このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Road to 別海 序章


 
我々、チームBBJの夢。
2年前から追い続けてきた、長大ツーリングの目的地。





野付郡別海町
北海道の中でも東端の方に位置する、酪農と漁業の町だ。
面積は香川県程もあり、主幹産業の酪農は全国一の生産高を誇る。

私はそんな別海町のスケールの大きさに小学生の頃から惹かれてきた。
行きたいと願い続けていた。
別海高校の生徒たちの1年間を描いたドキュメント、「桜の花の咲く頃に」はその強い想いを後押しした。


行こう 別海へ

二人の意は一致した。





今回の足は勿論自転車。
強い思い入れのある別海だからこそ、苦労して行こうと考えたのだ。
それに、自動車のスピードでは見落としてしまいそうな発見があるかもという、期待もあった。

写真は私の愛車、フロンティア号
真面目に恥ずかしい名前を付けてしまった。
相棒、ちるどれんの愛車はHRO号という、意味ありげな名前である。






札幌から別海までは400km以上あり、長大なツーリングになる。
そのための装備を各自の自転車に付ける必要があった。
まずはキャリアー
これによって、多くの荷物を自転車に積むことができる。





いや、正確にはキャリアーに写真のようなサイドバッグを装着しなければ、荷物は運べないが。
この程度の装備は、チャリダーにとっては基本中の基本なのだが、これを揃えたのは出発の三日位前であった。

この他に、寝袋、エアーマット、ランタンなどのアウトドア用品を出発直前に慌てて買い揃えた。
レポート課題が多かったのだ…というのはただの言い訳でしかない…。





チームBBJのTシャツを作ろうという話があったが、結局間に合わず、代わりにステッカーを作った。
私がペイントブラシで適当に作った物で、やっつけ仕事感がプンプン漂う代物である。
上から2番目は案内標識をイメージ。
同じく3番目は走り屋をイメージしたのだが、中国の国旗っぽくなってしまった。
一番下のは何なんだかよく分からない。





出発前日。
ちるどれんを含め、友人達と飲む。
帰宅後、持ち物を用意し、サイドバッグとリュックサックに詰め込む。
そしてステッカーを自転車のフレームに貼り、防水を兼ねて上からテープを貼る。

慌しい出発前夜も終わり、私は床についた。
静かに闘志を燃やしながら。



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