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'98/2/11
今シーズン初の検定挑戦で気合いを入れて行きたいところだが、会社の引越 しと重なって、月曜から体調最悪(x_x)。月〜火と19:00(!)に就寝して、飯と 仕事以外は安静にしていたので、なんとか出発の水曜晩には快方へ。
しかしながら、まだ予断を許さない状況の為、風呂は控えて21:00に2級を受け るK君と大東出発。
'98/2/12
阪奈〜R24〜名阪〜R1〜R25〜R23〜県道〜R302〜R19と進む。平日なのでR19 もすいてはいるが、遅いトラック等に邪魔され、さしてペースは上がらない。 塩尻の7/11からK君に交替して、塩尻ICから長野道へ。豊田飯山ICで降りて木 島平に4:00台に到着。
8:00過ぎにゲレンデに。DaReMo割引券の引き替え先のホテル・サンフェリッ クスを探すが、なかなか見つからず。木島平高原ホテルとロッジ喜正の間にあ るのを発見して入るが、ブーツを脱いでフロントまで行かなければならずに結 構面倒。
フロントまで行くと、その割引券よりもここで売ってる¥500割引リフト引 き替え券の方が、どこでも食事できるから得だ(注:割引券だと食事は木島平に 限られる、しかしこのホテルの温泉割引がある)、とのこと。
確かにこっちの方が温泉に入らない(このホテルが汚かったので入る気には ならなかった)我々には得だと感じたので¥3,500でリフト引き替え券購入。牧 の入まで歩いてエントリー(というか牧の入でしかリフト券への引き替えが出 来ない)。
それにしてもこのホテル、こ汚くて、従業員の応対もおしなべて悪く、絶対 泊まらないぞ、と思った(^^;; まあなんか、木島平(牧の入)のホテル、って 「ホテル」の名前にふさわしくない実質旅館未満のところが多い気がする。ど こにも泊まったことないから偏見かもしれないけど。
日付 | 1998年2月12日(木) |
場所 | 木島平・高井富士スキー場 |
天気 | 曇り後、 雨 。最悪の天気 |
気温 | 暖かい |
積雪 | 1m数10cm |
ゲレンデ | 締まった雪〜雨でベタベタ |
リフト | 待ち無し |
リフト券 | ¥3,500(ホテルサンフェリックスのフロントで販売) |
道路 | R403から外れると積雪有り |
駐車場 | 無料 |
滑り始めるが、雪は最近降ってないせいか、硬くてやや滑りにくい。池の平 から高井富士に行くが、平日の割には人がいる。なんだか暖かくて天気が怪し いな、と思っていると、雨(;_;)。木島に戻ろうとするが、なんと戻るリフト が強風で停止(;_;)
早めの昼食にして、レストハウスでテレビを見ていると、どうも長野県全域 で雨のよう。半ば諦めて滑走再開、リフトが動き始めたところで木島へ。しか しながら雨だけでなく雷(!)が鳴り始めたので、トレーニングバーン下の休憩 所で、濡れたウェアを乾かしながら休憩。
待っていても仕方がないので、ウェアがある程度乾いたところで滑走再開。 雨に濡れながら1級検定バーンを滑る。ところがまたまた雷が鳴り始め、パイ オニアコースの方に稲妻が見えた直後に凄い音。停電はしなかったが、そのあ とみるみるうちにもの凄い濃霧となり、リフト乗車直後にはパイオニアコース が見渡せたにも関わらず、降りる頃には2つ前のリフトも見えなくなる(;_;)。
視界2〜3メートルの検定バーンをそろそろ横滑りとかプルークで降りて、約 束の時間の駐車場へ。しかしながら、濃霧のために駐車場の位置が分からずに、 斜面を降りすぎてしまい20メートルくらい歩いて登るはめに。この頃、大雨の 中、一部のリフトは落雷の為、停止していたよう。乗っていた人は気の毒とし か言いようが無い。
