このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
じゃらん。 言わずと知れた旅行系情報誌である。 珍しくじゃらんを購入した天空開発はある記事に釘付けになった。 11月26日は良い風呂の日 道内26温泉日帰り入浴100円 アツイ!!!! 詳しくは次のとおりだ。 11月26日はじゃらん11月号に紹介されている道内の26温泉に限り、100円で入浴できる。 ただしこれは、じゃらん1冊の提示につき、1名に対するサービスである。 今回の企画はこのサービスを使い、一日にいくつの温泉を周れるか、というものである。 挑戦者はちるどれん、拓北氏、私天空開発の三人である。 というわけで、じゃらん11月号を三冊集めなければならなくなった。 しかし、それに気付いた決行の前々日、じゃらん11月号は既に店頭に並んでいなかった。 12月号が発売し、どこの本屋にも目当てのじゃらんはなかったのである。 じゃらん編集部でバイトしている友人に一冊譲ってもらったものの、あと一冊が手に入らずにいた。 色々な知り合いに尋ねたり、行きつけの飲食店を周ったりしたが、なかなか見つからない。 結局、寮の事務室に放置してあるのを見つけたのは、前日の深夜であった。 今回の旅のお供として、「北海道名水ガイド」である。 北海道の名水スポットを網羅した、素晴らしい本である。 最近は名水ブームで、この本も良く書店で目にする。 今回は、温泉と同じく湧き出ている水とも親しんでくるという提案だ。 さて、幾つの温泉に浸かれるのか。 そんな思いを巡らせながら、その夜は早々に床についた。 |
今回の足はレンタカーのパッソ。 小回りの効く、なかなか運転のしやすい車である。 今回のドライバーは私と拓北氏。 二人とも普段はハンドルを握らないペーパードライバーである。 ペーパーコンビの後ろに乗ったちるどれんは何を思うのか……。 初心者らしいぎこちないハンドル裁きで、カーブ多き国道を南下していった。 目指すは白老町!!!! 今回のナビゲーター君。 ドライブにおけるナビを趣味としている私だが、カーナビの物珍しさに負けて、利用しまくってしまった。 最初の目的地は白老町の虎杖浜親水公園。 倶多楽湖を水源を持つ湧水地で、水質は抜群に良いらしい。 近くには格安の温泉もあると言うことなので、じゃらんとは関係ないが、立ち寄ることにした。 私は雨男だが、今日は珍しく晴天だ。 また、ここ胆振地方は道内でも特に雪が少ない地域で、春のような陽気であった。 車の流れも良く、最高のドライブ日和である。 虎杖浜親水公園はもうすぐだ。 |
虎杖浜親水公園は国道から少しそれた所にある。 名水ブームのせいか、ボトルに水を汲んでいる老夫婦がいた。 水質の良さが全国でトップレベルということで有名な倶多楽湖を水源に持つと言うことで、かなり期待ができる。 早速ちるどれんが持参したペットボトルに水を流し入れる。 水温は9度程度しかなく、手が冷える。 しかし、飲んだら非常に旨かった。 足湯。 えっ?足水の間違いじゃないかって? 足湯だよ、水温9度だけど。 足湯中の天空開発、20歳。 足湯だと 言ひ張る我を 撮る友ら 拓北氏も負けてはいない。 おもむろに靴と靴下を脱いだかと思うと水渡り!!!! 拓北氏の水渡り ↑クリックすると動画が見れます↑ ちょっと温度が低い足湯を堪能した後、温かいお湯を求めてすぐ近くの格安温泉に向かいます。 |
親水公園から5分程走った所にあるアヨロ温泉。 観光用というより、地元住民に利用されているような鄙びた温泉施設だ。 雰囲気も良いが、何より魅力的なのがその値段。 なんと300円で入浴することができる。 じゃらんは使えないが、非常に安い。 こういう所で少しでも数を稼いでおこう。 本当にレトロで良い雰囲気である。 お湯も源泉100%で非常に良い。 拓北氏は持参のお弁当用醤油ボトルに温泉を汲んでいた。 |
これまたアヨロからすぐの所にあるホテルいずみ。 ここはじゃらん紹介の宿だったが、午後の2時までは完全無料であった。 写真を撮ることはできなかったが、ここの露天風呂からは太平洋を望むことができ、非常に良い景色だ。 また、アヨロから近いこともあり、泉質が全く同じであった。 何だか疲れてきたな……。 |
続いては登別の老舗中の老舗、石水亭。 道民ならば大概の人が知っているという有名旅館だ。 とても豪華な造りで、100円で入浴するとなると若干尻込みしてしまう。 もはや半袖になっている拓北氏。 確かに短時間に二つの温泉に入ると、非常に暑くなってくる。 車の窓が一気に曇ってしまうくらいである。 石水亭の豪華風呂!!!! 豪華…、そしてやたらと長い。 25mはありそうだ。 そして、ちるどれんが驚いていたのだが、もの凄く空調設備が整っている。 これだけ巨大な湯船を持っていながら、湯気が全く出ていないのだ。 とても長居したくなるような温泉であった。 |
登別温泉のさらに奥にある秘湯、カルルス温泉。 山静館は比較的新しい、こじんまりとした温泉である。 ここの露天風呂もまた小さいが、まるで箱庭のような風情ある風呂だった。 なかなか評価は高い。 うーん、立て続けに入ると、逆に体に悪いような気がしてきた……。 |
お次は壮瞥町のオサルの湯。 ここに至るのに、凍結したオロフレ峠を越え、体は冷や汗にまみれていた。 そんな体を浸す温泉はここの河原にある。 ここ、オサルの湯は無料の温泉である。 長流(オサル)川の河原にあることが、その変わった名の由来だ。 さて、温泉はどこに………。 あ!!!! |
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