怪しさもなかなか、名前の縁起の良さもなかなか、温泉の温度もなかなか、三拍子揃っているのが、この不老泉という名前の公民館一階にある温泉である。 別府の駅に近い、謎の温泉、不老泉は、別府の公衆浴場である。別府の下宿には風呂が無い!何故か、それはあたり一面に点在する温泉に行けば良いからで、一月二千円以下で入り放題に近いからである。
目標は亀の井ホテル、そこから少し離れた所の、中央公民館!その怪しさは入浴料金100円!これで上がったから恐ろしい。事実60円から80円までの時間は短く、80円から100円の時間も短かった。税収不足とお湯不足に泣く別府市は市の管理する温泉料金を上げ続けている様だが、不老泉は別府の一般客利用可能な公衆浴場最強である。柴石温泉は蒸し湯もあるが、設定温度が高過ぎるし、入浴料金150円に加えて怪しくない!最近揉めている堀田は地元住民以外の使用不可なんで割愛する! 石鹸にシャンプーは持ちこみ、洗面器は入り口で!そのクラシック具合に絶句せぬように! だが、その歴史は古い。大正時代には、皇太子であられた昭和天皇が入浴されたという輝かしい歴史を有しているというのだ。だれも信じてはしないのだが、事実らしい。
ここを訪れる際には「青山珈琲舎」(私はコーヒーなら ばんじろ 以外で呑めたのは、ここが二番目!)か「肉まんの幸崎」を忘れてはならない。 近くには竹瓦温泉や、駅前高等温泉がある。別府駅周辺は、結構怪しい温泉の密集地なのである!最近別府の怪しい温泉が建て変わっているという情報が、私の元に陸続と送られてきつつある。別府怪しい温泉迷宮の創立も勘案する時期に来たようだ。 元に戻りまっせ!
別府は九州の温泉の基本である。温泉マーク発祥地でもあり、湧出量日本最強を誇っている。各種温泉が湧出し、たいていの泉質は楽しめる。加えて、ジモセンをはじめとする生活密着型温泉には事欠かない。しかしホテルや旅館の数も減少しつつある様だ。悲しい。 浜脇温泉の一画に、半地下式で狭いながらも素晴らしく怪しい日の出温泉がひっそりと存在している。 場所は国道十号線、高崎山方向から来ると、浜脇テルマスの角を通りすぎ橋を渡り、歩道橋の手前の角に、写真の看板がある。これを目標として左折せよ!すぐにあるから心配御無用! 番台で100円出そう。右が男湯、左が女湯、階段があって数段降りると脱衣所&浴室の一体化した半地下式温泉が出現する。浴槽は木の板で二分されている。奥では体を洗わないようにとあるから手前半分で洗おう。不老泉では洗面器貸し出しだが、ここは備え付け、地元の方の寄付品だ。大事に使おう。不老泉と比較しているが、こちらにはかかり湯の蛇口皆無なので留意のこと。 朝もはよから、夜もおそまで開いている珍しい温泉だから、番台に座るのは大変だと思う。地元の方々、おばあちゃま、ご苦労様です。 どっかに書いたが、再度記そう。タオルと石鹸・シャンプー持参は温泉愛好者の常識だぁっ! 元に戻りまっせ!
別府の始まりは、鎌倉時代の一遍上人に端を発する。その一遍上人が上陸したから上人が浜とか、四国における弘法大師みたいなもんである。
その一遍上人が作ったのが渋の湯・蒸し湯・熱の湯の三点セットらしいのだ。従って、これらの湯が、別府温泉魔宮の根本を成すと言って良い。 しかも渋の湯・熱の湯は無料である。古式ゆかしい蒸し湯も二一〇円!既に常軌を逸していると言って良いだろう。
鉄輪の一画に密やかに存在する渋の湯・蒸し湯・熱の湯を見つける事は難しい。私の場合鉄輪中央部の亀の井バス待合所の信号から東へ曲がる。狭くなったら左へ入れである。共同浴場の元湯が見える、その手前に渋の湯がある。そこ横を上がっていくと永福寺がはにかみながら建っている。渋の湯の斜め前にはひっそりと蒸し湯があって、その奥をどんどん下っていくと、突き当たりに熱の湯がある。 あ、渋の湯には、ケロリンの黄色い洗面器があるよ!こーゆートコを見ると、別府は瀬戸内航路を介して京阪神と関係が深いのだな?と実感させられる。
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何故か大分県には有料道路が多い。しかし、爆笑度にかけて、いや、何も知らずに利用した後の激憤度にかけて、この右に出るものは無いと思われるのが、湯平有料道路である。絶対に赤字有料道路であろう。絶対に黒字化する事は無いだろうな。 210号線から橋を渡って、1キロあるだろうか?一度話の種に御利用をお勧めしたい。最初にこちらを利用して、帰りは料金所手前から右折して、バス路線をたどりつつ210号線を目指して欲しい。「行きだけは使おう!」と前言を翻してくれる可能性大である。
その湯平有料道路を走破し、上って行くと、目指す湯平温泉がある。ここは湯布院町の老舗の湯だが、由布院にお株を奪われ、寂れてしまった。その湯平温泉の一番下に駐車場があるから、そこに車を止め、5つある共同浴場の何処かを利用して欲しい。 お勧めはバス停近くの「銀の湯」だ!女性ならば洗髪料金込み150円、男だったら100円をお地蔵さんの賽銭箱に上げてから、入ろう。現在、組合が管理しているので、料金箱に100円放り込んで入ろうか?私のお気に入りでも有る。何より前が酒屋さんという立地条件は他を圧倒するものが有る。
最近、廃業が相次いでいた湯平の温泉も客足が戻り始めたらしい。地道な努力の結果だろうが、がんばって欲しいと願う今日のこのごろであった。
帰り道では 「あーでん」 に立ち寄りたい。 元に戻りまっせ!
