① 蕨平

今回の県道の入口付近の高山村蕨平である。高山村は標高500m〜900m付近まで人が暮らしており、ここ蕨平も760mとかなり高地にある。県道入口はここから少し戻った所にある。何故わざわざ蕨平まで来たかというと、飲み物が買いたかったからだ。実は、ここまでの道のりが並大抵じゃない登坂の連続で飲み物を飲み干してしまったのである。その苦行を文章にすると「暑い」「坂きつい」「選挙カー煩い」の繰り返しになるので、ここでは割愛させていただく。
ちなみに今私が立っているこの道は主要地方道66号豊野南志賀公園線。ここから山田、五色、奥山田などの温泉郷を経て、志賀高原の熊の湯温泉へと抜ける。最高点は2000mにも迫る超山岳コースで、こんな所で既にへばっている私の手にはとても負えない。
飲み物を購入すると、踵を返し、県道入口へと向かう。
 
宮村湯田中線の入口は非常に分かりにくい。ちょうど豊野南志賀公園線が深い谷を低い所で渡ろうと、ヘアピンを描いている部分である。道は1車線の幅で林に吸い込まれており、パッと見、林道や作業道にしか見えない。

入口から県道らしからぬ道が伸びる宮村湯田中線。早くも嫌な予感が頭を過ぎる。まあ、小池峠は標高1000m、あと250m登ればよい。
ちなみに左のフェンスは水道の施設である。
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