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【時代劇考 -第2部-】
【時代劇考 -第2部-】#1 ★★★ 予め 第1部 をお読み頂くことをお勧めします ★★★ (第1劇)・・・第3の男(水戸黄門編) 水戸黄門の登場人物のなかで、一番謎を秘めた人物といえば八兵衛である。 助さん格さんは言わずと知れた武士だ。黄門様は先の副将軍だし、弥七やお銀、飛猿は忍び。 彼は旅の一行中ただ一人の得体の知れない人物なのだ。 八兵衛は何をするために御老公に付き添っているのだろうか。 旅に出ていないあいだ、彼の生計は何によって成り立っているのであろう。 はっきり言おう。彼は黄門様や助さん格さんよりも大事な人物なのだ。 いや正確さを欠いた。風車の弥七も合わせて、極めて重要な人物である。なぜなら「彼らは 登場以来変わっていない」からだ。黄門様を始め助さん格さん達は第3世代を経ているに対し、 八兵衛や弥七は同じままだ。これはそれぞれの登場が第1部、第2部と古いのにも関わらずで ある。彼等は昔からず〜っと一緒なのだ。 ザ・入浴シーンこと「かげろうのお銀」の登場が16部からである事から見ても、如何に彼等 が重要であるかが分かろう。 ただ弥七と違い、助さん格さんに次ぐ第3の男こと「うっかり八兵衛」は正体不明の男なのだ。 誰もその素性を言える者はいない、謎の男なのである。 言えることは1つ。たとえ黄門様を変えるようなことがあっても、うっかり八兵衛は変える 事ができない程の重要人物である、という事である。 この事は何を意味しているのだろうか。 [ 続く ]
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