このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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(04.07.01)
製造:本坊酒造(株)
鹿児島工場 鹿児島県鹿児島市
支え手:宝納酒店(鹿児島市)
宝納酒会“呑貴宝手”のみなさん
先日の鹿児島行きの際、
あぷさん
にはすっかりお世話になってしまった。
鷹
で食べる料理はすごくうんまく、種類が豊富。それにあぷさんが合わせてくださった焼酎も最高であった。すぐにお腹がいっぱいになってしまい、お店を出るときにあぷさんが手に握らせてくれたのがその酒がこの“Be Kagoshima”なのである。
鹿児島市内にある宝納酒店。このお酒屋さんには行ったことがなかったりする。ま、それは置いておいて、同酒店が主宰する“宝納酒会”のメンバーが自らの手で仕込みに使う稲(米)の田植え、甘藷の芋づるさし、収穫、そして焼酎を造る工程までを体験することで産まれた焼酎だそうだ。
生産県、しかも農業と近い職場にいるおかげでその農作業の楽しいところ、きついところを間接的に知ってはいるけれども、自分が「うまい〜!!。」と飲んでいる焼酎がどのようにして造られているのかだけでなく、生産される地域とのつながりの様な物まで知っておられる方は少ないと思う。先ほど「間接的に・・・」と書いたが、私も体験したわけではない。知らないことと同じ。知っている振りをしているだけなのかも知れない。宝納酒店さんは酒会“宝納酒会”の会員を対象に、実際の作業を体験してもらおう(作り手と飲み手を結ぶため)と2002年に“焼酎プロジェクトX”という実験を始めたのだった。そしてこのプロジェクトに参加した方々には“呑貴宝手(ドンキホーテ)”という称号が与えられる。
そして、この酒が産まれたのだが、銘柄の名には郷土“鹿児島”が、いつまでも鹿児島らしくあるようという願いが込められているらしい。ちなみにこれは2003年バージョン。2002年との違いはラベル左下部にシリアルナンバーが入っていること。いただいた瓶には“039”と判が押されてあった。各年のバージョンの確認はラベルで行うことができます。どこかというと、ラベルの“呑貴宝手(=ドンキホーテ)”が馬に背負わせた甘藷と稲穂がいっぱい入った袋を見ちゃんなっせぇ。
味はといえば本坊酒造の焼酎らしく非常に甘くふくよかな焼酎。当然ですが香りも高い。生で飲んだりロックを試したりと色々とやってみたのですが、私はこれをお湯割りでいただいています。生を口に含んだときのブワっと来る甘さも好きですが、ふくよかさが増すこの飲み方が一番美味しいようです。あぷさん、ごちそうさまでした。
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