このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
レンタカーのストリームに乗り込み、陸別を去る我々。 人口3,000人の町に、その倍以上の人々が集まるしばれフェスティバル。 祭は終わりに差し掛かり、陸別は再び静かな町に戻りつつある。 忘れそうになっていたが、昨夜凍らせようとしたバナナとたくあん。 ご覧のように凍っていなかった。 皮は黒く変色していたが、中身は白く、皆で美味しくいただいた。 陸別とはまた別の機会、源造が「豆腐の角に頭をぶつけて死ぬ」と言い、豆腐を凍らせようとしていたが、やはり凍結しなかった。 今年はやはり暖冬のようだ。 先日訪れた摩周湖も結氷していなかった。 最北の不凍湖と知られるのは支笏湖であるが、記録を更新…か? 帰り道、道の駅あしょろ銀河ホールで見かけたしばれフェスティバルのポスター。 氷点下だから、おもしろい。 正にしばれフェスティバルに相応しいキャッチフレーズだ。 しかし今年は0℃を越えた時もあった。 意外な気温の高さに戸惑ったし、確かにガッカリした。 ところが祭を終え、今思う。 氷点下じゃなくても、おもしろい。 13時40分 我々はある場所に到着した。 陸別と同じ十勝管内にある某所である。 しばれマニアには是非おススメしたい場所だ。 しばれフェスティバルと併せて訪れて欲しいスポットだ。 さて如何なるスポットなのか。 某所とは、鹿追町の山中にある然別湖である。 例のアツいスポットは結氷した然別湖の湖面上にある。 然別湖コタンと名づけられた村に、今入村。 雪原と化した湖上にイグルーが点在している。 イヌイットの集落といった趣だ。 標高が800mを越えていることもあり、気温は陸別を下回る−10℃である。 例のスポットが見えてきた。 一際大きなイグルーのようだ。 ん…嗅いだことのあるような匂い…。 しばれマニアにはたまらない素晴らしいスポットとは…。 氷上露天風呂。 然別湖において、毎年冬になると村と共に出現する風呂。 湖畔に湧く温泉がパイプを伝って、湖上にある浴槽に流れ込んでいる。 褐色の湯、硫黄の香り、源泉かけ流しの本格的な温泉だ。 見た目は思い切りイロモノ温泉だが。 外は寒いが、湯に浸かれば温かい。 極楽だ。 浴槽を飛び出し、氷上を飛び回るガッツ。 ここまで来ればもう立派なしばれマニアである。 ただし氷上に人がいる時は全裸で走り回るのはやめておこう。 ちなみにこの後、私は3回ここを訪れている。 ここまで来れば立派なしばれマニアだ。 …好きなものはしょうがない。 そんな温かい然別湖の氷上露天風呂だが、脱衣所は極寒である。 この日は気温が低いうえに吹雪いていたため、服まで凍りかけていた。 素早く服を着ないと湯冷めしてしまうので注意が必要だ。 この脱衣所まで楽しむ余裕が出てくれば、もはやしばれマスターである。 ちなみにこの露天風呂には浴槽が二つあり、壁で区切られている。 どちらが女性用云々というのは決められていないため、利用者が気を遣ってあげることが大事である。 |
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