14:30に車に戻る。ズブ濡れのウェアで車に乗るわけにもいかず、雨の中、 傘をさしながら、車から着替えだけを取り出して、駐車場隣接のトイレで着替 える。濡れたウェアは袋に詰めてトランクへ。濡れたグローブや帽子を車の暖 房で乾かしながらK君を待つ。
しばらくしてからK君が来る。同じようにトイレで着替えるのを待ってから、 豊田飯山IC方向に走り、ICから県道を三水方面に走る。多少迷うが、R18に出 てからはスムーズに進み、信濃町ICそばから黒姫高原スキー場方向へ。変則5 差路を過ぎて、バスターミナルを妙高方面に右折して、民宿『松の樹荘』(税 込み¥6,500/泊)へ。以前より水回りが奇麗になっており、トイレも便座暖房 付洋式(水洗)になっている(1F)。
ウェア他を乾燥室に干して、冷えた体を食事とコタツと風呂で暖めて就寝。
'98/2/13
7:00から朝食。8:34のシャトルバスでゲレンデへ。スクールの受付が9:00か らなので、少々滑ってから、検定パック(¥7,500/2日)1級を申し込む。
日付 | 1998年2月13日(金) |
場所 | 黒姫高原スキー場 |
天気 | 晴れ |
気温 | 暖かめ |
積雪 | 1m以上 |
ゲレンデ | すいている。湿った雪だが朝はしっかり圧雪 |
リフト | ほぼ待ち0 |
リフト券 | 割引3日券(宿で販売)¥8,900(本来は¥9,900) |
道路 | ドライ |
駐車場 | - |
1級の班分けは単に人数を2つに分けただけで巧い下手は関係無し。自分は下 村さんという先生につく。ところが、もう一つの班の先生は、なんとSAJデモ の若月新一さん。う〜ん習いたかったな〜(^^;;; ちなみにフリー滑走時の滑 りはさすがに圧巻。
クワッド沿い下部の中斜面で、パラレル大回り・小回りをビデオ取りして見 る。皆、総じて、ストレッチングターンとしてはそれで良いが、早めのエッジ 切替えから、伸ばしで側圧を捉えていくベンディング系の動きを採り入れた滑 りをするように言われる。以後、レッスンはこの滑りの体得に重点を置いたも のに。具体的には、
のような感じ(あくまで私の理解の範囲^^;;)。プルークファーレンでの内反 動作のチェックや、緩斜面での、低姿勢ワイドスタンス、またはプルークでの 『ターン外方向への押し出し』、ワイドスタンス直滑降からのブーツ中心回旋 (非テール押し出し)の練習を行なう。また両ストックを斜面にひきずったまま のベンディングターン等で、ポジションチェックを行なう。
特にワイドスタンスから『ターン外方向への押し出し』を行なうと、谷回り からターンが切れながら、スキーが加速し、それでいて安定していることが体 感出来る。講習直後も、これが面白くて緩斜面で練習していたが、一度だけ腰 が外れて暴走。リフト脇の吹き溜りに顔から突っ込んで1回転以上前転。全身 打撲と、顔に擦り傷少々を負う(^^;;;
16:45のEOL(End Of Lift)まで滑って、民宿への下山コースで帰る。ナイター には行かずに、さっさと飯食って寝る。
'98/2/14
次の日はなんと雨。講習が無ければ温泉でも入りに行くところだが、仕方無 しにゲレンデへ。
日付 | 1998年2月14日(土) |
場所 | 黒姫高原スキー場 |
天気 | 雨(;_;)のち雪 |
気温 | 暖かめ |
積雪 | 1m以上 |
ゲレンデ | すいている(あたりまえ) |
リフト | ほぼ待ち0 |
リフト券 | 割引3日券(宿で販売)¥8,900 |
道路 | 濡れていて雪は無し |
駐車場 | - |
基本的には前日に習った『早めの捉えから伸ばし』中心のレッスン。小回り も同様に早めの捉えが強調される。姿勢を低くしてノーストックで下半身だけ の捻り回しでの小回り等を練習。
内足の同調を伴う捻りの弱さ。体の入れ換えが遅い点が指摘されるが、緩斜 面での動きはokなので、急斜面でも同様に動いて、回旋を大目にいれるように 言われる。チャールストンもやるが、誰も出来ない(^^;ので、大回りの内足ター ンを練習。また斜滑降から外足だけでなく内足も用いた捻りずらしを練習。と にかく内足を使えるように滑り込む練習が繰り返される。
