このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Road to 別海 ⑦


別海のキャンプ場で1泊。
今日から別海で遊ぶぞ!!


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⑨ 別海の町





別海での最初の朝を迎えたチームBBJ。
暗闇の中、四苦八苦しながら初めてのテント設営をしたのだが、ダメダメである。
朝方、雨が降っており、それを凌げたのでまあ良かったのだが。

朝に昨日のジンギスカンの片付けがあったのだが、私は寝坊して参加できなかった。
申し訳ない気分である。
ちるどれんは手伝って、鹿肉の缶詰をいただいていた。





朝から別海の住宅地の中を迷走。
まあ、せっかく来たのだから市街地の中でも散歩しておきたい。

北海道にありがちな、碁盤の目状の街かと思いきや、案外入り組んでいる。
のんびりと走っていたら、案の定迷子になってしまった。

のわ〜、ここはどこだ!?






住宅地から、森の中の遊歩道に紛れ込み、それを抜けると町役場の目の前に出た。
綺麗で立派な町役場だ。
さすが、グレードが高い。

ちなみに目の前の道は、昨日ひたすら直線を漕いだ、国道243号線である。





国道を通って、中心街にあるバスターミナルへ向かう。
帰りのバスを予約するためだ。

別海町交流館ぷらと」はバスターミナルの他、商工会や携帯電話センターなどが入っており、町民の交流の場となっているようであった。
そこで明日の夜の札幌行きの夜行バス、そしてこれから食べに行くある料理の予約を済ませる。
どうやらその料理、出来上がりまで40分程かかるという。
店は中心街から南へ2km程の場所。
楽しみだ。





11時23分
我々を別海へと誘ったドキュメントの舞台、別海高等学校に立ち寄る。
ここは外すわけにはいくまい。
ドキュメントで見たままの綺麗な校舎にちょっと感動。

この日、8月21日は既に夏休みは終わっていたらしい。
あまり長居すると、不審者と思われるので、早々に立ち去る。







11時50分、目的の店、ロマンに到着。
ここで別海の名物料理が食べられる。

予約した時間にはまだ早いが、入店。



ちょっと待って出てきた、これが

ポークチャップ(700g)也!!!!

2000円と、少々お値段は張るがボリュームがあって旨い!!
ケチャップソースと豚肉が良く合う!!
サービスの牛乳とあわせて、大満足でした。




⑩ 尾岱沼を目指せ

今夜の宿は別海のオホーツク海側、野付半島を望む尾岱沼にあるバンガロー。
偶然にも、私とちるどれんの担当の教官が、数日前にご家族と共に宿泊していたキャンプ場である。
教官が別海を堪能している頃、我々はレポートの〆切に追われ、大学の研究室でパソコンにかじりついていた。

教官からの「別海で会えたらいいですね」というメールにも、
残念ながら、まだレポートが終わりそうもありません」と返すしかなかったあの日から一週間。

教官がいたはずの尾岱沼を目指す。





ロマンから再び北上し、別海の中心街へ。
そこから沿岸部に出るべく、道道364号本別海別海線に入る。
やたら別海を連呼している路線名だが、その名のとおり、沿岸部の本別海集落と別海中心街を結ぶ道道だ。
西別川に沿っているからか、サーモンロードと名づけられている。

サーモンと言っても、道から川は望めず、専らモーモーロードである。





海岸に出る前に、町道に入ると…。

なんと丹頂鶴が!!!!

2006年度の調査では、国内に約1000羽の生息が確認されたという丹頂鶴。
1000羽のうちの2羽、すなわち国内の丹頂鶴の500分の1が我々の目の前にいるわけで!!!!

大した数字なのかは分からないが、感動した。







牧草地の中の町道をのんびりと行く。

交通量は皆無。
なんとも気持ち良いではないか!!

風を切って走る我々の横を、また別の丹頂鶴が優雅に飛んでいった。






こんな砂利道にも入ってみる。
結局この道は行き止まりだったのだが、こんな寄り道を出来るほど、今日は余裕のある行程だ。

土砂降りだった十勝路の苦労など吹き飛ぶ程だ。
これでもう少し空が青ければ…。






いや〜、いいなぁ〜。
ほら、牛さんも笑っているよ。

気の抜けた文章が続いているが、実際この時は骨抜き状態であった。

のんびりと町道を走り、床丹の辺りで海岸部に出た。





オホーツク海に沿って、国道242号線を北上する。
国後島を望むこの道はホッポーロードという愛称が与えられている。
いやぁ、ハイセンス。

何度もアップダウンを繰り返し、ようやく尾岱沼の集落が見えてくる。
今日は暗い道を走らずに済みそうだ。
♪順調順調。






…と思ったら…。

バキッという音と共に、サドルがポロリと外れた。
サドルを固定する金具が割れたのだ。
本来割れるものではないのだが、変な留め方をしたせいで、負担がかかっていたらしい。

そういえば、この自転車を買った夜、サドルがグラついたので、自分で強引に直したような…。
その時から1年間金具に負担がかかり続け、遂に逝ってしまったというわけだ。

自分で直せるものではないし、明日どこかで直してもらうしかないな。
サドルのない自転車を立ち漕ぎしながら、宿を目指す。





尾岱沼青少年旅行村は集落からは少し離れている。
弓状に伸びる海岸の先には尾岱沼の集落が見えている。

目の前の海は野付湾。
帆掛け舟を使った伝統的な北海しまえび漁で有名だ。
残念ながらしまえび漁はオフシーズン。







休憩したのち、歩いて集落へ行き、銭湯へ。
風呂で体を休め、再びバンガローに戻った。

いや〜、今日は計画通りにいったぞ。
サドル以外は。



次回!!!!
遂に最終回!!
別海最終日を堪能します!!

次回へ

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