このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
東海道本線の起点、東京から熱海までがJR東日本の区間です。東京駅で「東海道線」と案内される電車は、東京の次は新橋に止まりますが、有楽町に止まる「山手線内回り 品川・新宿方面」も、品川までは東海道本線です。また、「京浜東北線 横浜・大船方面」も横浜までは東海道本線。さらに、横浜〜大船間は「東海道線」電車は戸塚にしか停車しませんが、正式にはこれも東海道本線となる総武・横須賀快速線が並走し、保土ヶ谷、東戸塚に停車します。当サイトでは 京浜東北線 を別に紹介しています。
東京近郊では山手線、京浜東北線を含め通勤輸送に重点が置かれています。東海道線の列車にはグリーン車が連結され、着席通勤を提供しています。2006年3月18日改正でSuicaを利用したグリーン券システムが東海道線でも運用開始され、サービス向上が図られました。熱海を境に会社が変わるわけですが、沼津まで直通する列車も設定されています。また伊東線・伊豆急行に直通する列車もあります。京浜東北線は横浜から根岸線に入って大船まで、総武・横須賀快速線は大船から横須賀線に入って久里浜までの運転です。旧東海道本線である御殿場線(国府津〜沼津間)は、箱根の山を大きく迂回するルートで、艱難辛苦を経た現東海道本線丹那トンネル貫通後はメインルートを外れることとなりました。現在御殿場線はJR東海の所属になっており、単線電化のローカル線の形をとっています。
最近では湘南新宿ラインなどといった新たなルートも開拓されており、東北本線(宇都宮線)や高崎線の車両が直接乗り入れてきます。高崎線系統の列車が大船から先、東海道線に乗り入れてきます。宇都宮・高崎線系のE231系が東海道線の列車と併走するシーンがさらに見られるようになりました。また、東京駅の表示板には大阪・出雲市・高松・大分・熊本方面の文字も見られ、通勤輸送のみならず、旅の予感も漂う独特の風情があります。2005年3月1日改正で下関行き「あさかぜ」、長崎行き「さくら」が、2006年3月18日改正で出雲市行き「出雲」が廃止され、寝台特急のラインナップはやや寂しいものとなっています。
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