このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

梅酒をつけたよ
'07
(07.06.09)
八百屋やスーパーの店頭に青梅が並ぶ季節になりましたね。とっくに梅雨入りしたというのになかなか雨が降らない宮崎県。例年であれば都城盆地ではとっくに田植えなど終わっているはずなのだが、「田んぼに水が来ない・・・。」という話が聞かれたりと今年はどうもしっくり来ない。その様な状況だから、店頭のころころ青い球体に初夏の季節感って言うモノを求めてしまう私なのでした。

前回梅酒を漬けたのは 4年前 。梅の実は渡邊専務にご協力頂きつつ、黒糖&蜂蜜にヤマフル35度惜しげもなく投入・・・ってな超豪華バージョンであった。漬けて3年を超えると非常に味も円くなってコクが出てくるのである。手前味噌で申し訳ないが、濃い味のこいつが思ったよりもうまくてですね、ちびりちびり・・・飲んでおりましたが、気が付けば半分近く無くなっておったのでした。

で、そんなこんなで6月第1週のウィークエンド。

ひょんな事から梅の実をもらってしまったのでした。しかも、梅酒を漬けるのにちょうど良い量ですよ。帰宅後計量してみると、2kg也。だが、あまりに急な梅酒ゲットであったために、粕取り焼酎の手配がつかなかった。

う〜む・・・。

ちょっくら北部九州まで・・・などと一瞬考えたが、頭の中で「費用対効果」という文字が浮かんだ。自分で漬ける梅酒って言うのは色々な意味で“プライスレス”であるから、ホワイトリカーで漬ける事だけはどうしても避けたいところ。

というわけでして、急遽思い立ちまして・・・
残波(30度)  (有)比嘉酒造   1升

・ザラ目 2kg

これに梅の実2kgである。


残波は通称「ざんくろ」と呼ばれる黒字を基調としたラベル。軽快ながらも、まろやかな飲み口が特徴の泡盛である。

ザラ目は家の在庫を活用。・・・角砂糖の購入をケチっちゃった(自爆)。


梅、砂糖共に単純量で前回の倍であるから、こりゃ、かなりどっしりとした梅酒になりそうである。
瓶を熱湯消毒した後、梅の実の水洗に取りかかる。

本当はこの後、一晩、水に浸けておいて“あく抜き”をすべきであったのだろうが、忘れています。
暫し乾燥させてやれば、梅のみのヘタを除去する作業が待っております。

爪楊枝を何本も駄目にしつつ、くりくり・・と地道な作業が続く。うまい梅酒を飲むためには避けては通れない作業。

今回はこの時点で梅の実の選定を行ったのだが、きれいな様で結構傷んだ実もありました。

・・・ここで、数百gほど、梅酒の舞台からは降りていただくこととなりました。
ザラ目を入れて〜。


結構、実の隙間から粒が下に行っちゃうものですなぁ〜・・・。
とくとくとく・・・っと泡盛投入。


ん?酒の味見はしたのか・・・って?

当然ですよ(爆)。
で、今回はこれでミッションコンプリートとなりました。

こうしてみると、2kgのザラ目っていうのはヤリ過ぎちゃったかなぁ・・・。

このまま数ヶ月後に梅の実を取りだしてやるまではこのまま静置。

さて、今年の梅酒はどうなりますやら。
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