このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

新川プロジェクト


札幌市は北区の新川河川敷。
我々は遊歩道の脇で不可解なものを見つけた。
それは今まで見たことも聞いたこともないジャンルの廃道遺構で……。


 
⑤ 謎の廃木道


遊歩道の傍らに、まるで打ち捨てられたようにヒッソリと存在している木道。
しかしその木道は、湿地帯や公園などでよく目にするものとは違い、
所々板が裂け、抜け落ち、さらには植物に侵食されているという朽ち果てた姿をさらけ出していた。

ところで私は自分の目で、或いは様々なサイトで数々の廃道を見てきたが、廃木道というのは初めてだ。


ちるどれんによると、この木道を巣食っているのはハマナスらしい。
そういえば、ここの近くの石狩市のカントリーサインもハマナスだ。
ハマナスがまさかこんな河原に咲いているとは思わなかった。


河口側の廃れぶりはなかなか凄まじい。
板はあらゆる所で抜け、雑草が顔を覗かせていた。

しかし、この廃木道を見ていると、考えさせられてしまう。
確かに廃モノ好きにとっては面白い物件だが、危ないのではないだろうか。
一応遊歩道では子供たちも遊ぶのだから、きちんと整備した方が良さそうな物だが・・・・・・。
頼みますよ、北区&手稲区役所!!!!



 
⑥ 堤の上


新川沿いには新川通り、遊歩道、そしてもう一本素敵な道がある。
それが上の写真の道である。
この道は新川通りと遊歩道の間、すなわち堤の上にある。
草生した砂利道であるが、遊歩道に飽きたら通ってみるのもいいかもしれない。


まだまだあるぞ、廃木道。
一段高いこの砂利道からは、木道の全景を眺めることができる。
こうして数えた限り、木道は4つあった(まだあるかもしれないが)。
見放された木道を横目に、砂利道を快走していく。


遊歩道は所々このような水門によって分断されているので、注意が必要だ。
まあ、パッションがある人は水門の裏の斜面を強引に越えてもよいが・・・・・・(実際に我々もやった)。

この遊歩道の完全整備は、これらの水門箇所の架橋で成し遂げられるのだろう。
水門迂回は面倒なので、橋が架かることを願うばかりだ。
頼みますよ、北区&手稲区役所!!!!

さて、お次はチームBBJおススメの休憩スポットをご紹介しよう。
なんかいつもよりもほのぼのとしている今回のレポ。



 
⑦ 前田森林公園


手稲市民のオアシス、前田森林公園である。
正面のオブジェは何なのかよく分からないが、とにかく巨大である。
左手に写っている建物は休憩所である。
自販機とトイレ、水道があり、コンビニがないこの地域においては、非常に便利な休憩所である。

この公園の中でも特に強くおススメしたいのが、カナールである。


これがカナールだっ!!!!
市内にありながら、北海道のスケールのでかさを感じさせる直線幅広運河。
両脇の並木の下のベンチには、市民が腰掛け、思い思いの時間を過ごしている。
そして風で波立つ水面にはカモたちが・・・・・・。

いやあ、本当に良い公園ですよ。
カナールしか紹介できなかったけど、新川を攻める際には是非!!

さて、癒しを得た二人はさらに下流へ!!



次回!!遂に二人は新川の河口へ!!
そして謎の橋出現!!!!


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