このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

北海道大学構内除雪山登山


私が住む札幌は豪雪地帯で、積もりに積もった雪を路肩や空き地に寄せるため、除雪車が出動する。
彼らの働きにより、道路は走りやすくなり、その脇には巨大な山が出現する。
今回、私はこれをこう名付けることにした。

除雪山

雪山だと厳寒の大雪山系でも登ったんだと誤解されるからね。
そんな除雪山だが、北大構内にもごろごろと存在しているのだ。
そりゃもう佃煮にできるくらい………。

これは私に除雪積雪山に登るという、新たな趣味をくれた最初の、そして重要な体験の記録である。



1 北部食堂にて

闘い前、私は友人のちるどれん氏と学内の食堂で昼食を摂っていた。
そして、ここで言う『闘い』とは本来ムービーの撮影であった。
デジカメによるムービー撮影を趣味とする我々は、これから雪上撮影の下見をしに行こうとしていたのである。
昼食を食べ終え、雪が止むのを待っていた我々は、この後雪山に登ることなど夢にも思っていなかった。



2 それは突然現われた



ロケ地として良い雪原を探すために、我々は獣医学部に前の道を散策していた。
雪は深く、パウダースノーであるため、乗ったら簡単に埋まってしまいそうだ。
雪の回廊の中、幾つかの場所をチェックしながら我々は創生科学研究機構へ向かう道に入った。
こっちの方は人通りが少なく、ロケ地にむいていると考えたのだ。
深い雪の切りとおしをしばらく歩くと近代的な建物が見えてくる。
創生科学研究機構だ。



上の画像は別の日の夜に撮ったものであるが、非常に綺麗な建物で個人的には気に入っている。

この建物の裏は、一面の雪原となっており人目にもつかないため、前々から目をつけていた場所である。
そして、その場所には期待通りの雪原と新たな出会いが待っていたのだ!!





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