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懲りずに1級検定受検
黒姫高原('98/3/6〜8)


目次:

'98/3/5

18:00過ぎに退社。阪奈を登ってJUSTICEでチューン済みの板(早め仕上げ(2 日間)で千円割増し+税の¥8,400)を受取り、生駒出入口でUターンし阪奈をま た降り(^^;;自宅に戻って出発の支度をする。20:00過ぎに会社に寄り、抜け道 師匠のMさんを拾って大東を出発。雨の中、R170を南下して藤井寺のMさんの実 家で荷物を積み込み、Mさんの運転でなにやら知らない道を使ってR25へ。

'98/3/6

大和郡山でR25とR24の交点から東に抜けて天理ICへ出る。名阪〜R1〜R25〜 R23〜県道66〜県道126〜R302〜R19で中津川まで(このルートは師匠も「悪くな い」との評価^^)。平日なので、このまま下道で行くか、あるいは体力温存で 中央道に乗るか悩むが、しかしながら「伊北〜須玉チェーン規制」の文字が電 光掲示晩にあったので、R19で塩尻まで行くことに。

途中から雨から雪になったようで、R19塩尻手前でコースアウトしたトラッ クが一台いたよう(自分は寝ていたので未確認)。MさんはR19で塩尻に入ってか ら広域農道アルプスグリーン道路を北上していた様子。松本ICから長野道へ。 順調に走って信濃町ICで降りる。いつもの『松の樹荘』(¥6,500/泊)前駐車場に5:30くらいに到着。

7:00過ぎに起きて宿へ向かい、着替えてシャトルバスで黒姫高原スキー場へ。 出発前に宿で、先週あたりから微調整中のブーツのカントを強め(シェルを外) にする。Mさんはボードとスキーを積んで妙高杉の原へ向かったよう。天気は なんと晴れている。

日付1998年3月6日(金)
場所黒姫高原スキー場
天気晴れのち曇り
気温午前中は暖かい。午後から冷えてくる。
積雪1m数10cmだが先週よりは減っている
ゲレンデ滑りやすい雪〜ベタ雪
リフト待ち無し
リフト券割引3日券(宿で販売)¥8,900
道路ドライ
駐車場-

例によって検定パック(¥7,500/2日)1級を申し込み、少し滑べる。雪質が良 く、またチューン仕立ての板は、さすがに切れて滑る。あと鏡で見る限り、静 的には今のカント角の方が素直に立てる(O脚を矯正出来ないことによる、形と してのX脚が出ない)ようだ。

以前の検定パックで顔見知りになった人(SCHILEHRER 1の人)とかと挨拶を交 わし、10:00に集合する。今週は小松さんという方が先生。

ビデオ撮影・解説(大回りは全員写ってなかった--;)の後、プルークから、 体重の前後の移動、左右の移動、それに荷重・角付け・回旋を加えていき、基 礎パラレルターンに仕上げて行く。

平行のスタンスで山回りから次のターンに入るときに、山足で立ち上がらず に、谷足から膝を返し、なるべく山足を曲げたままの状態で次のターンに入る (そうすることで切替え時の伸び上がりが無くなる)ように説明がある。またそ れを左右の傾のバランスを取るためにストックをひきずりながら(ここが重要) 行ない、最後は手の位置を前に出していく。

山足で立ち上がるな、というのは昨年のニセコいわないで習ったメソッドと は、ちょっと違うような気もする。

昼食は前山食堂で取る。ここは大抵すいており、一人でぼーっとするには良 い。カレーと紅茶(計¥1,000)をとる。

小回りを行なう。プルーク(あるいはワイドスタンス)で股関節を入れ換えて の小回り等いろいろやるが、この日はなんか良く分からなかった。体を止めて スキーを振り出すのではなく、体を左右に動かすように言われる。

講習終了後、最近調子を落し気味の大回りを練習する(プルークorワイドス タンスからの伸ばし舵取り)。最近、右ターンより左ターンが下手になるとい う逆転現象が生じているので矯正する。左ターンの始動で右足を引き気味にや や外向傾を強めにする。いい時の感じを思い出すように努力する。

16:45に滑走終了。雪不足の不安から民宿への滑走コースは使わず17:00のシャ トルバスで帰る。飯・風呂の後、このレポートを書く。23:00くらい?に就寝。 外は雪が降っている。

'98/3/7

日付1998年3月7日(土)
場所黒姫高原スキー場
天気
気温昨日よりは寒い
積雪1m数10cm。前日より+20cm
ゲレンデそこそこ混んでいる
リフト0〜3分程度
リフト券割引3日券(宿で販売)¥8,900
道路圧雪路
駐車場-

朝食後にシャトルバスでゲレンデへ。軽く滑ったあと講習。2ペアを滑って 小回り、大回りの練習。その後ステッピングターン踏み蹴りをやる。運動のリ ズムは良いと褒められる。

