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2007年
繊月祭
(07.05.29)
5月もまだ下旬だというのに、なんと徹底的に晴れてしまったのだろうか。そのような2007年5月27日の朝であった。

今日は人吉市の 繊月酒造株式会社 で毎年恒例の“繊月祭”の開催日。

昨年は開催日時を勘違いしてしまう(その前年行ったにもかかわらず、秋口の開催と勘違いしていたのだった・・・)大失態を犯してしまったのだ。

そんな状況であって、思わず昨晩は緊張してしまい、あまり眠れない。ふと、目が覚めてしまって、時計を見ると午前3時半。そこからなかなか寝付けなかったじゃないか・・・。

結局、そこから布団の上でゴロゴロ・・・とのたうち回るもなかなか眠れず、結局寝坊してしまったし(爆)。

さて、朝食を摂って人吉に出発である。
この4月に我が家の主力となったフォレスターにガソリンを食べさせ、順調に小林〜えびのへと向かった。

途中、えびの市に入ったところで重大な事実に気が付く。記録には無くてはならない撮影機材一式を忘れたのである。一瞬取りに帰ろうとも思ったのであるが、さすがに往復に要する事になる時間のロスは大きい。
ポケットに入っている携帯電話の電池残量には自信がなかったが、もうこうなったら、「ピカチュー!君に決めた!!」の心境である。

1枚でも多くの画像を撮影したかったので、車を停めて、携帯の電源をOFFにする。
人吉のループ橋をぐるぐる・・・と下り、人吉市にはちょうど昼頃の到着となった。

運良く、会場正面の仮設駐車場に車を停める事ができ、家族3人でてくてくてく・・・と道路を横断する。

ここで、自転車をおす“とある”人物と目があった。短パンにTシャツのスポーツマンである。なんと、“焼酎ブロガー”の nobuさん であった。この日は宮崎では日中35度を超すなど、真夏を思わせる天候。軽快な服装で、しかも自転車をおしながら軽快に人並みを抜けていく様子に、ぴったしかんかんなチョイスだよな・・・と正直思いました。

さて、人の波がうねっている会場へと入っていくわけだが、蔵の正門を抜けたところで、どこかで拝見した事のある方がカメラに囲まれていました。それがこの画像の方。

繊月酒造のCMイメージキャラクターでもある
大和田伸也さんであった。恥ずかしながら、宮崎に住んでいると熊本の焼酎のCMを見る機会というのはそうそう無いのであるが、嬉しい事に、このイベントの一角には当時のCMが絵コンテ風に紹介されたコーナーがあって、どのような内容であったのか想像を巡らす事が出来るのだ。

大和田さんはこの後も、どこそこで記念撮影に捕まり、そのたびに蔵のスタッフの方がカメラのシャッターを押されていた。そのような中にあの“ 堤純子さま ”もいらっしゃって、思わず大和田さんとの記念撮影をお願いしてしまったのだった。

純子さまも非常に忙しそうで、強い日差しに顔を真っ赤にされていた。我が長男に、恐れ多くも話しかけて頂いたのであるが、長男は父ちゃんと一緒で緊張してしまう。・・・お忙しいところ大変失礼いたしました。
酒類を供するスタンド。

焼酎と酎ハイのコーナーがあって、どちらを選択するかと言う事については、男女の隔たりはなかったようだ。

私はと言えば、“
舞 繊月”のロックを笑顔で渡されました。
この繊月祭は、 焼酎盆地SASANABA師のお言葉を拝借すれば、地域への『謝恩と協調』な意味合いが強い。人吉市内の初夏風物詩とも言えるイベントに成長していること、毎年たくさんの人が同工場を訪れる事でもおわかり頂けると思う。加えて、このイベントで得た収益はしかるべき所に全額寄付される事となる。
400円の鮎の塩焼きと共に、炭火に温められていた“たかんぽ焼酎”。宮崎で言うところの、竹で燗を付けた“かっぽ酒”なのであるが、これが旨そうでたまらなかった。私はと言えば、なかなかカミさんのOKが出ずにいっつも断念。

来年こそは、鮎の香りを楽しみながら、焼酎に溶け込んだ竹の清々しさを味わってやるのだ。
当日、私が購入したモノです。

左上から、“猪汁”、“焼き鳥3本”、“焼きそば”、“おにぎり”。

これでしめて400円也。

これらそれぞれがカバ安ながら、“繊月”に抜群の相性を見せるわけです。
カミさんの攻撃をかわしつつ、これだけはしっかり飲んで参りました。40年モノの古酒。

おそらくは、このイベント用に、同社が貯蔵している原酒の中でも一番のモノが選ばれているのでしょう。
樫樽のものは「香りが高く、甘みが深い」、そして“大古酒”と位置づけられる酒は、樫樽よりももっともっと深淵の旨味でもって舌に訴えかけてくるのですね。

いやはや、参りました。



・・・というわけでして、今年の“繊月祭”のフィナーレを迎えたわけですが、たくさんの人の笑顔があふれる会場というのは、やはり、蔵の“地元力”のなせるワザなのでしょう。短い時間だったのですが、非常に楽しかったです。



帰り道・・・。カミさんがハンドルを握る車内。どのような状況に私が置かれていたかってことはご想像にお任せいたします(自爆)。


・・・で、ここで、最大級の失態に気が付いたのです。

“純子さま”の御近影を撮影し損ねた・・・。
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