このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

←記念入場券
東北本線開業110年記念イベントin福島駅レポート

今年は、なんだか記念だったらしい。東北本線が開業して、何と110年。「地下鉄走って70年」とはケタが違うのであります。そんなわけで12月13・14日に行われたイベント、しっかりチェックしてきました。


(構成の都合上、ネタ別に記述します)

もくじ: 福島駅長杯電車でGO!大会 新型Maxに乗ったよ その他もろもろ


福島駅長杯電車でGO!大会

 ホントにやったんですよ、これ。しかし、見通しは甘かった。福島市街地で電車でGO!を置いているゲーセンはたった1店しかないのよ、それも200円。マニアじゃなきゃ手を出しにくいゲームなんだな、福島では。参加方法は最初は往復はがきでの抽選ということだったんだけど、そのうちみどりの窓口での受付→メディアシティBOM(駅ビルの大型店)で参加券プレゼント→当日参加OKとどんどんスケールダウン、往復はがきをわざわざ出した私の立場はどうーなってるの?


「電車で電車でGO!GO!GO!GO!」を歌うタイトー広報氏。この時聴衆は私一人だった。

 初日の土曜日、なんと参加者は50人ぐらいだったらしい。これにはタイトー社員も参ったらしい。自棄になって歌っていたイメージソング「電車で電車でGO!GO!GO!GO!」が頭にこびりついて離れない、麻薬な音楽だ。

←この人は本物のJR社員(福島駅西口で改札をしてる)。本職がコスプレしてどうするのお?

 私は予選を軽く突破(相手はお子様)、本選は3時からということで2時40分から地方自治法の講義がある私としては困った状況、でもそのままいた。なんだかんだと本線1回戦は得意な京浜東北線だったので非常ブレーキ君となりながらも0m停車に成功、2回戦に進んだ。1回勝つと、なんとタイトー公認の「グレート運転士認定証」を授与された。2回戦は山手線ブレーキの感覚がつかめなかったので、3mオーバーで敗退。残念!その後ダッシュで郡山行き電車に乗って地方自治法を受けに行った。

最終日、日曜日。参加者は150人くらいと昨日に比べ大幅に増加。でもコドモのいわゆる“記念受験”が多いのでレベル的にはほとんど変わらない、というか私のように昨日出場したメンツが今日もやってきている。
 前日の忘年会から徹夜状態だったので体調はいまいちよくないものの、やはり予選は楽々と突破してしまう。いったんシャワーを浴びに家に帰り本選にふたたびまみえる、しかし一番苦手な山陰本線になってしまったので1mオーバーでまたも敗退。くー、むづいわあ。だいたい山陰本線なんて一旦クリアしちゃうとやらないでしょう、普通。
 何と、今日はたびどうのホープ、河田氏も参戦し、予選を突破していたのだった。残念ながら私と同様に1回戦突破はならず、たびどうが上位独占という野望は崩れ去ってしまった。

日曜日の優勝者は土曜日の優勝者とイベント列車「110年記念号」のヘッドマーク争奪の決勝大会が行われ、ちょっとうらやましかったのでした。

しかしながら、小規模ということもあってかチャンスが複数回あったのが参加者としてはうれしいイベントだった。今後JR福島駅は今回の失敗に懲りてこのようなイベントは行わないとは思うけれども、数少ない参加者の中楽しいトークで盛り上げ役を果たしてくれたタイトーの方々にはありがとうございました。


新型Maxに乗る!(もうすでに営業は開始されとる・・)

←ボクも乗りたいよお〜(と、幼児の気持ちを代弁)

Maxは、マルチ・アメニティ・エクスプレスだったっけ?新幹線にあまり縁がない私にとっては旧型Maxもまだ乗ったことがない、遠い存在。でも以前 仙台新幹線運転所福島支所5周年記念イベント であさま型車両には乗ったことがあり、このイベントには興味津々。

驚くのがこの流線形スタイル。変な形。もっとおどろいたのが、自由席の3+3シート。こんなの新幹線じゃあない!リクライニングもしないんでしょ、狭いんでしょ、最悪やん。これなら715系のボックスシートの方が数段快適だぞ、などと思ったり。これを「なすの」の通勤用に使うなら分かるけどさあ、このシートで盛岡までは行きたくはない、と確信。「やっぱ旅は新幹線グリーンでしょう」というI垣氏のコトバにも信憑性が出てくる。

このイベントには欠かせないキャラクターといえば、ドキドキパンダ。今回もしっかり活躍していました。ただあさまのイベントのときとは違って動きにまだぎこちなさが合ったな、違う人なのか?どうして子供ってこんな着ぐるみに熱中するんだろう。


その他、雑記

 イベントはこれだけではなく、鉄道模型の展示、ステージでの演奏などのさまざまな催しが行われました。その中でグッズ販売があり、(ブレーキ)ハンドルケースが2個で1000円、買った人には運行表(運転席に飾る停車時間とか書いてあるマニア垂涎の品)がプレゼントされたらしい、買えばよかった!で、私はそれは知らずに国鉄の時刻表(1980年1月)を200円で。すごい、北海道になんか線路がいっぱい!さいわい川俣線はもうなかったけど、貴重な資料をゲットできて非常にハッピー。でも窓口(または旅行センター)で使われていたものらしかったので、蛍光ペンによる書き込みがところどころ(只見線と会津線)あるのが残念だったけど。

 

また、福島では“(デビュー以来)28年間ブレイク寸前”といわれている地元フュージョンバンド「弁慶と牛若丸」によるステージ、途中から気いたんだけど、熱くなってきました。やっぱり音楽はライブ。コピーあり、オリジナルあり。トーク専門の弁慶さんと歌専門の牛若丸さんによる軽快なステージが、観客席(含む私)を楽しませてくれました。最後にサインまでいただいて、とっても幸せ。みんなも「弁慶と牛若丸」を応援しよう!

 


しかし、この2日間のために入場券を4枚、640円!高かったのか、安かったのか?それはみなさんがこの文章を読んで判断してください。

でも、グレート運転士になれたし、ライヴを聞けたし、基本的に満足したと思う、2日間でした。

(Reported by Y.Igari)


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