このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

刈干
わかむぎ
20
高千穂酒造(株) 宮崎県西臼杵郡高千穂町

(2007.01.06)
今年の正月は父方の実家のある長崎へと帰省した。

宮崎に住むようになって、長崎からは足が遠ざかっていた。当然ながら親戚とも長く顔を合わせていなかったし、まだ健在な祖母とも最後にあったのは何年前だろうか・・・。

「せっかくだからこの機会に・・・。」という父の提案に乗った。

寝室、そしてこれまたせからしい長男のこともあって、私達家族は長崎市内のビジネスホテルに予約を入れる。

宿泊したホテルは長崎駅から徒歩5分、ホテルの目の前を 長崎電気軌道 のチンチン電車が行き来するなど、観光には最高のロケーション。ただ、コンビニが近くに見あたらず、ちょっとした買い出しには苦労しそうだった。

何とか宿泊2日目にホテルの裏側にて小さなローソンを発見する。「長崎の銘柄のカップ酒でも・・・。」と棚を探すが、灘や福岡の大手メーカーの酒しか並んでいない。芋焼酎は 黒霧島 (ただし25度ver.)と桜島の黒麹・・・。その別の段に、この高千穂の麦焼酎が陳列されていたのだった。

さて、ラベルにうたわれている『九州阿蘇山麓 白川水源の天然水・・・』という文言についてなのであるが、蔵のある高千穂町からは国道325号線を使用すれば、一気に高森峠へと抜けることができる。この高森峠からの南阿蘇の眺望がとても素晴らしく、旅行などの際にこの峠を下るのがとても楽しみなあたくし。トンネルの合間合間にちらりと見える緑色のパノラマに加えて、春には桜並木が美しい。ドライブにはこれ最高!!

で、この峠を下りきった高森町から白川水源のある南阿蘇村は目と鼻の先。地域の大動脈を立野方面へと少し行った先に、この水源への案内看板が立っている。

だらだらと文章を続けるのも何であるので、飲んだ感想を・・・。

topの画像ではレンズの被写体深度の関係で良い感じにボケているため分かりづらいと思うのだが、ラベルには川魚の焼き物と、海老のてんぷらが図案化されている。その脇には、この焼酎が入っているグラス。海山かまわず色々な食事に合いますよ・・・っていうことなのだろうか。一緒に買ってきたアタリメ等を食べながら、何も割らずに焼酎を口に含む。確かに、甘い香りにすらりとした口当たりのためか、飽きることもなく抵抗無く飲むことができる。

その後、良い感じに酔っぱらってしまい、翌朝、通りから聞こえてきた電車の警笛で目が覚めた。

そういえば、通っていた大学の近くにあったコンビニに、一時期この焼酎の1升パックが大陳列されたことがあったな。
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