このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
寿海酒造協業組合 宮崎県串間市
(07.03.03)
この銘柄を紹介するのは厳密に言うと2回目。その正体は県南は串間市の
寿海酒造協業組合
の看板銘柄“
ひむか 寿
”であったりする。
つい先日。たまたま知人からこの焼酎の5合パックをありがたくも頂戴した訳であるが、せっかく頂いたものであるし、良い機会であるからレビュー行っちゃいます(爆)。
以前紹介したラベルから衣替えしたのは昨年のこと。この事については、別に持っている
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の方でも以前ちょこっと触れたことがあった。私が宮崎に住むようになってから、2度目のイメチェンとなったが、観察してみると、この銘柄の仕込みに使用する地元串間産の“ことぶきかんしょ”を全面的に押し出した感じになってて、県外出荷のラベルに準じた仕上げの様である。
この“ことぶきかんしょ”を仕込みに使用することで、“コガネセンガン”を使用した焼酎とは全く違った楽しさを提供してくれる“ひむか 寿”である。「ひと味違った原料芋」というこの焼酎の最大特徴は、県内外で競合する数多の芋焼酎との差別化という点に於いて非常に強力な武器である。これは、この焼酎を愛飲されている皆様のご存知の通り。
そのことは、大きな『
赤芋仕込み
』、そしてその横に小さく旧来の酒銘が配置されているデザインに十二分に現れている。
大きくイメージを変えた“
ひむか寿
”であるが、地元ではどんな評判なのかが気になった。そのことをこの焼酎を私にくれた方に聞いてみたのだが、普段から焼酎を飲む機会が無い・・・ということで、ラベル替えのことすら知らない・・・とのこと。仕方ないので、市内を回ってみたが、う〜むむむ・・・。店頭に見事に馴染んでいらっしゃるではないか。どこの酒屋の棚にも当然の顔をしていらっしゃって、普通の串間市の風景でした。
まぁ、飲み手は変わらないわけだし、当然と言えば当然。
今、このコンテンツをまとめながら、コップいっぱいのお湯割りを楽しんでいるわけだが、口に含んだ瞬間、“よく知っている”あの甘みとほろ苦さに安心してしまう。その様な時の頭の中のイメージは前回と変わらないホクホク金色の“ことぶきかんしょ”なのだなぁ・・・。
いつもよりもすっきりとしている気がするが、多分これは5合パックという容器の形から来る物なのだろう。
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