⑨ 漁の谷へ
金山覆道から尾根の頂上は目と鼻の先だった。覆道で休んだ勢いで下ってしまったため、写真はないが最高点に達したときの喜びも相当の物であった。そして下りへ…。

恵庭岳がその雄姿を現すのもちょうどこの頃だ。走行中撮影したものなので、見にくいが、カーブの奥に見えるのが恵庭岳だ。この山は支笏湖の北に聳える標高1,320mの火山で、頂上が尖がった独特な形をしている。ちなみに台風による倒木や落石で、現在は登山が禁止されている。
下って下って遂に谷が見えてきた。国道が漁川と直交する手前に、何やら東屋を要した公園のようなものが設けられていた。「親水公園」オオッ!!喉の渇ききった私にとって、まさに「渡りに舟」!!寄ってこ寄ってこ!!

12:25 親水公園
なななななんと!!この公園には東屋と砂利の駐車場しかなかった!!親水とは水を飲めるところがあるという訳ではなく、単に漁川で水遊びができるという後援だったのだ。なるほど、コンクリートや石で護岸されている。親子連れが楽しそうに水と戯れている。私も水を浴びて皮膚から水分を取り込もうと考えたが、河原に下る体力が惜しかったのでやめることにした。
ちなみに写真奥に写っているのは国道の橋。
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