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2006/8/12きのくにシーサイドで行く白浜と紀州鉄道の旅前半
早朝、家を出るとどんよりとした雲が空を覆っていました。前日からの天気予報では降水確率50%。
絶望的な気持ちになりながら足取り重く駅に向かったのでした。
電車に乗りぼんやりと窓の外を眺めていたら、わずかに空が明るくなってきたような
気がしましたが、それも(降らなきゃいいや)程度の慰めにしかなりませんでした。
友人と待ち合わせしている、そして旅の出発点である天王寺駅に到着。
今回の青春18きっぷの旅は南に進路をとることになりました。
旅の候補地を探していた過程で見つけた『きのくにシーサイド』という列車の存在。
日が差し迫っていて半ば諦めの気持ちでみどりの窓口に行くとすんなりと切符が 取れ
しかも海側である偶数の席でかなりラッキーでした。 予定通り友人と合流。記念写真など撮りつつ出発を待ちます。
友人と合流した途端空がどんどん青くなっていくのにびっくり。
何度も友人に感謝しつつ、気分はどんどん高まってきました。
いよいよ出発時刻になり汽笛一声情緒満点に列車が動き出します。
しばらくは列車内のゆったりしたシートに座って談笑していましたが
やがて展望席に行こうということになり隣の車両へ。
展望席は日に照らされてキラキラ光っていました。しかし暑いの
なんのって。天気良くなりすぎ・・・と贅沢な悩み。
移りゆく景色を眺めつつ、展望席の開放感を味わっていると、和歌山駅
を過ぎた辺りで車内販売が始まりました。
ビールや駅弁、おつまみなどが展望席の端の小さなカウンターに 置かれて、浴衣姿の売り子さんが現れました。
早速買い求めるお客さん。そして私たちの横を冷たいビールを手にした 人が通り過ぎると
いてもたってもいられなくなりビールと柿の葉寿司 を購入。
朝っぱらからビールなんて初めての経験ですが、 実に美味しかったです(笑)この開放感がたまりません。
そして海が見えた時、車内から歓声があがりました。ああ、旅してる なあって胸が熱くなりました。
やがて、列車は終点白浜へ到着。
バスに乗り込み三段壁へ向かいます。途中白良浜という有名な 海水浴場を通り過ぎますが
あまりの人の多さに車内から「おおっ」 と歓声があがりました。
断崖絶壁から臨む海が絶景の三段壁に到着。
ここで昼食をとることにして食堂に入りました。
和歌山ラーメンを頼んだのですが最初正直そんなに味に期待して
なかったのですが(笑)これが結構イケました。店員さんも 愛想良かったですし。
ごめんなさい・・・・・m(__)m
後半に続きます。
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