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ニセコひらふ/東山('97/12/13-15)


目次:

'97/12/13

近鉄バスで萱島、その後京阪で門真市まで出てモノレールで大阪空港まで行 くつもりだったが、5:30のバスに乗り遅れたので、住道まで歩いて6:00過ぎの 普通列車で北新地まで乗る(¥210)。北新地から丸ビルまで歩き、6:40頃発の リムジンバス(¥610)で空港まで。バスの下部の荷物室に板を収納してもらえ て楽だった。約20分で空港着。

国内線団体受付カウンターでTと合流。クーポンを引き替えて搭乗口へ向か う。飛行機(往路はJAS)に乗るのは1年半ぶりだ(国内線は3年ぶりか)。

ほぼ予定時刻(8:25)に出発する。窓が翼の上なのであまり景色は見えない。 約2時間で新千歳に到着。早いなぁと思う(普段ならまだ名阪を走っているかな ^^;)。

空港周辺も殆んど雪が無い。荷物を受け取ってクーポンを引き替えて、 11:00のバスへ(割とタイトな接続だ)。なんとマイクロバスで、乗り込んだツ アー客は我々含めたった7名。雪不足で前々日はスキー 場がクローズしてたくらいだから、かなりキャンセルが出たのであろ う。

千歳市街はさして雪もなく順調に進む。道道16号で支笏湖畔を目指しR276へ 入る。山道に入るとそれなりに路面にも積雪・凍結の名残がある。が、3年前 は真っ白な何も見えない中を走っていたのを考えると、雪は非常に少ない

途中、 R276の道の駅 で休憩。あげいも(¥ 262?)を食す。ツアー客から身銭を巻き上げる施設のようでジュース類も¥130 と高い。しかしトイレは異常にきれい。

ルスツリゾートで3名降ろしてニセコへ。遠目にはルスツもそこそこは滑れ そうであった。例によって頂点の見えない 羊蹄山 を反時計回りに回り込んでひらふのツアーバスの発着所であるペンション ベルグ前に14:00過ぎに到着。これまでには無かったくらい異常に早く着く(か つてナイター以前に滑れたことはなかった)。

5分くらい歩いて、宿泊先の『ペンション香暖(かの ん)』へ。外見も中身もなかなかきれい。さっそく支度してゲレンデへ 送ってもらう。

ゴンドラ前に到着。チケットの買い方をどうするか非常に悩むが、目の前で 滑っているのをみると、じっくり考えるのももったいなくなって(^^; 3山共通 (アルペン除く)の3日券(¥9,900+補償金¥1,000)を購入する。

日付1997年12月13日(土)
場所ニセコ高原/花園スキー場(ナイターはひらふ高原)
天気
気温?。ゲレンデ上部は寒い。
積雪1mくらい?
ゲレンデ国体コース以下は一部ブッシュ・石有り。最上部は雪不足で閉鎖
リフトゴンドラを含むトリプル以上のリフトが稼働
リフト券共通三日券¥9,900

ゴンドラを上がって、さらに上のフード付きトリプルに乗り、この日openし た花園に降りるが、出だしの斜面がきつく、また花園が15:30くらいに閉鎖に なるので高原に戻り前述のトリプル沿いを滑る。さすがに北海道の雪質らしく 雪が軽く感じられる。リフト乗り場より少し上のコブ斜面もやわらかなコブが 滑りやすい。ただトリプルの乗り場の登りがきつい。

17:00過ぎまで滑って巡回バスで宿に戻る。晩飯(旨いけど量が少ない)を食 べて19:00まで休んでナイターへ出かける。バスを待ち切れず高原ゴンドラま で歩くがさすがに遠かった(--;;;

ナイターになると多少は人が減り、またライトが斜面のアンジュレーション を照らしてくれて滑りやすい。フード付きトリプル沿いを主体に滑る。後半は コブにも疲れて来たので、ゲレンデ向かって左手の迂回コースを滑る。あとゲ レンデトップにキツネがいた(人に慣れてそう だった)。ディジタルカメラを持って行かなかった事を後悔する。

20:30くらいに前述のトリプルが終了し、ゲレンデ下部で滑る。21:00前に滑 走終了してゴンドラ前に降りて来る。巡回バスで宿に戻る。風呂(一人用と二 人用がある)に入って23:00に就寝(やはりこの日はかなり疲れてた)。

