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がんばれ!しすあど!
Systems Administrator
−シスアド受験−
そうこう試験勉強しているうちにあっという間に試験日前日です。ここでは受験前の準備から合格するまでの過程について紹介したいと思います。
1 願書をだそう!
とりあえず願書をださないとなにも始まりません。願書は情報処理技術者センターから取り寄せたり、シスアドの参考書に付いているものもあります。
願書には郵便振込用紙がついています。この用紙に住所・名前・試験区分・受験地等を記入して、5100円を添えて郵便局に出します。締切日には十分気をつけて下さい。
2 試験までに用意するもの
願書を出してから1ヶ月ほどすると受験票が届けられます。受験票が届いたら、住所・名前・受験番号・試験区分等内容を確認しましょう。そして受験会場も記載されているのでなくさないようにとっておきましょう。受験票には写真を貼付しなければならないので、これも用意しておきます。
試験中に持ち込みが許可されているものがあります。
・ 鉛筆・・・マークシート式なのでシャーペンよりは鉛筆がいいと思います。BかHBを5本ぐらい?
・ 鉛筆けずり・・・鉛筆をたくさん持っていけば必要ないかも。僕も念の為用意していきました。
・ 電卓(プログラム機能付は不可)・・・必ず用意しましょう。試験問題では桁数が多くなります。最低10桁は表示されたほうがいいですね。カード電卓は使いづらいので普通のにしましょう。
・ 定規・・・定規を使うことはまずないと思いますが、持ち込み許可となっているので念のため用意しました。
その他に会場によっては上履きが必要なところもあります。又、シスアド試験は午前・午後とあるので、お弁当・飲み物を用意しましょう。試験会場のそばにコンビニ・自販機がないところもあります。当日予測できない事態(寝坊、交通期間の遅れ)に備えて前日の夜に用意しておくのがベターです。もちろん写真を貼った受験票を忘れずに。試験会場までの行き方も確認しましょう。試験前日は翌日に備えて早く寝ましょう。
3 試験当日(99.4.18)
起床してみると外は、雨が降りそうな曇り空でした。朝食をとり身支度を整えてもう一度忘れ物がないか確認して出発。
僕の試験会場は東京都八王子市の帝京大学です。京王線聖跡桜ヶ丘駅より帝京大学行のバスが出ているのでまずはそこまで目指します。参考書片手にバスに乗り電車に乗りかえ聖跡桜ヶ丘駅まで来ました。あたりを見渡すと同じように参考書を持った人があちこちいました。バス乗り場に行くと大勢の人が並んでいましたが、臨時バスも出ていたのですぐにバスに乗って出発することができました。
終点の帝京大学折り返し場についたのですが、大学は丘の上にありました。そこまでえっちらおっちら坂道を10分ぐらい歩きました。途中で予備校の方がパンフレット等を配っていました。やっとこさ校舎まで来きましたが、どこの校舎で試験が行なわれるのか、掲示板等が見当たりません。右往左往している人が何人にもいるなかで、流れにそって歩くと会場らしき建物にたどり着きました。受験票にも帝京大学としか書かれてないし、キャンパス内にも会場案内の表示もなく係員もいないので、もし遅刻したらどうなったのだろうと考えてしまいました。
会場は11号館でした。初級シスアドと情報処理2種の会場です。受験番号を確認して自分の部屋に入りました。入ってみると3人がけの机が横3列、縦10列ぐらいありました。1つの机で2人座るようになっていたので60人が同じ部屋で受験するような感じでした。実際にいた人は45人ぐらい、年齢も20代後半がおおく、40代ぐらいの人も数名いました。男女比は7:3ぐらいでした。
4 午前の部(9:30−12:00)
そうこうしているうちに試験官がきました。問題用紙、回答用紙が配られ試験の説明をします。試験開始から30分と試験終了10分前は途中退室禁止です。今回僕は初受験であり、何年も試験というものから離れていたので、制限時間内に終わるかどうかが唯一の心配事でした。いざ問題を解いていくと過去の感覚が蘇り、最近では見られないような頭の回転の速さで脳が活発に活動しているようでした。(普段の仕事もこれぐらい緊張感を持って仕事すれば、早く終わるのに・・・)
80問の問題を150分で解くということは、1問につき1分45秒で答えて残り10分を見直しにあてるという計算になります。「え〜こんなの知らないよ〜」って問題もいくつかありましたが、なんとか時間内に終わることができました。
5 お昼&午後の部(13:00−15:30)
用意したおにぎりをだして昼食にします。試験を受けた部屋で食べれるので、そこで午前中にわからなかった部分を参考書で確認しながらお昼休みを過ごします。
午後の試験は大きく7問に別れています。その中に細かな設問がたくさんあり解答していきます。表やグラフから前後の文章がうまくつなげていく穴埋め問題の形式です。普段からの実務経験や思考能力を問われます。難問というか良問というか自分にはなかなか手強かったです。普段は実際にエクセルやアクセスを操作しながら、考えているのですが、紙の上で考えると非常に頭がちんぷんかんぷんです。悔しかったのが電子メールの暗号化についてでした。うちの会社でも暗号化する機能があったのですが、電子メールで重要なやり取りはしてなかったので今まで一度も使ったことがありませんでした。一度くらいやってみればと後悔しました。もう少し時間がほしかったのですがなんとか全問解答することができ、試験は終了です。丸1日机に向かっていたのは久々なので疲れました。試験を受けてみて合格しているという確信はもてないものの、ボーダーライン付近には、いるだろうと思いつつ帰宅しました。
6 合格発表まで
問題用紙は持ちかえれるので必ず問題用紙にマークした答えを書いておきましょう。帰宅して18時からインターネットで午前問題の解答速報があるサイトがあったので、早速答えあわせをします。80問中60問の正解でした。正解率にして75%、やはり合格とはいいきれない感じでした。
翌日からもインターネットで解答速報をチェック。午後問題のあるサイトもあったのでチェックしてみると78%ぐらいの正解率であった。しかし、午後問題はどのように採点するのがわからない。サイトによって正解が違う問題もあった。やはり合格とは確信がもてず不安なまま6月上旬の合格発表日まで待つことにした。いろいろ掲示板等で調べているうちに採点方法を掲載しているTACのサイトが見つかった。その方式で採点してみると午前75/100点、午後79.4/100、合計154.4/200点だった。この方式が正しいのかはわからないが、仮に合格ラインの統計を調べるとしたら採点方式を統一しないといけないので、参考にするには良いと思います。
合格発表の日は官報で発表されます。官報の発行予定もインターネットで見ることができます。5月下旬になり発表日が6/4(金)ということがわかりました。あとはその日を待つだけです。
7 合格発表(99.6.4)
0時から情報処理技術センターのホームページにて合格者の発表があるということで、23:30からインターネットに接続して待機。0時を過ぎても一向に合格者の発表がない。文字化けして完全に読み込まれてないらしい。何度リロードしてかわりがない。1時を過ぎ、これはおかしいと思い、シスアドの掲示板巡りを開始する。掲示板には「合格しました!」と書き込みが何件か見つかった。しかし自分と同じ状況の人もいたが「キャッシュをクリアすれば大丈夫」というレスがあったので早速試してみる。すると、合格者一覧がでてきました。自分の受験者番号を確認し、見事合格しました。会社に出社してから官報でも確認。6/15に合格証書が届きようやく合格を実感しました。
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