このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

きのくにシーサイドで行く南紀白浜と紀州鉄道の旅後半
三段壁を後にして、次に千畳敷へと向かいます。歩いて行けるとのことだったので
腹ごなしに歩いて行きます。思ったよりすぐに到着しました。
ここがまた凄く景色の素晴らしい所で、なんでも夕陽の美しい場所らしいのですが
確かにここから眺める夕陽はさぞ綺麗だろうなと思い、日帰りの身を悔やみました。

そして少し駆け足気味に観光を終えて白浜駅へと戻ります。
もう一つのメインイベント、紀州鉄道に乗るためです。
日本で2番目に距離の短い鉄道。それがどうしたと言われれば それまでなんですが(笑)
起点の御坊駅に到着。すると、ホームのすみっこに小さくたたずむ 一両の列車が。
廃車が展示されてるのかと 思いきや、それが今回乗り込む立派な現役の紀州鉄道だったのです。
0番線に止まっている列車を見てあまりの古さに感動。

荷物を座席に置いて車両を撮影。ところがここでデジカメのメモリが いっぱいになるというハプニングが!
慌てて不要な画像を選んで消去しようとしていたら運転手さんが 降りてきて
「もう出ますよ」とやんわり注意されてしまいました(汗) 慌てて列車に乗り込むと
ガタン、と動き出し、ものすごく遅い スピードで進み始めました。
終点西御坊駅に8分ほどで到着。駅に降りてまたびっくり。
21世紀に昭和30年代の風景が見事に残っています。
私の一番お気に入りの写真です♪
駅の出入り口の片方がどうみても出入り口に見えないのですが、そこを出て
今は使われていない紀州鉄道の廃線跡をたどります。

雰囲気を頭と体に充分染み込ませた上で、駅に戻ります。
帰りも同じ列車で勿論同じ運転手さんです。まだ若そうなのに
髪が半分シルバーで少しちぢれ気味で肩の下辺りまで伸びていて
それが鉄道の制帽、制服に実に合っていません(笑)
そんなマッドサイエンティストな運転手さんは人当たりが柔らかく
のんびりした鉄道にとても合っている気がしました。
JR御坊駅に戻り、電車を乗り継ぎ和歌山まで戻ってきました。
そろそろ夕ご飯の時間ということで駅弁を買って車内で食べる ことにしました。
ところがここで思わぬ落とし穴が!
天王寺までの快速に乗り込んだのですがなんとロングシート だったのです!
しまったあああ!と思っても後の祭り。こういう時の魔法の言葉
「旅の恥はかき捨て」
を心の中で唱えつつ急いで駅弁をほおばったのでした。
おわり。
きのくにシーサイドで行く南紀白浜と紀州鉄道の旅前半

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