そのあと、スケーティング(緩斜面を滑る、緩斜面を登る等^^;;;)の後、ス テッピング踏み蹴りの練習をする。やや浅めのターンだが、練習ではそんなも ので良いとのこと(本番ではマズいんか ^^;)。また踏み蹴った後にすぐにター ンに入り、またしっかりターンを仕上げてタメを作ってから、次のターンに入 れとのこと。まあ文章にすると当たり前なんだけど(^^;;;;
結局、1級検定種目のうち、総合滑降とパラレル規制は口頭での説明があっ ただけで、レッスン終了。雨で下着までズブ濡れになりながらも、なかなか有 意義な一日であった。
今回の先生(下村先生)は、生徒の欠点を見抜いた上で、それを直す練習を即 見つけて実践に移す辺り、さすがに並のインストラクターではなかった。そし てあまり生徒の悪いところばかり執拗に(^^指摘しないのが良かった。
宿で晩飯食った後、一人でナイターヘ行く。
日付 | 1998年2月14日(土) |
場所 | 妙高杉の原スキー場 |
天気 | 小雪 |
気温 | さすがに晩は寒い |
積雪 | 1m以上だと思う |
ゲレンデ | 意外と人は多い |
リフト | ほぼ待ち0 |
リフト券 | ナイター券¥1,500 |
道路 | ゲレンデへの道は融雪有り |
駐車場 | 無料 |
噂通りの緩いスキー場。ペアとシングル×2が稼働しているがどちらも、非 常にのろいので、滑走効率は悪い。ナイターは連絡不可のもう一つのサイド (国際?)も、ナイターをやっている筈だが、マップを見る限りはこちらも斜度 的には期待できない。
緩斜面で小回りを主体に練習する。しかし、ヘタクソな暴走スキーヤーがや たら多く、またその暴走を助ける(^^;ようなゲレンデなので危険。仕方ないの でリフト下でひたすらノーストックで小回りする。21:00で滑走終了。
宿の風呂は21:00までなので、『ランドマーク妙高高原』(¥1,200)で入浴。 とっても高い(;;)が、他に21:00以降やっている温泉は近辺では見つからなかっ た。まあ施設自体はとても良かったけど…
宿に帰ってワックスがけしてすぐ就寝。
'98/2/15
朝起きて、いつもにはない緊張の中ゲレンデへ。今の自分は小回りがまだ未 完成なので、取り敢えず大回りと総合滑降で70を出すことを目標に検定に望む ことにする。
日付 | 1998年2月15日(日) |
場所 | 黒姫高原スキー場 |
天気 | 雪、視界悪し |
気温 | ? |
積雪 | 1m以上 |
ゲレンデ | ファミリー多し |
リフト | 0〜3分。割と多い。 |
リフト券 | 割引3日券(宿で販売)¥8,900 |
道路 | 圧雪路 |
駐車場 | - |
検定を申し込もうとするが、うっかり2級の合格証を宿に置いて来てしまっ たことが判明。しかし窓口では『合格してから持って来てもらえれば構いませ ん』と言われ、受検手続きは完了。もっとも『まあその必要はないね』と心の 中で思いつつ集合場所へ。パック検定での受験者は17(たぶん)名。
パラレル小回り:第二リフト降りて向かって右端から、フラワーコースへの分岐(レルヒコー ス?)までの中〜急斜面で行なわれる。しかしながら荒れたアイスバーンの上に 新雪有りという難しいコンディションで、ゴール前でギャップに足を取られ、 あえなく転倒。早くもバッジは手の届かないところに遠のいてしまう。パラレル大回り:
小回りが終わったところから、緩斜面に入るところまで。ガスでゴールライ ンが見にくい。小回り同様の難しいコンディションなので、やや広めのスタン ス+両足荷重、早めの捉えを心がけて滑る。が、荒れたバーンに跳ねられまくっ て、最後は腰が外れ気味。ステッピングターン踏み蹴り:
