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![]() | ![]() 柳田酒造(名) 宮崎県都城市 (2016.03.19) |
今年の冬は暖冬か・・・と思ったら、宮崎の平野部でも雪がチラホラ舞うような強烈な寒波が到来したり・・・とよく分からない気候でした。また、仕事で外回りをしている際、晩秋から初冬にかけて、大陸から越冬のために飛来するカモ類の姿を見かけると、畜産県の住民としては、高病原性鳥インフルエンザの発生に対する不安がよぎったりします。それも今年は無事にやり過ごすことができました。養鶏農家による必死の防疫作業が効果を上げたのだと思います。 割と平穏だったかな・・・と個人的にそう思うわけですが、気がつけば3月も下旬に入りましたか。宮崎ではヤマザクラの淡い桜色が山々を彩る様になりました。照葉樹の深い緑色をバックににじむように咲いている様子は「霞」のようです。・・・あ、「霞」な焼酎については、近く、別に紹介する機会を設けます。 そして、これからはソメイヨシノの蕾がふくらんできます。 柳田酒造 さんの甘藷焼酎の銘柄は蔵のある都城市の母智丘(もちお)公園の桜並木に因んでいるのですが、晴天の下、山が桜色に染まる満開の季節をイメージしたのがレギュラー品の“ 母智丘 千本桜 ”。柳田酒造さんでは、この銘柄の無濾過バージョンを蕾がふくらむ光景に見立て、2014年の晩秋に“蕾 千本桜”を発売しました。 “ 母智丘 千本桜 ”についてはこれまで白麹を使用していたそうです。2014年版の“蕾”も白麹で仕込まれたもの。飲み手としては美味しい焼酎を飲むことができれば良いわけですが、蔵元としては、とことん追究をされたかったのでしょう。かつての焼酎の造りに近づけるため、今年の作りより黒麹に替えたそうです。“蕾”はその出来足を判断するテストヘッド・・・という見方も出来るかも知れませんが、新酒の発売を機会に装いも大きくリニューアルしました。当初、ラベルは通常バージョンのまま。差別化のため、肩に小さく“蕾”と書かれた菱形のラベルが付いていたのですが、シンプルな図案ながらも、春が待ちこがれる光景が想像される美しいラベルが用意されたのでした。 以下、散々飲み散らかした感想です。 これまでの千本桜も飲み応えのある焼酎でしたが、この焼酎も直球で感じられる甘藷の甘みに思わず唸る。新酒ということで、開封時にブワッと香るガス臭やコップにを注いだ際の「濁り」にフレッシュ・・・というか荒々しさを覚えるのですが、腰を据えて味わいたくなるといった感じかな。お湯割りにすると美味いです。 今さらながら、ネタバレ・・・と言いますか今回の“オチ”。 昨年も“蕾”をちゃんと買って飲んだのです。だが、どこでどうなったのか、画像はあれど、飲んだ感想をどこにも残していない。SNSとかあっちこっち探すのだけれど、どうしても見つけることができませんでした。画像の撮影日から初愛直後に購入したのは間違いないのです。・・・・プライベートでいろいろあったから? ・・・いや、まったく記憶にない。まだ歳は取りすぎていないぞ・・・。 | |
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