このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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1995 Jan./Feb.
国鉄型除雪車 キ100型
1936年から製造された国鉄のラッセル車です。蒸気機関車の先頭に連結されて、雪国の道を切り開く重要な任務を任されたこの車両は、ディーゼル時代になっても、新型除雪車の中に混じって活躍してきました。しかし、末期には、主な仕事場であったローカル線も次々と廃止され、1988年に標津線が廃止されると、いよいよキ100も引退となりました。その後もながらく苗穂工場に留置されていましたが、1994年にこれも解体され、ついにJR線上からその姿を消してしまいました。しかし、今なお同型の車両が弘南鉄道で働いており、津軽の冬の風物詩の一つとなっています。
この車両、静岡県にすむ私たちにとってはあまりなじみがないのですが、そのことが逆に北国への憧れとなっています。猛烈な雪煙を上げて排雪しながらばく進する迫力は、一度見たら忘れられないものです。私自身は、キ100の現役の姿は見たことがないのですが、1994年の冬に深名線で見た排雪列車(DE15)が印象深く、「除雪車を描いてみたいなぁ〜」と思っていました。しかし、DE15は現役の主力機であり、テーマを外れてしまうので、「それならキ100にしよう!」と安易に決めて描いてしまいました。もっとも、キ100は、保存車両を見てえらく感動してしまったくらい好きな車両なので、決して適当に決めたわけではありません(笑)。
■絵について
資料はトミックスのNゲージです(笑)ちなみに私が初めて買った車両がこれで、五百円握りしめてヨーカ堂の模型店に行ったものです。それにあとで買ったトムフをつないで、マルイの箱庭シリーズに乗っけて遊びましたねぇ。その後パテとスプレーで白くして、除雪中仕様なんかにしてしまいましたが今考えるともったいないなぁ…
…閑話休題。今回特に線区のモデルはありません。いちお蒸機で推進してるつもりで後ろに煙を描いたのですが、誰も気付きませんね(^^;。
しかし、こんなに除雪車の近くにいたら、ぜったい危ないです。みなさんは真似しないでね(笑)
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