このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
松の露酒造(名) 宮崎県日南市
(2012.02.23)
その焼酎の存在は知っていたけれど、なかなか買えないでいた焼酎シリーズ・・・。別に意図があったわけではなく、周囲に置いている酒店が無かったり、他に目的の銘柄があったり・・・と単純な理由で後回しになっていただけです。
日南市近辺では減圧蒸留の焼酎が良く飲まれますが、これは
松の露酒造さん
の銘柄。蔵元には申し訳ないのですが、松の露酒造さんの銘柄は常圧蒸留の“
松の露
”の露出が強すぎて、減圧のものは以前紹介したことのある南郷や市内油津の銘柄よりも存在感が薄いイメージを持っています。まぁ、私が現地の焼酎事情を良く存じ上げないだけで、さわやかな飲み口をストレートに現したこの“
すらり
”という銘柄は日南市民にとってはポピュラー存在なのかも知れない。
焼酎の味については後ほど触れますが、この形の瓶。10年くらい前はいくつかの銘柄で使われていたような気がします。松の露酒造さんの5合瓶は原料の如何に関わらずこの瓶でしたし、西都の銘柄もそうじゃなかったかな・・・。今は規格化って訳じゃないけれど、ある程度使用される瓶の形や種類というのが似通っており、並べて眺めて・・・という愉しむ余地が少なくなってきている気がするのだ。焼酎ブームの前後でラベルデザインが洗練されたことが瓶の選定にも影響している・・・てなこともあるのかも知れない。丸っこい瓶とか徳利とか、焼酎を入れる容器にまつわるあれこれ・・・。昔ならば、はるかな土地を連想させるアイテムとして、観光土産の王者に輝いたこともある焼酎。今は流通も発展したし、ボードや棚などに並べて飾る・・・という様な人は少ないでしょうね。まぁ、色々な変化があって今がある。
なんだか訳の分からないことを飲みながら考えておりました。その時の味覚の具合にもよるのかも知れませんが、飲みやすさに加えて、甘藷の風味もより穏やかに思えました。夏場ならばロックで飲みたいところですが、この時期はどうしてもお湯割りになります。飲み方もまずかったかな・・・。
さて、気になるのは蔵のHPの商品紹介にはこの銘柄を見つけることができんのですよ。たしか、“すらり”も今風のラベルに刷新されて販売されていたと思ったのですがね・・・。
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