、350000・・・いずれも旧製品です。
これらは床板がシースルーになっておらず、黒いウェイト付きなので、
このウェイトを拝借しようというのです。
そうすれば、コキの床板もシースルーで、格好良くなりますしね。
え?これじゃ、今度はコキが軽くなって、脱線しやすくなるんじゃないかって?
まぁ、そうかもしれませんが、もしそうなったら、コンテナの1個に、重りでも入れればいいでしょう。
というような安直な考えで、コキのウェイトを搭載したのでした。
Nゲージ化用のパーツ購入をケチったというのが、正直なところです。
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左写真:コキから拝借したウェイト
右写真:見づらいですが・・・床板の上にウェイトを貼っています
搭載に当たっては、7000系の床板に出ている2個の突起を切り取り、
そこにウェイトをゴム系接着剤で固定するだけです。
但し、シート表現のあるパーツは、このウェイトと干渉してしまいます。
そこで、思い切って取り外すことにしました。
室内灯を取り付けなければ車内は全く見えないので、気になりませんからね。
これで、走行もかなり安定したのです。
*床下と台車の再塗装
最後に、床下と台車を再塗装しました。
なぜなら・・・この台車は、せっかく色差しした部分がすぐに剥がれてしまうのです。
塗料が乗りにくい素材なんですね。
そこで一旦、デザインナイフの先で、塗装を全て落としました。
そしてあらためてプライマースプレーを吹き、その上から黒スプレーで塗装しました。
さらにブレーキディスクと三角形のパーツを銀と灰色で塗りなおしたのです。
このとき同時に、床下を不自然な灰色にしてしまった最初の4両も含め、
8両まとめて・・・床下も黒く塗装しておきました。
*これで、ほんとうに完成
実のところ、パンタを塗るとか、パンタの配管を作るとか、まだ、手を加えたいところはあるのです。
でも・・・これ以上やると、せっかく綺麗にできたところが壊れたり、色が剥げたり、
そんなことが起きそうな予感がしてきたのです。
100%を目指すより,80%で満足してしまう・・・それが私の性分でもあるし。
なので、短期間にかなりいじくりまわした東急7000系8連は、これで完成ということにします。
かつての東横線での勇姿を、かなり再現できたことには、充分満足しています。
みなさんも、少しの手間で劇的に変わるこの製品を、いじってみませんか?
(終わり)
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運行番号に注意。これでほんとに、完成です!