踏み蹴るほうの足にしっかり乗るために、踏み蹴りを繰り返しながら降りる 練習をする。踏み蹴るたびに、踏み蹴るサイドの肩が浮いてくるので気をつけ るように言われる。

踏み蹴った後の足を伸ばさない、上体を上に抜かない、次に乗る方のインエッ ジで早めに捉えるように、手をなるべく前に出すように等の指摘有り。しかし ながらステッピングターンは先々週あたりから調子が良く、先生の評価も概ね 良い。

また2ペアを上がり、さらに第6リフトで、なんとゲレンデ最上部の『チャレンジこめつがコース』へ。ここは深雪+コブ が1km続く急斜面で、今シーズン一度も滑ってなかったが、先生によると「女 性がいると行かないけど(このクラスには)いないから」と、皆、黒姫唯一のシ ングルリフトに乗り込む。先生がリフト乗り場にいたパトロールに「今日、 (コースのコンディション)やばい?」と聞いていたのが印象的。

先生がざくざくと降りたあとに降りて行く。前日降り積もった新雪+下はコ ブ+アイスバーンで苦しむが、なんとかかんとか縦目に降りる。コブで飛ばさ れたときには外スキーを伏せてリカバリーするように言われる。けど当然すぐには出来ない(^^;

また上体をかぶせてコブを吸収すると、脚が動かなくなるので、上体は立てたまま脚で吸収するように、その為には まず目線を変えないようにとのこと(長野五輪の里谷多絵を例に出しての説明 ^^)。

最後の方は怪我したくなかったので、ごまかしながら(^^;;降りる。このあ と再度、検定バーンで小回りするが、先生の言う通り、こめつがを滑った後の 検定バーンは、不整地と言ってもしれている、と感じられ、結構楽に滑れるよ うになった。

この時の小回りはokが出るが、ちょっと前傾過多でつんのめることがあるので注意するように、とのこと。またトップ の動きを見せることで、スキーが走っていることが分かるので、その点も意識 するように言われる。自分の場合は、一応トップは動いてきているとのこと。

検定バーンで総滑の練習をする。例によって大回り〜小回り〜浅回りの中回 りでまとめる。バーンに合った組み立てでokと言われる。

フラワーコースでパラレル規制の練習の後、先生が「まだ時間ありますけど 何やります?」と聞く。みんな黙っているので「小回り!」とリクエストし、小 回りの練習。

小回りでのトレインやワイドスタンスでの小回り、超低速ノーストック深回 りの小回りを練習する。右脚が強い分、体の(右への?)動きが少ない(脚力でカ バーしている)との指摘。またもう少し抜重の動きを少なくするように言われる。

また小人小回りから、少しずつ上体を高くしていく練習もする。小人の時はクロスオーバーの移動量が少なくて済むので、 その分回旋動作に集中することが出来るとの説明。

また技術選でやるような、スペースを制限(2m〜4m程度)した小回りや、狭い スペースでの小回り〜やや広めのスペースでの中回りのリズム変化の練習をす る。これはなんだか自分でも楽しく滑れたし、先生の評価も良かった。横方向 の移動を使って、フォールライン2本がイメー ジ出来るときはうまく滑れる。

小回りに限らず、上体はかぶせずに立てて使うように言われる。そして前に 乗り過ぎると、スキーを回旋させる動作が出来なくなるので、先週同様にあま り前傾しないように言われる。それに関連して非常に後傾で滑る練習もする。

この場合、スキーのターン後半の走りを意識することが出来る。しかしなが ら早めの捉えは全く出来なくなるので、やはり切替え時には真中〜前に乗る必 要があるということ。また苦手ターンでは腕を下げるよりも肘を下げるように とも(先生は顎を意識しているらしい)。

最後のほうでリフトに先生と同乗した時の話では、「(同じ班の7人の中では) 一番良い位置に乗っています」とのこと。で、「運動のタイミングに気をつけ て、あとは、検定だからと言って余計な動きをしない ように」と言われる(図星^^)。

また「1級は通過点。その先にはテク・クラウンがありますから、あまり緊 張しないよう」とも。あとはカービングスキーの話等をする。先生のはフォル クル(P30RaceCarve?)だが、なんと190cmで充分な長さだという(以前は2mの板 を履いていたらしい)くらい、スキー操作が楽になったそう。但しコブだけは 内脚が引っかかるらしい。

17:00前まで滑って、この日もバスで帰る。先生の言う「余計な動き」を見 につけないようにナイターに行くのは止めることにする。このレポートを書い てビール飲んで寝る。

'98/3/8

朝起きると、晴れている。荷物をまとめて車に詰め込み、8:00過ぎに出発。 松の樹荘のおばさんが、「いつも(御利用頂き)ありがとう」とリンゴ4〜5個を くれる。Mさんにコスモプラザ下まで送ってもらいゲレンデへ。Mさんは杉の原 に向かう(^^;今日はスキーとのこと。

日付1998年3月8日(日)
場所黒姫高原スキー場
天気晴れ時々曇り
気温普通〜暖かい
積雪1m数10cm。前日より+10cmくらい?
ゲレンデかなり混んでいるがコンディションは最高!
リフト3〜7分程度(クワッドは結構並んでた。最大10分くらい?)
リフト券割引3日券(宿で販売)¥8,900
道路圧雪路
駐車場-

