このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

怒られそうになったときは、こうかわす!!
“焼酎は民俗学につながる!!”論に見出す悪あがき。
男というもの、“何かしら物をため込む”という収集癖は誰も持っているもんでして、私の場合も昔から“コーヒーの空き缶”や“競走馬のトレーディングカード”、“お菓子のおまけフィギュア”などなど・・・。で、ズラリと並べたりして一人悦に入っちゃったりするんですよね。こういった物はいわば“宝物”なのでありまして、わかるでしょう?ね?ね?

しかしながら本人以外の人間、特に配偶者にとっては“宝物”も単なる“
ゴミ”にしか見えないのである。見つかったが最後、「またこんな物買ってから!!」とか、「置き場所ないやろ!!」と女性特有の金切り声式臼砲で集中砲火を浴びる結果となるのだった。

焼酎を飲むようになって、やっぱり興味があるから「これ飲みたいなぁ・・・。」なんてチョコチョコと瓶を買い物かごに入れる。飲む気はあるのだが、牛歩ならぬ牛飲のため思ったように空き瓶は増えないのだ。とりあえずばれないように押入の中に押し込み、気が付けばダンボール箱とP箱の山。しかも、「飲まなきゃ!!飲まなきゃ!!」なんて危機感を感じているときほど、探していた銘柄やデットストック品を発見してしまうのだから始末が悪い。現時点では鈍く光る砲身におびえつつ、ちびちびと飲むしかないのだろうか。くぅ〜、量が飲める人間がうらやましい・・・。

しかしである!!そのようにしてビクビク、オドオドしているだけでは焼酎探求道は究められないのである。「また家が狭くなる!!」と迫り来る砲弾を「
エイヤッ!!」とかわすための策を練らなければならないのである。圧倒的火力でもって敵砲陣地を沈黙、もしくは(トリッキーに)砲口に石を詰め込む様な効果的な策。何か無いじゃろか・・・と無い知恵を絞った結果、こんなん出ました(爆)。

ここで出て来たのが「
焼酎は民俗学につながる!!」という考え方なのです!!極端なことを言っちゃえば『焼酎を買うこと、是則ち学問也!!』と言い切るのである。以前私は 『飲めばその地元の生活をほんの少しだけ体験した気持ちになる。たかが焼酎。されどその地域との小さな接点。』 なんてことを書いている。また加えて半ばライフワークと化してきている、かつて飲まれていた銘柄探査と 九州焼酎探検隊 で繰り広げた粕取り焼酎探査。こういった活動一つ一つが地域の歴史を掘り下げる事につながるのである。ある時代を経験した人しか知り得ない情報。こういった物を収集、まとめていく過程でその地域の焼酎の地位、生産地の違いで生じる原料などの特異性、飲酎もしくは生活への応用法などの記録の蓄積と外の世界への発信を行うことができるのである。

なぁんかこういったもっともらしいことを仰々しく並べてやって、「
ほらほら、私がやっていることは学問なんですよ。悪い事じゃないんだからぁ・・・。」などと締めくくるのである。で、「そうだったのね。」と奥様公認で焼酎購入体制を築くのがこの“もくろみ”の核心部分なのである。ぐへへへへ、参ったか(爆)。

でもでも私自身。当然ながら自信がありませんから、誰か代わりにやってみてくれんやろかい?それで成功したという報告を待って、実践してみたいと思います(爆)。
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(2003.12.06)

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