このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



ラサの煙

☆貨車受け渡しの風景

ラサ工業の工場に出入りする貨車は、毎日かなりの両数だった様です。
工場の外には国鉄との連絡線が有り、貨車の受け渡しのためにDE10がやってきていました。
工場から出す貨車はC10(時にはC11)がそこまで牽いて行き、DE10が持って来た貨車を貰って工場へ帰ると言う具合でした。
築堤の上で繰り広げられる入換作業は、近所の子供たちにも大人気の様子でした。


国鉄線から、DE10に牽かれた長い貨物列車がやって来ました。
ラサ工業の作業員の方が、受け入れる貨車を確認して何やら記号を書いています。
準備が出来たら、入換作業の始まりです。
近所の子供たちが、機関車のそばに寄って眺めています。

1976.04.03  ラサ工業(株)宮古工場 専用線にて


  よーい、ドン!

2本並んだ貨物列車の頭(機関車)を付け替えます。
子供たちが機関車と競争する様に、かけっこして来ました。
これも見慣れた光景なのでしょうか?乗務員さんも操車係の人も、全然気にしていませんでした。 

C10が引き上げ線に逃げている間に、DE10を付け替えていました。
間もなくC10も戻ってきて、工場へ戻る準備を始めました。

1976.04.03  ラサ工業(株)宮古工場 専用線にて


貨車を交換して、C10もDE10もそれぞれ推進運転で戻って行きました。

1976.04.02  ラサ工業(株)宮古工場 専用線にて


工場へ向かうC10です。貨車の両数が多いため、突放して工場側の複数の線路に貨車を振り分けていますが、機関車はまだトンネルのこちら側にいます。

1976.04.03  ラサ工業(株)宮古工場 専用線にて


ちょっと立ち位置を変えたら、こんな光景が目に入りました。
私が子供の頃も、こんな風にしてもらったんだろうなぁ・・・。

1976.04.02  ラサ工業(株)宮古工場 専用線にて


やっとトンネルを抜けて、工場に戻ったC10です。
色々な撮影ポジションが取れて、狙いどころ満載の専用線でした。

1976.04.03  ラサ工業(株)宮古工場専用線にて


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