'97/12/14

7:00過ぎに起床して8:00前に朝食を取る。8:30くらいに出発してゴンドラ前 へ。この日はスクールに入ることにしていたので、予め東山のSIAに電話して おく。フリーパスポートを利用し9:20発のバスで東山に移動。

プリンス新館内のスクール受付は終わっていたのでゴンドラ下のレンタルス キーで聞くと、奥からスクールの人が出て来て手続きする(¥4,500/4時間)。 ひらふのSAJ(¥4,700/4時間)のように、特にレッスン中にリフト券がついてい るのではなさそう。脚慣らしにペア沿いを一本滑るが緩すぎてあまり滑った気 がしなかった。

日付1997年12月14日(日)
場所ニセコ東山スキー場(ナイターはひらふ高原)
天気曇時々雪
気温特別暑いとも寒いとも思わなかった
積雪1mくらい?
ゲレンデ一部ブッシュ・石有り。最上部は雪不足で閉鎖
リフトプリンスゴンドラ、ダウンヒル第2、ファミリーロマンス、プリンスロマンスリフトが稼働
リフト券共通三日券¥9,900

(講習内容のくどい説明を スキップ )

班分けして5人くらいのクラスになる。久々江さんというイントラにつく。 ざっとパラレルを見てもらい、

と指摘される。特に視点に関しては、足元を見ずに脚裏でポジションを感じて 滑るように言われる。その後、パラレルに近いプルークスタンスでのターン、 外脚一本で立ち内脚をクロスしてのターン、パラレルの切替え時のジャンプと、 外脚加重とポジショニングチェックの基本練習が続く。また、

とも言われる。ストックを突いた後に前腕をその場にとどめておくように気を 付ける。

と、ここまでは今までも注意されたことがある内容だったが、この後に、ター ン始動時の意識として、体をターン内側に放り出す感覚ではなく(結果として はそうなるの だが)、

と言われる。

最初は良く分からなかったけど、実際やってみるとこれが良い感じで、確か に理想に近い位置に体を収めやすい。また脚の前後差も適度についてターンが スムーズになった(^^

後でリフトで同乗したときにこのことを言ったら、クローチング姿勢の時も 同様の意識を持った方が良いよ、等と教えてもらえた。また、新雪とかの様々 なコンディションを経験したほうが良いとも。

あと一緒にレッスン受けてた女の子らはおしりを落さないように、手の位置 を下げるように、またローテーションしないようにと、しつこく教えられてた。 (^^)

またこの娘達にイントラの人が「こういう教え方はしたくないが」と断りを 入れた上で、「上体をしっかりフォールラインへ向けなさい」とアドバイスし ていたところを見ると、やはり最近は外向(・外傾)を強くは教えないのだなと 感じた。

午前の講習が終わってからゴンドラに乗る。やはり 東山の上部 も雪は少ない。上部のペアリフト 沿いを滑ってからアンヌプリヒュッテで天麸羅蕎麦を食べる。

13:30から午後の講習が始まる。昼からは4人での受講。ターンのリズムを早 めて小回りの練習。特に苦手な緩斜面の小回りでは、

ように指摘される。しかし、この時「でも滑りが柔らかいね」と言われて嬉し くなる。(*^^*)

また、

の練習を行う。で、どうも自分で感じるところ、

ようだ。

この後は、ショートターンでのジャンプや、ちょっとしたコブ斜面での小回 りを練習し、またやや急斜面での大回り(この時は切ることを意識しすぎて少 し暴走したが「そのくらいのスピードがあっても良いです」と言われた^^)や、 クローチングターン等を練習して、15:30に講習を終了する。

ちょうどゴンドラも止まったところなので、下部のファミリーロマンス沿い を何度か滑り、プリンス新館でバスを待つ。16:25発のバスは満員で少し遅れ て出発する。ひらふの第一駐車場で降り、ひらふに戻ってきてたTと合流し て高原のリフトで何本か滑り、17:00過ぎくらいに巡回バスで宿に戻る。

18:00に晩飯を食って18:30に巡回バスで高原ゴンドラへ向かう。昨日と同様 にフード付きクワッドを滑るが、ポジションが矯正されているのでとても滑り やすい。

高原最下部のペアの降り場から右手の宿の前を通って誰も滑べっていないコー スを滑べったりする。この時またまたキツネが現われるが撮影しようと思って 追いかけたら逃げられた。

