1.オイルの交換時期は?
さて、最もヤバイ話題をしょっぱなに持ってきてしまった。 私の持論を申し上げましょう。自動車会社の推奨距離で問題無いでしょう。私の場合、ヴィータで二万キロ交換してましたけれど、問題ありませんでしたから。
ツァフィーラの場合、メーカーは15000キロで推奨距離をうたっております。国産車の場合でも、そんなもんです。ポルシェかてそないです!ところが、そのままいきますと、オイル交換の売上が八割消滅してしまいます!そんなコトショップが許すと思います?自動車屋が許すと思います?メーカーがナンと言おうが!彼等は3000キロ交換って言い続けるんです!うそっ!って仰っておられる方々、何故か、オイルを販売しておられる方々に多いような?
オイル交換は、カーショップ・スタンドの生命線です!スタンドの粗利は1割を切ったとか!利益率の大きなオイル交換と、水抜き材販売無くして、スタンドの経営は成り立たないようです。
エンジンオイルを交換すると、廃棄物が出てしまいますね?我々は廃棄物を減少させねばならないんです。3000キロで4リッター?みんながみんな、そのペースで交換していたら、どれほどの廃油が発生してしまうでしょうか?
トヨタさん、頑張って、推奨オイル交換距離、5万キロに伸ばして自動車の廃棄物一気に九割減らしませんか?トヨタがやったら、みんなも続きますもん。
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2.或る雑誌の恐るべき挑戦!
CGと言う雑誌がありました。自動車雑誌ではなく同人誌みたく趣味に走りまくっていた雑誌です。編集長さんがバリバリのオタクで、平気で無茶言うおっさん、趣味と道楽に走りまくったメンバー、或る意味こんな雑誌が存在できる日本はまだ捨てたものではないなと思えた雑誌でした。(過去形ね、過去形よ) ○ー・オブ・ザ・イヤーを主催しながら、メーカーの接待攻勢の凄まじさと、撰者達が如何に接待漬けになっとるか!を曝露した三○さんのコラムが大好きでした。あの人、これが原因で追い出されたんですけれど。御存知無い?新車情報のあの方ですよ。福岡でも一時期放映されていたんです。好きだったな、あのバリバリの怪しさ!CGTVなんかより、絶対に面白かったですよ!
この雑誌が一時期、自動車業界を敵に回す挑戦を繰り広げていました。オイル交換廃止しよう!のトラスコオイルフィルター(これはこれでやっつけ仕事の怪しい部品でしたが)実験と、輸入車をもっと安くしよう!のウェストフィールド輸入代行挑戦!の二つです。
石油業界だけでなく、自動車屋の怒りをかったこのオイル無交換企画、ジェミニ(オペルのばったもんね)でのオイル無交換五万キロ成功!の後、エンジンをオーバーホールしてその効果を実証しました。これは、石油業界と、自動車屋の怒りを買いました。やがて、トラスコフィルターの実験は続行されましたが、消滅していきます。オイル交換が無くなったら、自動車業界半分が倒産します!当然でしょう!
英国車販売でぼろ儲けしていた人々の怒りを買ったのが、ウェストフィールドの輸入代行挑戦!である!CGだけでなく、世代を超えて日本のオタッキーに広く支持されてきたA型エンジンをウェストフィールドに搭載して日本に輸入しよう!そして、そいつを安く販売しよう!と燃えていた彼等はそれを断念します。幾ら掛かるか、ばれてしまったら、英国車販売でぼろ儲けしていた人々は食えなくなります。当時のCGにこの手の業者からの広告が幾ら出されていたか、、やがて、この企画も断念に至ります。
私は、この二つの企画をCGの恐るべき挑戦と呼び、高く評価しています。
三○氏が去り、へんしゅーちょーが去り、日本自動車雑誌最後の砦的存在であったCGも、自動車雑誌界の暮らしの手帳から、その他大勢の雑誌に落ちぶれていきます。自動車業界にロクな奴は居ない!という或る人物の言葉は、まったくの事実になっていくのです。
私ですか?自動車業界にだっちゃ、マトモな奴も居るくさ!何人かは!ですけど。
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5.窒素ガスって効くんでしょうか?
最近窒素ガスでタイヤを膨らますのが流行っている。マイルドになると言われている窒素ガス、空気の七割から八割が窒素が占めているんですけれど、何故窒素ガスが持て囃されているのでしょうか?特性に差があるとは思えません。今回、ここを論じていこうと思います。 理由は、コンプレッサーの後処理が良くないからじゃないかな?と思っている。空気を圧縮すると、水蒸気も一緒に圧縮されます。空気が圧縮され気圧が上がると温度が上がります。圧力が上がると沸点が上がりますから、水蒸気は水に戻ります。でも、圧縮されて温度が上がっても、その時点では、水蒸気のまま存在しちゃうんですね。これを冷却すると水蒸気が水になって出てきます。冷却式エアドライヤーの原理です。
普通の湿度は60%くらいでしょ?従って、圧縮された空気には、水蒸気が水の状態で存在しているのではないでしょうか?だからコンプレッサーには、エアードレンとエアードライヤーが装備されます。圧縮空気から排出される水分を除去する為です。冷凍式のエアードライヤーでも九割程度しか補足できないようで、露点がマイナス50℃とか、80℃とか言うエアドライヤーがあれば、確実なんですが、普通のコンプレッサーでは半分も除去できていないのではないか?