この写真のバス停、そのまん前に幸せの湯が存在する。写真には湯平有料の橋と料金所が入っていたりする。JAのスタンド・湯平の駅・付近のランドマークはこれくらいかな? ジモセンと思っていたが、入れるとの事なので早速大分帰りの途中、立ち寄ってきた。ジモセンの象徴、使用者の名札、これで先日乱入を断念したのだが、実はえーらしい。 内部には休憩室もある。入浴料金は一人100円!入り口のポストに投入しよう。 単純泉に分類されるが、泉質は湯平に近い、色付きで鉄分も塩分も、いろいろ入っているヨウナ?激アツ別府、ぬるい津江、その中間くらいの気持ち良い温泉だ。 おかげで湯平温泉への足が遠のき始めている、困ったもんだ。 元に戻りまっせ!
国道210号線が久大線の高架をくぐるそこに、農村交流健康センター(長すぎて忘れた)がある。実は、ここに温泉があるのだ。それも100円の奴が。 手前に駐車場、そして農産物の直売所があって、奥に農村交流健康センターなる怪しい施設が集結していたりする。 何故にココを評価するのか?湯船に秘密が在る。湯船が石造りで、砂岩系というか、天草陶石が大好きな私としては、この砥石を思い出させる肌触りは大好きなのだ。 入浴料金は一人100円!入り口のポストに投入しよう。実はここに民営の浴場です云々の張り紙があったので、事実確認できぬまま、こう言う表現をした。 単純泉に分類されるが、少し泉質は湯平に近い、色無しだが、鉄分も塩分も、いろいろ入っている?気持ち良い温泉だ。 元に戻りまっせ!
オートポリスの帰り、九重や長者原の帰り道、八女に抜けるルート沿いに、このつえ温泉はある。湯の温度は異常に低く、三十八度近辺くらいだろうか? 何より凄いのは、一日居ても400円という低価格、持ちこみ可!その太っ腹具合はさすが!としか言えない。
何より掃除が行き届いているし、夏でも涼しいこのつえ温泉は、田植えや中津江村や上津江村や前津江村のイベントがある時期が最高である。午後の遅い時間は山帰りの面々が乱入してくるので、早めの襲撃がよろしい様だ。 お弁当持って、温泉に行こう!その標語が使えるのはここくらいか?
何度入っても湯あたりしない!何度入っても疲れない!夏でも涼しい!
天下無敵の避暑温泉!それがつえ温泉だ。 日田から阿蘇へ向かい、松橋ダムで左折せずに直進する。あとは直進して行けば、良い。鯛生金山へ向かって行くと村の中心部に至る。そこも直進すれば、カーブの手前にバス停と看板が有る。 八女から直進し鯛生金山を過ぎて、更に下って行く。真っ赤な橋が見えてきたら行き過ぎだ。その見えるぎりぎりのカーブのトコから右に下りていけば良い。 ワールドカップでは、カメルーンのキャンプ地に決定された。それほど、半端では無い程に何も無い一帯なのだ。 元に戻りまっせ!
