このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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<4月21日(土)>
 この日は私の勤める会社主催の船釣り大会があり、投げ釣り王としても見聞を広げるため申し込みをしました。
朝7時50分
会社友達のサビキング君と家でおち合い会社に集合、今日の参加者は15人との事。3台の車に乗り込みいざ出発、直江津港を目指すこととあいなりました、今日の狙いは真鯛です!。
11:30
道具をそろえ、ついに今日の豪華漁船「松川丸」に乗船!
キャプテンに「今日の日本海は荒れているぞ」と忠告され、念のため酔い止めの薬を飲むことに。
・・・このときはあんな恐ろしい事になろうとはつゆしらず、船は快調にとばし30分程行ったところで停泊、周りの人は仕掛け作りに入りました。

 「ねーさん、事件です!!」
(政伸風)

昨日の飲み会がきいたのか、お腹が下り線(荒れ狂う冬の日本海状態)に突入、しかもなめてかかっていた船酔いというボディブローを打ち込まれ、サビキングの「どーやって仕掛け作るんすか?」「糸は出しちゃっていーんすか?」などと言う質問にも「・・・あー適当に・・・」と言いつつトイレへ。
 その横では「きたー!誰か、たも持ってきて!今日は入れ食いだー」という声が・・・
 10分後上下大騒ぎの後トイレから休憩部屋へ、横になり・・・何でこんなめに・・・ 帰りてー・・・
しかし、ここから勝利の女神が微笑むのだ。
30分ほどしてKチャンが「一緒に休ませて・・・」と入ってきた。
どーも竿を海に落とし、お祭りした糸をほどいているうちにやられたらしい。
「けっこう釣れてますよ・・・」
その一言で重い足を引きずり竿の前へとりあえず下を見ないように仕掛けを作り投入、70m下だと言う。
「大丈夫すか?」とサビキングが聞いてくるが、あなたは一匹も釣れてないでしょ。
こっちが本気になる前に釣っとけばいいものを・・・
何回か探りをしてるうちに竿にいままでと違った重さが伝わってきた・・・これかい
?・・・ゆっくりと巻き上げてくる。
しかし、もう少しというところあがってきたのはサビキングをはさんだ人と糸が絡まってあがってきた重りだった。
ほどいてもらって巻こうとするとまだ重さが伝わってくる・・・これは慎重に巻かないと・・・
結構ドキドキしながら巻いてくると急に船が突如、ロータリーエンジン独特のけたたましい金属音を響かせながら、動きだしたのだ。
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!」(東野風)
そんな思いはよそに船はどんどん加速していく。
見つめる先ではピンクの影がバナナボートに乗ったごとく水面を滑ってついてきている。

ヤツだ、ヤツに違いない。ヤツがとうとう姿をあらわしたのだ。

「早く止まってくれー!」
そんな思いもよそに、ついに糸は切れてしまった。
サビキングはたからかに笑っている。
聞くところによればその前に移動するから、まきあげろと言う指示が出てたらしい。
早く言ってくれ。
その後何回かやってるうちにサビキングが「何かいる!」と言って上がってきたのが25cmのホッケ。満足そうだ、しかし私はあせらない、なんといっても私は投げ釣り王、今日の狙いはあくまで真鯛なのだから。
「あれ?まだ釣れないんすか?」
サビキングが聞いてくる・・・さすがにちょっとあせりはじめたが平静を保つ。
そして、また今までと違う重さが伝わってきた! (ここでBGM)
また、絡まってるのか?・・・
しかし周りの人は誰もこっちを見ない。

「これは!」


ついにピンクの影が水面に!

「やった!俺はやった!俺はやったんだ!」 (ガッツ風)

結局この一枚だったが大満足!家に帰ってはかると40cm
サビキングはホッケのみ、人を馬鹿にした罰だ。会社の人全部では25匹だった。最大は50cm。

初めての船釣りで一句。

「船の上 おいつめられても 逃げ場なし」 
投げ釣り王


<今日の収穫>

 ・投げ釣り王 : 真鯛 40cm (おめでとうございます。byかとじん)
 ・サビキング : ホッケ 25cm
 

マダイ

 

 

 

 

 


ホッケ

 

 

 

 

 

 

 

めでたいので、
花火でもあげときます

 ↓これが、真鯛 40cm、そして  満足げな、投げ釣り王

           


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