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幕末の頃、ここに
西本願寺
の別邸で翠紅館と呼ばれる屋敷があり、たびたび志士たちの会合の
場所となっていた。
文久3(1863)年正月27日には、土佐藩の武市半平太、長州藩の井上聞多、久坂玄瑞ら多数が
集まり、ついで、同年6月17日にも長州藩の桂小五郎、久留米藩の真木和泉守らが集まった。
この数年前から攘夷運動は次第に高まり、反幕府の政治勢力となりつつあったが、これら各藩
志士代表者の会議で、攘夷の具体的な方法が検討された。
世にこれを「翠紅館会議」という。
京都市東山区桝屋町
翠紅館跡(すいこうかんあと)
翠紅館は、現在「京大和」という料亭となっています
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