筑後地方から、佐伯等祖母・傾山一帯へ出撃する時に、重宝するのが、422号である。
つえ温泉・黒川温泉・三愛レストハウス・竹田岡城址・原尻の滝と遊ぶところに事欠かない、筑後地区住民にとっては在る意味黄金街道なのである。そこから、ちょいと北に入り込んだトコにある、直入町・長湯温泉。日本一の炭酸泉で知られるここは、別府を圧倒し得る温泉魔宮なのである。何より温泉成分の濃厚さと怪しさにおいて、この一帯を凌駕しうる温泉地を私は知らない。 直入町に国道422号線から侵入したら、長湯温泉のゲートを通過する。信号が出てきたら、そこの角にしづ香温泉が一階駐車場の二階休憩室と共に出現する。迷うな!悩むな!恐れるな!のスローガンを胸に秘めて、突撃せよ!入れば、全ての疑問は氷解し、湯上りさっぱり、しっとり卵肌の貴方が出現するであろう。疲労回復効果も半端ではない!天然温泉の凄さを実感できる温泉だ。但し言っておこう、玄人専門上級者専用かもしれない! 百円!怪しい!恐ろしい!凄まじい!温泉故に、特例としてここに挙げる。理由は行けば判る! 元に戻りまっせ!
鹿児島に行ったら、何故か桜島を訪れたい。結構桜島のフェリーに乗った事が無い方も多いらしくて、桜島へわたって錦江湾をぐるっと回り、加治木あたりから高速道路に乗るというパターンが多くなってきた。 そのパターンで、夕暮れ時に桜島を訪れれば必ず利用するのが、マグマ温泉こと国民宿舎の立ち寄り湯なのである。
風呂上りのさっぱり感は、別府八湯の某湯をも圧倒する。加えて夕暮れ時の風景も、夜景も捨てがたい。
開業当時は無料の休憩所もあったが、一年後訪れてしまえば、しっかり有料になっていた。そこが悲しい。だが、ビールサーバーもあるから許そう! 元に戻りまっせ!
山鹿千軒湯壷無し!の言葉がある通り、山鹿・菊地は温泉が集中している。特にこの一帯は美人湯として名高く、怪しい温泉には事欠かない。半径10キロ以内に怪しい温泉だけでも片手では足りない程に集中している、怪しい温泉のワンダーランドなのである! 最も私の知る限り、怪しい温泉東の正横綱は久留米市近郊の北野町にあるし、山鹿・菊池ではせいぜい西の関脇クラスであるのだが。
その山鹿市のほぼ中央に位置するプラザ5、その一階には「桜湯」がある。 かつてこの場所にあった桜湯が、プラザ5の建設と共にその内部に組み込まれた。
ここは、なかなか雰囲気があって、入浴料金150円と安いので、気に入って居る。
謎の無料駐車場に車を止めて、プラザ5前の足湯でゆたーっとするのも悪くない。 元に戻りまっせ!
菊池は隈府である。阿蘇は坊中である。閑話休題 菊池は熊本最強の美人湯密集地である。おとうさんの世代なら○月旅館か?その菊池の菊池神社の鳥居、鳥居を正面に見て右は侵入できないが左側には進入可能だ。そしてすぐのトコに「城之井温泉」がある。看板があるから迷わず左折!城之井旅館が母体の「城之井温泉」は城之井旅館の裏手に在る。
入浴料金は200円!ここのお湯は人気があって、入り口で涼んでいたら、何人も温泉を汲んでいく善男善女の姿を散見できる。まあ、とにかく、入場券を自動販売機で購入して、入ってみなさい! 2000円で20分の垢すりも出来る。この垢すりは、密かなマイブーム状態で、1月に一回は訪れたい!家族湯とサウナは800円だが、入浴と垢すり20分で2200円が最強だ!
お湯はぬるぬるで、石鹸のあわ立ちも良く、ちょうど良い設定温度。タオルと石鹸・シャンプー持参は温泉愛好者の常識でしょう! 元に戻りまっせ!