教えられたことを復習しながら21:00前に滑走終了。宿に戻って23:00くらい に就寝。

'97/12/15

7:00前に起床して朝風呂に入り8:00前に朝食。8:30くらいに巡回バスで高原 ゲレンデに。

日付1997年12月15日(月)
場所ニセコ高原/花園スキー場
天気雪。霧が濃く、視界悪し
気温昼頃は暖かい
積雪1mくらい?
ゲレンデ国体コース以下は一部ブッシュ・石有り。最上部は雪不足で閉鎖
リフトゴンドラを含むトリプル以上のリフトが稼働
リフト券共通三日券¥9,900

国体コースより上は霧が酷い。上へ行けば晴れるかな?とゴンドラを登るが 駄目。花園に降りようと、上部の急斜面を避けておりて行くが、視界が悪いの で、いつものフード付きトリプル沿いに降りて来る始末。

ファミリーコース方面へ抜けて、ロープトゥで花園方面へ上がる。本格的な (?)ロープトゥは初めて乗るがなかなか面白い。

花園コースを降りて行くが、一部の緩斜面を除いて圧雪が入っておらず非常 に滑べりにくい。急斜面を苦労して降りるが結構ブッシュ・石がある。(--;

そうこうしている内にTが高原の一番下のコースに戻ると言い出したので 別行動に。花園や高原上部で滑べる。フード付きトリプルは乗り場が急で嫌な ので、ロープトゥ->花園最上部リフトのパターンを多用する。

昼飯を食いにファミリーコース経由で下に降りる。Tと合流するが、下の 方のゲレンデでは限りなく雨に近いような湿雪が降り積もっており、なんだか 北陸のスキー場のようである(ここはニセコ白峰か、とか言ってた^^;)。なん だか高そうなレストランで昼食を取る。

湿雪がやむのを待って滑走再開。ゲレンデ上部で高原のトリプル沿いや花園 を行き来するが、風が強く、時折、吹雪になる。しかしながら夕方になるにつ れて、 晴れ間が差し始める 。晴れ間が出て来 ると それなりに人も上がって来る

16:30でリフト券が無効(最終日はナイター無し)になる為に、補償金¥1,000 を返してもらい、アルペンリフトに移動する。

日付1997年12月15日(月)
場所ニセコアルペンスキー場
天気特に降っていない。たまに霧
気温それなりに寒い
積雪1mくらい?
ゲレンデペアリフトの右側を滑る限りはブッシュ/石の気遣い無し。ざらっとしたアイスバーン
リフト下部のペアリフト2本
リフト券ナイター券¥1,300(安いねぇ〜)

ナイター券を購入して滑り出す。やはり アルペ ンはすいている 。また我々が移動する前に圧雪車が入っていたようで、ア イスバーンながらも滑べりやすい。この日も何とリフト上からキツネを見つけ る(結構たくさんいるのか…)。写真はやはり取れずじまい。

9:00前まで滑って、ホテルスノーユニバース前のラーメン屋 『北の時計台』 で、味噌ラーメン(¥600)を食べる。 天理ラーメンの味噌バージョン(^^;といった感じでと てもおいしい

宿まで歩いて帰る途中の『ひこうき雲』というところでみやげもの買って宿に 戻る。やはり23:00くらいに就寝。

'97/12/16

いつもより遅く起き、9:00くらいにツアーバスの発着所であるペンションベ ルグ前へ送ってもらう。帰りのバスは立派なバス。帰りはルスツには寄らず空 港へ直行する。

13:55のANAで飛び立つ。天気が良く窓からの 景色 が美しい。富士山や北アルプスを眺めながら飛ぶので、あまり眠れなかっ た(^^)

ほぼ予定通り関西空港に到着。板を含めた荷物を持って帰るのはキツイので、 板だけ空港から送る。¥2,060(へんな値段)と結構かかる。関空快速で天王寺ま で出て、環状線〜学研都市線で鴻池新田へ。19:00くらいに帰着。

所感:

暖冬のために雪不足であり、また雪質も日に日に悪くなっていったことが残 念。それと、やはり高原は混むのでアルペンで二日くらい滑れば良かったかも しれない。あと特筆すべきはボーダーの数の多さかな?

ツアー代¥43,300/人(3泊4日,ラドスポーツ倶楽部)
交通費住道->北新地(¥210)、
丸ビル->大阪空港(¥610)、
関西国際空港->鴻池新田(¥1,160)
板運送費¥2,060(関西国際空港->自宅)

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