大回りが終わったところからの第二リフト沿い緩斜面で行なう。こちらは比 較的滑りやすいコンディション。しかしガスの為に前走がゴールするのが全く 見えない。自分は、前走の直後に滑るが、ターン数を合わせるのは結構難しかっ た。しかしなんだかたまたま数が合った(^^;;ようで、巧く6回転でゴール。ちょっ とターンが浅めすぎたか??総合滑降:
再び第二リフトに乗って、パラレル大回りのスタート付近から。これまた前 走の滑りは、最初の大回りの後、ガスの中に消えて行く。その後の受検者も同 様。 仕方がないので、まずはスピードは抑えるつもりで(それでも嫌でもスピー ドが出るコンディションだったので)、やや横長のパラレルで出る。そして深 いガスの中、どこで小回りをいれるかを探る。と、検定バーンの中腹あたりで、 検定員のうちの一人が見ているのを発見! ここだー、と思い『小回りだよ〜 (^^)』と数ターン。そこから縦長のターンで緩斜面へ。ゴールラインまで少し 間があったが、ステッピングでミスするのは避けたかったので、そのまま中回 りでゴール。パラレル規制:
ゲレンデを降りてビデオを取ったバーンで行なう。なんだか良く分からなかっ たが、ボーダーの座り込みでラインを一度乱される。最後に小回りに入るのが 早すぎた。
10:30くらいに検定終了。講評では、ステッピングでの足場の悪さ、明確な ステッピング動作の不足、パラレル規制でのターン調整のまずさなどが指摘さ れる。終わってみるとあっと言う間だったが、考えようによっては¥2,500の 検定料で結構楽しめるものだと思った。発表は11:10と結構早い。少し滑る。
さて、11:20くらに結果を見に行くと、合格者は1名(オール70)だけ。自分の 点数は、
パラレル小回り | 68(転倒) |
パラレル大回り | 70 |
ステッピングターン | 70 |
総合滑降 | 70 |
パラレル規制 | 69 |
と、3点足りずの不合格。まあ転倒したので仕方ないか。でもステッピング で70が出たのは嬉しい(なんで良かったのか良く分からん、という話も…^^;)。 パラレル規制はボーダーに弧を乱されたのが、ターン調整力が無いと見なされ たのだと思う。
よくよく他の受検者の点数を見ると、ステッピングで70出したのは自分を含 めて、17名中3名だけだった。う〜ん、もう今シーズンは、ステッピングで70 は出せないかもしれない…(--;
総論としては、やはり1級ともなると、並の滑りでは合格できない(合格者は 確かに水準以上の滑りだった)こと。しかしながら大きなミスがなければ、今 の自分でも70が出せること(小回りは除く)。また、パラレル規制は易しいが、 それだけに小さなミスが即減点に結び付くこと、あたりかな?
K君は2級を受検したが、パラレル小回りで1点足りずに不合格。こちらは本 当に惜しかった。2級も20人足らずで2名合格と、決して甘くはなかったよう。 K君は検定員に個人的な講評も聞きに行ったらしい。自分も行ったら良かった…
14:00まで滑って宿へ。おばちゃんに『また来ます』と告げて帰路へ。
ガソリンが尽きかけていたので、信濃町IC過ぎてすぐのシェルで給油。また ¥104とボラレる(;_;)。しかしK君に「神戸よりは安いよ(^^」と言われ、まあ なんとか納得して、信濃町ICから高速へ。信州中野までは、ほぼ対面通行。
塩尻周辺で渋滞。駒ヶ岳SAで運転交替して、春日井ICを降りてR19沿いのファ ミレスで晩飯、勝川ICから東名阪〜名阪国道〜R24〜阪奈で、23:00に帰宅。
塩尻IC<->豊田飯山IC | ¥2,750 |
信濃町IC<->春日井IC | ¥6,550 |
勝川IC<->亀山IC | ¥2,050 |
ガソリン代 | ¥6,615 |
計 | ¥17,965/2 = 約¥9,000/人 |
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