このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
道道273号線花畔札幌線制覇
ある朝起きて突然思ったこと。
自転車で遠出したいな。
雪のせいで自転車に乗れないことによる私のストレスは溜まりに溜まっていたようだ。
早速地図を開く。
とりあえずは札幌近辺が良い。
そんな私の目に飛び込んできたのはうねうねと伸びる一本の道道。
道道273号線花畔札幌線。
札幌駅から程近い市街地から、石狩市の中心街に向かって細々と伸びている。
距離は20キロ。
さあ、挑むぞ!!
1 北8条西1丁目
今回の旅路の出発点は北8条西1丁目の交差点だ。
私がよく利用するボウリング場の脇に位置しているが、普段はここが道道の起点だとは意識していなかった。
左の写真を横切るのが国道5号線。
道道273号線は奥に伸びる2車線道路である。
さて、出発だ。
しばらくは札幌市を碁盤目状に走る道路の一部として、道道の名に恥じないような道が続く。
2 北8条東5丁目
それもほんの500m程で終わる。
道道273号線は碁盤目から外れ、斜めに細々と伸びていく。
道幅は1車線半くらいしかないだろうか。
なんと一方通行である(チャリの私はこの流れに逆らっている)。
下町の商店街のような印象を受ける。
3 北10条東7丁目
300メートル程で一通区間は終わる。
写真を横切るのは道道3号線。
273号はこのまま真っ直ぐ林立するマンションの方へと進む。
4 旧市街地
相変わらず車道は狭いが、歩道はもっと狭い!!
人一人分しかスペースがなく、すれ違いなどしようものならどちらかが車道に下りざるを得ない。
当然チャリはかなり厳しい。
道自体は商業地区、住宅地、寺などが入り混じる歴史が古い市街地を抜けてゆく。
後日分かったことであるが、273号線は元々石狩街道として建設されたものらしい。
昔は多くの往来があり、賑わったろうが、その後札幌市が碁盤の目状に整備され、重要視されなくなったという。
5 北13条東
北13条にて、273号線は進路を変える。
左の写真、手前から斜めに入ってくる道が273号線であるが、道なりに奥に進むのではない。
右折するのだ。
そして右折すると右の写真のような道がある。
比較的大きな通りが伸びており、ようやく273号線も道道らしくなったと思うだろう。
ところがどっこい273号線はすぐに左折する。
右の写真で左に入っていくのが273号線だ。
そして左折すると………。
完全に住宅街の生活道路になっている。
歩道は完全に埋没しているが、交通量があまりないので問題ない。
6 環状通交差点
すぐに道道89号線札幌環状線と交差する。
ご覧の通り、273号線はこの先も細い住宅道路となっているので、環状線相手となっては信号待ちが長い。
7 難解な分岐
北18条東、273号線は再び進路を変える。
左の写真、273号線は右下から来て、ここを右折。
そしてすぐに左折、写真に写っている高層マンションの脇に入る。
右の写真は左折するポイントを写したものだが、非常に分かりにくい。
地図がなければ273号だと分かる者は地元でもおるまい。
8 閑静な住宅街
すぐにこの通りと交差する。
特に名はない通りなのだが、比較的大きな通りで、苗穂から丘珠方面へ伸びている。
この通り北上したところで、再び273号線とぶつかる。
というか、273号線のショートカット的な存在である。
273号線はやがて閑静な住宅街に入る。
もはや交通量は皆無に近く、歩行者がポツポツいるくらいだった。
カーブが多くスピードは出せないだろう。
9 道幅拡大
しばらく行くと273号線はある変化を迎える。
先程説明した名もない通りと合流し、広めの2車線道路へと成長するのだ。
まぁ、実質的には名もない通りに吸収されたようなものであるが…。
10 札幌新道
名もない通りと合流してすぐ、札幌新道と交差する。
地上を国道274号線が、そして高架の上を道央自動車が走っている札幌市の大動脈である。
でっかく成長した273号線だが、国道と比べられるとさすがに格下。
長ーい信号待ちを余儀なくされる。
この後、273号線は全く違う顔を私に見せることになる!!
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