リフトは8:30過ぎまで動かず、例によってクワッドの乗り場で競争馬のよう に待つ。上の2ペアが動かないので下のクワッド沿いで大回りの左ターンを練 習する。やはり切替え時から前に乗ったまま舵取りしてしまうために、ターン 後半テールがずれる(スキーのトップだけを押えている状態)ことが判明。切替 え時に前に乗って雪面を捉え、そこから踵よりで舵取りするように意識する。

検定を申し込む(¥2,500)。ゼッケンはなんと1になる。3〜5くらいが良かっ たな。

2ペアが動き出したので登る。同乗した2級受検の女の子がしゃべりかけてき たので緊張がややほぐれる。頑張って下さい、と分かれつつも2級の受検前に ここ(2級検定バーンはもっと緩いとこ)滑るなんて、なかなかやるねぇ、と思 う。自分は1級の受検前にこめつがコース滑ろうとは思わないから(^^)

検定バーンを小回り〜大回りで滑る。奇麗に圧雪されており、これ以上は有 り得ない滑りやすさ。う〜んミスは許されないなぁ。小回りは切替え時にスキー が浮き気味なので、先々週に習った膝の動きを思い出し、気をつけることに。

9:30に集合して検定開始。受検者数は23名。

パラレル小回り:
トップを動かすことと、ある程度のスピードを意識して降りる。最初はちょっ とリズムが合わず、何度かリズムを乱しかけるが、取り敢えずはベンディング に近い動きで無難に降りる。
パラレル大回り:
どちらに出るか迷うが左ターンから出る。特に大ミス無しに素直にまとめた が、最後のターンでゴールまで距離が余り、ややターンが間延びする。
ステッピングターン踏み蹴り:
バーンが良いので普通に蹴っていけば良い感じだが、うっかりターン数ミス?
総合滑降:
ステッピングターンでミスったような気がするので、取り敢えず攻めること に(^^;)。最初の直滑降を長目に取りすぎて、後半の小回りが、やや緩斜面よ りになる。その分、緩斜面(いつもより長目に取られていた)で、ステッピング を入れてつなぐ。ステッピングが縦目に入り過ぎ、スケーティングみたいになっ てしまった。もっと弧を描くことを意識すれば良かった。
パラレル規制:
ビデオ取りのバーンの内、ポールバーン寄りで行なう。最初に大きく回って、 あとは中回りで構成をコントロールする。最後は検定員の方に小回り2,3ター ン程で迫るが、迫りすぎて雪をかけてしまう(*_*;)。思わず「すみません… (_o_)」

11:00過ぎくらい?に検定終了。発表は13:00。こめつがコースを2本滑る(^^)。 こめつがを降りて来てからの小回りは、自分でも強いエッジングとベンディン グ系の動きが自然に出来るのが分かる(たまたま滑りを見てた同じ班の人にも 言われた)。やはり自分の限界を高めておくのが重要ということか。

さて、13:00過ぎに結果を見に行く。

パラレル小回り70
パラレル大回り71
ステッピングターン70
総合滑降70
パラレル規制70

と、なんと1点余しての『合格』(^o^)v さっ そく合格証を受け取り(講評は無し、だった?)、Mさんに記念撮影してもらう。 面識は無いけど、その辺にいた合格者を捕まえて 一緒 に入ってもらう (^^; 合格者は5名。

総論としては、やはり、ある程度難しいバーンで限界を上げておかないと検 定では演技し切れないこと。また今だに弧の調整力が弱いこと。小回りを中心 として横方向の移動量が少ないこと。腰をの せた強いエッジングが足りない(どちらかというと弱めのエッジングで、ター ン弧だけでスピードコントロールする傾向がある)ことが挙げられる。でもよ うやく、本来は得意の大回りで71が出たのは嬉しい

御祝儀ということでMさんが先週も寄った『霧下そ ば若月』で昼食をおごってくれる。信濃町ICから高速に乗るが、岡谷 JCT前で4km程渋滞。さらに瑞浪付近で14kmの渋滞に至っては待つのが嫌になり、 またMさん所有の大垣のマンションに寄る用事があったので、恵那から降りて R19〜R21と走る。

柳津のオリエンタルガーデンで夕食を取ろうとするが、この店はもう無くなっ ていた。しょうがないので、近くの和食の店で晩飯を食って、旧R21でMさんの マンションまで。

用事を済ませた後、大垣一宮線に出て、岐阜羽島IC前のコーナンで給油後、 長良川西岸を南下。行きとほぼ同じ道(寝てたので分からないが…)で藤井寺ま で。そこから大東の自宅に帰ったら月曜の12:30であった。

松本IC->信濃町IC¥2,700
信濃町IC->恵那IC¥5,700
ガソリン代(大阪-黒姫)約¥9,500
計(大阪-岐阜)約¥8,950/人

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