このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Sound Schedule Project



CDアルバムの歌詞カードに載っていたある風景。
その撮影場所を探すため、いざ小樽へ!!


 
④ 銭函へ

当初、小樽への行き方として二つの選択肢があった。
①調査のための体力温存のため、札幌駅から電車で小樽へ。
②交通費節約のため、自転車で小樽へ。

結局、間をとって峠の手前、銭函までチャリを漕ぎ、そこから電車に乗ることに決めた。
それだけでも往復で600円程の節約。
素晴らしい。


今回の旅の出発点、北大の下を貫くエルムトンネルの西側出口である。
ここからひたすら北西へ、下手稲通りを行き、銭函駅を目指す。
気温は割と涼しく、絶好のチャリ日和である。
まだ二人で、拓北氏は都合により午後になったら合流する。


銭函の一歩手前の星置付近から見た手稲山。
6月だというのに、頂上付近には雪が残っている。
右手を流れるのは星置川、写っている人物は私だ。
この川の辺りが札幌市と小樽市の境界である。
銭函は峠よりは札幌側にあるが、小樽市である。


銭函に到着。
ここはちょっと寄り道した砂浜。
小樽方面を眺める。
険しい断崖が小樽市まで続いている。
函館本線は海岸のスレスレの所を通っており、国道と高速道路は登坂とトンネルで越えている。
銭函から小樽行きの普通列車に乗り込む。



 
⑤ 旭展望台

小樽駅から旭展望台へ向かう。
ここで中央バス一日乗り放題切符を買う。
これなら700円そこそこで小樽市内なら乗り放題だ。
これを利用し、小樽商業高校前まで乗る。


小樽商業高校と言えば、漫画「最終兵器彼女」の舞台となった高校である。
シュウジとちせの通学路、地獄坂をバスが唸りながら登ってゆく。

旭展望台への道は高校脇の道を入る。


旭展望台への道は緑のトンネルといった趣だ。
カエルの大合唱が響き、車も少なく、ちょっとした森林浴気分である。
いや…でもちょっとカエル煩すぎかな。


高圧電線の鉄塔発見!!
これ、写真に写っていた鉄塔群の一つに間違いないだろう。
となると旭展望台はハズレかもな…。
鉄塔が近すぎる。

程なくして旭展望台が見えてくる。


………!!!!
ちょっと待て…。
「最終兵器彼女」を読んだことのある人なら分かるはずだ。
この展望台。
シュウジとちせが初めてキスした場所だよね。
だよね?
旭展望台だったのかー。
歌詞カードの景色とは全然違ったけど、思わぬ収穫。


オマケ。
旭展望台の裏にある小林多喜二の歌碑。
小林多喜二好きは是非行こう。



 

昼食を摂るため、また拓北氏と合流するため、一旦小樽駅へ戻る。
そして次は天狗山だ。
鉄塔の位置からして、天狗山説がかなり濃厚になってきたのだ。

正面の山が天狗山。
あそこがクサくなってきたきた。



小樽駅にて拓北氏を待つ。
今後の予定としては、昼食を摂り、天狗山ロープウェー行きのバスを終点まで乗る。
ロープウェーは値段か高いので、天狗山は自分の足で登る予定だ。
しばらくすると拓北氏がやってきた。
駅前の「味の時計台」に入店、始まったばかりの冷やし中華を食す。
しばしまったりとした休息の時を過ごす。

この後は山登りが控えているのだ。
そして撮影地は見つかるのだろうか。





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