このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

要するに釣り大会で検量のためライブウェルに入れて、
検量後リリースするのが違法になるかどうかです。
「オレはトーナメンターじゃないから関係ない!」と言う人もいるでしょう。
でも、もし50センチオーバーの魚が釣れたら、
誰かに写真撮ってもらいたいでしょ!近くに誰もいなかったら
とりあえずキープしておきたくなるのが人情ですよね。
一生に一度あるかないかの50センチオーバーの写真か!
罰金300万円か!究極の選択をしなければならないのです。
このへんの解釈を3月から6月の施行までに決めていくようです。
パブコメの話に戻りますが、もし指定されてしまったとしても
3月から6月に行われるこの折衝にパブコメの数がモノをいうのです。





さらに先の話になりますが、
コクチバスの指定が確定し、一応釣り禁止でもなく、リリース禁止でもなく
楽しく釣りができる状態になったとしましょう。
これが永久に続くと思っているとそうでもなかったりします。
有識者が国に対し、「この湖はキケンだ!駆除すべし!」
と言い出した場合、多額の血税を補助金として使い駆除にかかります。
ただし、地元の意向を聞いた上で、です。
裏磐梯は幸せなことに駆除反対でまとまっています。
地元行政も理解してくれています。
これはバスフィッシングを観光資源ととらえ
バスアングラーを迎え入れる環境を用意してくれているからです。
もし、バス釣りが衰退しバスフィッシングによる経済効果が無くなったら、
国の決定を受け入れざるを得なくなってしまいます。
我々一般のバスアングラーがやるべきことがここにあります。
とってもカンタン。今までどおり裏磐梯で釣りをすればいいのです。
そして、できれば裏磐梯のすばらしいフィッシングフィールドを
まだ釣りに来たことがない人たちに紹介してください。
「人が少なくなって、釣りやすくなっていいじゃん!」なんて言ってると
釣り場がなくなってしまいますよ!!



最後に、今は関係ないけど、いずれ必ずやってくる問題です。
2ストエンジン規制!
某バスボートショップの菱○氏が訴えておりました。
「環境に配慮すればやむを得ない規制だ。
しかし、2008年施行には諸々の状況を考慮すると遵守しがたい。
同馬力の4ストエンジンに乗せかえるには、数百万の費用が必要。
物理的に乗せ替えが不可能な船やキケンな船になってしまうこともある。
県が示した騒音や水質汚染のデータは信用しがたいもので、
県の担当者はエンジンの知識がなく、逆に質問される始末。
こんな不条理な条例に納得することはできない!」



ということで、琵琶湖はいろいろな問題を抱えております。
他人事ではありません。





既に野外に存在することで飼養等又は譲渡し等に係らない特定外来生物を捕獲又は
採取した直後に放つ等の行為は本法第9 条の対象とはならない

となっています。さらに

第九条 飼養等、輸入又は譲渡し等に係る特定外来生物は、当該特定外来生物に係る
特定飼養等施設の外で放ち、植え、又はまいてはならない。

次に今後予想される展開ですが、
パブリックコメントの集計完了後、3月の閣議で
正式にオオクチバス、コクチバスの指定するか否かが確定します。
指定されてしまった場合、6月の施行までに詳細が詰められていきます。
現在までのところ、釣り禁止やリリース禁止にはならないとされていますが、
気になるのが、同水域内での移動が第九条に抵触するか否かです。
各団体、業者、釣り人が一番気にしていることです。

環境省意見募集要項

http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=5680

まず、パブリックコメントについては、前述のとおりです。
で、書くべきかどうか悩んだのですが、書いちゃいます。
実は、この問題の関係者はある意味で2分しています。
つまり、徹底抗戦派とソフトランディング派です。
徹底抗戦派はズバリ、3月の閣議決定時にラージマウスの指定を取り下げさせる!
ソフトランディング派は、指定させて大臣の面子を立たせておいて、
その後の施行要領作成時に有利な条件で、
バスフィッシングを生き残らせる、負けるが勝ち作戦を考えています。
どちらにしろパブリックコメントの数がモノをいいます。
で、ここで考えておきたいのが、今回のパブコメは
「オオクチバス」と「コクチバス」に対する指定の是非を問うわけで、
バスフィッシングの是非を問うわけではありません。
目標10万通!!と言っておりますが、もし10万通寄せられたとして、
コクチバス指定反対が何通あるでしょう?
環境省側から見れば、オオクチバスとコクチバスはまったく別の魚です。
あまりにコクチバスに対するパブコメが少ない場合は、
どちらの戦法の土俵にも上がれない危機感を感じます。
現在、桧原も野尻も完全にオフシーズンに入っています。
パブコメの受付期間は3月2日まで。
スモールマウスファンにパブコメを呼びかけるのは、難しい状況ですが、
一枚でも多く提出を呼びかけてください。

特定外来生物問題琵琶湖専門家
小グループ拡大会合

さて、2月2日(水)に琵琶湖畔にて行われた情報交換会に
出席してまいりました。
当初は服○宏○さんの呼びかけで、身内だけのブッチャケ会合のはずでしたが
各分野の大御所やバス関連メディアが集まり、約80人の会合になってしまいました。
実はわたくし、服○氏より桧原湖の状況や今後の方向性を報告してくれ
と依頼されており、大雪の中、新幹線で会場入りしたのですが
集まった面子が面子(お名前は控えさせていただきますが)でしたので、
かなり浮いた存在になってました。ましてやここは琵琶湖。
一応、言うべきことは言ったのですが、
話題はやはりラージマウス、琵琶湖のリリース禁止、2ストエンジン規制条例
といった感じでした。
オフレコの話もかなりあり、ここでは今後、桧原湖 スモールマウスに
関係しそうな話だけご報告いたします。

特定外来生物被害防止法について

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