福岡県三井郡北野町は、一部愛好者には知られた怪しい焼酎「珍」の産地であり、漬物「山潮漬け」の生産地としても知られている。 その怪しい北野は筑後川北岸に位置すると思われているが、筑後川を挟んで南側にも飛び地が存在し、その飛び地には九州怪しい温泉東の筆頭横綱がひっそりと存在している。
最近、北野の中心地に新しく「北野温泉」が出現したのだが、旧日比生温泉改め「北野温泉」が存在してきた。 お湯はよろしい!温度も高く、湯質は大変によろしい!ただし、建物は絶句以外の何物でも無い。
ここは、一度入ったっきり、いつもチョーマン状態なので、入れない!くらい、地元民に絶大な人気を誇っているのだ。お風呂が狭いというのもあるんだけれどね。 ここは某三井が石炭探査中に掘り当てられた温泉であるらしい。加えて、凄まじいド迫力の建物、田中さんが板金したらしいが、ド迫力に凄味が増して、もはや絶句!である。 常時お湯が流れ出ている。お湯が少なくなった御風呂が多い中で、常時湯船からお湯が流れ出ているココ!絶対にお湯が良い。 新しい北野温泉は建物が良いがお湯がいまいち!古い北野温泉はお湯が良いが建物がいまいち!怪しい温泉愛好家の私としては、やはり古い北野温泉を選びたい。 追記2004.8.29 もはや、あの、怪し過ぎる北野温泉は現世から消滅し、みんなの記憶の中にしか残っては居ない。さらば、北野温泉、さらば旧日比生温泉。
星野の温泉といえば、星の山荘が長らく親しまれてきた。山桜を見て帰りに汗を流す。それが、星野の温泉であった。その星野村が老人保養施設にジム&休憩室&レストランを併設し一般公開するという形で、集客を開始した。 サウナの設定温度は88度、長時間入れる温度設定だ。六分間で三回繰り返しサウナで絞った。お湯は単純泉ではあるが、湯上り、さっぱり、しっとりの気持ちが良い温泉だ。
どちらを選ぶかは、貴方次第だ。星野山荘を選べば、お風呂優先。そよ風ジムとサウナ優先、但し病院併設という性格上、入ったら病院の匂いがする。これは仕方ないか?
九州は温泉の宝庫であるが、山口も温泉の宝庫である事は、あまり知られていない。 特に山口の日本海側は、道を歩けば温泉に当たる状態だ。そこには、怪しい温泉が百花繚乱状態なのである。
美祢から来たら、右手の川向こうに「大谷山荘」が見える。橋を渡らず左折しろ。川沿いに進めば、川向こうに湯元温泉「恩湯」が現れる。 入浴料金は140円!どっから見たって、「これぞ日本の温泉!」の恩湯、その北側には市営の無料駐車場、その間の細い坂道を上がっていくと、普通の「礼湯」単純アルカリ温泉と言ってはいるが、「つえ温泉」よりわずかに湯温が高いもののぬるーい温泉で、柔らかいぬるぬるの美人湯。恩湯も礼湯も浴槽が深いのでお子さん連れ時には留意の事。腰をやった時など、こんなに深い湯船が良いのだ。 どっかに書いたが、再度記そう。タオルと石鹸・シャンプー持参は温泉愛好者の常識だぁっ! 元に戻りまっせ!
九州は温泉の宝庫である事は今までに何度も語ってきた。だが、雲仙こそ日本初の国定公園であり、外国人向けの避暑地として最初期に開発されたリゾートである事は、忘れ去られようとしている。雲仙の人達はいつも言っているんだが。 その雲仙は、小浜・雲仙・島原三温泉地帯の中核であり、普賢岳の噴火・大火砕流で深刻なダメージを負った。 未曾有の危機に際して、某番組のモデルともなった東洋舘の大女将が必至に雲仙再浮揚目指して頑張っていたのを、あちこちで伝え聞いた。今も御存命だろうか?あのインパクトあるおばあちゃん? 東洋館の大女将、みぞえ住宅の社長、飯塚市嘉穂劇場のお嬢(先日テレビでお見かけした、お元気そうであった)、九州三大インパクトばあちゃんである。 また脱線してしまった。ところでその雲仙には環境庁運営の410円の駐車場が点在している。その点在する駐車場のうち、小浜から来たら雲仙ビジターセンターが正面に見えたら右折して(島原から来たらそのまま真っ直ぐ、)すぐさま左折。突き当たりに出現する環境庁運営の小さな駐車場が目的地だ。 ここの料金所から傍の三つ、26・27・28のコーナーに停車せよ!パイロンに新湯共同浴場組合って書いてある。 ここだけは新湯共同浴場組合が来訪者の為に月ぎめで契約して下さっているのだ。悪用しない様に、ナンバー控えていたら何処の誰か調べるのは簡単なんだぞ!空いてなかったら、しかたない、他のスペースに止めれば良い。そん時は410円払わにゃあならぬ。 そのまん前に、新湯共同浴場が存在する。百円の入浴券は手前の商店で購入すること! どっかに書いたが、再度記そう。タオルと石鹸・シャンプー持参は温泉愛好者の常識だぁっ! 元に戻りまっせ!
ワタシは元湯である。このページの趣旨スレスレの三百円だが(シャンプー&石鹸持参)掃除は行き届いていて、恐らくつえ温泉に匹敵するレベルだ。ぬる湯とあつ湯の湯船が二つ在って、温度は高めだ。しかし、しっとりまったり系のお湯なので、肌荒れなんかが気になってきたら行きたい。
帰りは、北方の井出ちゃんぽんで、ちゃんぽんをいただきたい。初心者は間違っても大盛りなんか頼まないこと。一回量は確認しておかないとね。 元に戻りまっせ!