このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

がんばれ!むさむら! がんばれ!しすあど! ぷろふぃーる りんく  

がんばれ!しすあど!
Systems Administrator
 −シスアド入門−

1999年4月初級システムアドミニストレーター試験を受験しました。シスアドって?と思う人にでも興味を持ってもらえるように、又これから受験しようと思う方のはじめの一歩として、自分の体験をもとに作成しました。

1 シスアドってな〜に?
通産省が決めた情報処理技術者の国家資格の一つに初級システムアドミニストレータ(初級シスアド)というものがあり、毎年4月、10月の第3日曜日に試験が行なわれています。
初級の他に上級ってのもありますが、ここでは初級の話が中心です。

2 シスアドってどんな仕事するの?
ユーザーの一員として自部門の仕事をしながら、他の利用者に情報化を推進し、システム担当者と利用者の仲介役といったところでしょうか?
具体例をあげると自分と同じ仕事をする人の中に、パソコンに詳しい人がいて、その人が自分達の仕事をパソコンを使うことによって仕事の効率をあげる方法を教えてあげたり、システム担当者と相談して業務の改善を推進する人がシスアドの仕事の大部分を占めていると思います。
もっと簡単に言えばパソコンのリーダー的役割といえばよいでしょうか。もちろんシスアドの資格がなくても実際にこのような仕事をしている人はたくさんいます。シスアドの資格は国がシスアドに最低限必要な要素を持っていることの証なのです。

3 シスアドに必要な要素って?
・自分の業務を理解している。
・情報システムについて知識がある。
・パソコンの一般的な操作技術・知識がある。
・特に表計算ソフト、データベースソフトに関する技術・知識がある。
・これらの技術・知識を使って自部門における情報化の推進、改善を行なえる能力がある。
って書くと難しい〜と思ってしまうかもしれませんが、すでに皆さんが知っていることが試験問題にでている事が多いのです。


4 シスアド合格にするには?
シスアド試験はマークシートの選択問題です。そのうちの午前の基礎、午後の応用試験の合計正解率が7割を超えていれば合格ラインとされているようです。(真相はわかりません)
以下のようなことを題材にした問題がおおいです。下の項目ほどシスアド合格重点項目です。
・電子メールを使ったことがある。
・インターネットをしたことがある。
・ホームページを作ったことがある。
・会社に勤めたことがある。
・自分でパソコンを買ったことがある、買おうと思ってカタログ等を見たことがある。
・パソコンを接続したことがある。
・表計算ソフト(エクセル等)を使ったことがある。
・データベースソフト(アクセス等)を使ったことがある。

おまけですがこれが一番合格の近道かもしれません。
・自由に使えるパソコンがある。
・パソコンに詳しい人が周りにいる。
やはりパソコンは触った方が覚えます。覚えるには本を見るより、近くの人に聞いた方が早いです。別にシスアド受けるからなんて言わなくても大丈夫。潜在的シスアドはそこらじゅうにたくさんいます。わからない人にパソコンのことを教えてくれる人・・・それがシスアドなのです。

5 シスアドを受けるには?
なんとなくシスアド受かりそうだな〜って気がしませんか?試験料も1回5100円、受験資格もありません。早速願書を取り寄せてみましょう。
本屋さんでシスアドのテキストがいくつかあると思います。その中に願書が入っている参考書がありますのでそれを利用しちゃいましょう。

ここまでの正確な内容は情報処理技術者センターに説明されています。
http://www.jitec.jipdec.or.jp/index.htm
あとで見て下さいね。

6 どうやって勉強する?
シスアド試験は合格ラインの点数を得ればいいので、得意な分野から固めていったほうが無難ですが、やはり全分野から均等に出題されていますので、苦手な部分はなくしていかないといけません。
特に表計算、データベースの問題は難易度も高いのでパソコンをいじりながら覚えたほうが、いいかと思います。
他の部分では参考書の丸暗記でもある程度はいけます。がそれは午前問題の話で午後の応用問題には基礎を元に思考力を問うので頭をフル回転させないといけないので、やはり暗記だけでは合格できません。

7 自分の勉強法
シスアド試験に限ったことではありませんが、僕の今まで受けた資格試験の勉強方法は、参考書等を一通り読んである程度覚えたと思ったら後は、ひたすら過去問集を解きます。間違ったところは参考書で確認して、また過去問集を解いていくといったことを続けていきます。試験日が近づいてきたら、総復習と本番の予行を兼ねて平成X年の過去問をやります。午前、午後それぞれ試験時間は150分です。時間配分なども考えながら自分の実力を確認します。
あとは日頃からパソコン雑誌に目を通しておくで、最近のコンピュータ事情について理解を深めておきます。



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