タイヤは走行時摩擦熱を一気に発生させて温度が上がってしまいます。この時、中の水分が一気に蒸発してタイヤ内部の圧力が水蒸気の体積膨張分を加えて跳ね上がってしまう!
ところが窒素ガスは、完全ドライなんです。水分は無し!水蒸気発生に伴う圧力上昇が発生しない。だから良いらしい。
キーワードは水分です。タイヤ屋さんのエアコンプレッサー、ちゃんとドレン処理してドライヤー装備してくれていたら、タイヤには窒素ガス!なんて無駄な出費は押さえられるんですけれどね。
今度実験してみようかと思います、携帯式のコンプレッサーにドレントラップとエアードライヤー装備してね。でも、利幅低下のタイヤ屋さんから恨み買いそうだな?
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6.輸入車だからって、甘やかすな!
日本車では許されませんが、輸入車ならば許されるコトが多過ぎます。昔から富裕層では、細かな不具合を指摘せず、余裕を見せることが、ある種の尊敬を受ける行為とされてきました。フォードが自動車価格に引き下げに貢献したコトは知られていますが、日本の自動車業界が価格引き下げに貢献したコトは、あんまり評価されていない。 日本の自動車急成長の秘密は、偏執狂的クレーマーの権化としか言い様の無い日本人ユーザー、これにつきます!
世界一洗車が大好きな民族である日本人、世界一細かい事に注意する民族である日本人、欧米では道具としてしか見ない自動車を、家具としてて扱う日本人、自動車の成立時に貧困であった我々は、自動車を高級品として捕らえてしまいました。
その結果、塗装のタレ?ゴミ噛み?許すまじ!走行中のエンスト、許すまじ!と、過剰反応するクレーマーになってしまいました。
そんな偏執狂的クレーマーに鍛え上げられた日本車の品質は向上しました。しかし、安全装備や高速域での直進性、シート、走行安定性等はあんまり進歩しなかったのとは、対照的です。
最近、NHKの尽力を起点とする安全装備の急激な進歩が見うけられます。○ヨタなんかは「ABSなんか要りません!」とか言っていましたが、ほとんど装備するに至ったし、ボディの強度も急激に向上中です。ところが、排ガス規制と安全装備の国際水準化に伴って、日本車の数少ない利点であった燃費が低下しつつあります。ま、こんなんは、ここでは論じる必要ありません。
輸入車の一般的傾向として、ウルサイよ!すぐに壊れるよ!エンストするよ!という事が上げられます。じゃ、本国にきっちり対策品ださせろよ!それが輸入業者の仕事だろ?それが駄目なら、徹底的に泣け!日本の常識は、世界の非常識らしいけど、日本人は言うし、対策させるんだから!
或る小話があります。
ある男が、新車で伊太利亜車を買いました。が、故障ばかりで、奥さんから責められて、にっちもさっちも行かなくなりました。
毎日、雨の日も、家族を乗せて小旅行もしています。相談を受けた或る男は、静かに言いました。
「おまえは馬鹿か!奥さんも馬鹿か!イタ車を普通に使うからいかんのだ!イタ車は、洗って、磨いて、改造して楽しむものだ!雨の日に乗ったら錆びるだろ!走ったら壊れるだろ!普通に使うなら国産ば一台買え!」
国産車を購入した後は、伊太利亜車は旦那の趣味の道具になり、夫婦不和は無くなったとさ。
今のままで、売上増大を目論むなど、趣味の非実用品がそんなに売れるハズが無いじゃありませんか?
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7.ウィンドウの話!
日本には梅雨が或る!そして、雨は夜間の視界を更に悪化させる。で、撥水材の登場である。ところが、以外と効かない。 何故か?ガラスが傷だらけで汚れきっているかららしいのだ。
某今日の得する一言のウェブマスターは、ひたすらウィンドウを磨かれた。その結果、良好な視界を確保されている。だが、そんなモン買いこむ根性も、三十分も磨く根性も無い私は、昔やった手法を思い出した。
撥水材の安い奴(型遅れか、生産中止の不良在庫処分品三百円以下で十分の様だ)を買ってきて、ひたすら塗り込み、拭き上げを繰り返す!と、驚くほど撥水材が効力を発揮する!普通の塗布型パッド付撥水材であれば、問題無いらしい。
理由は簡単だ。油膜を除去するには、アルコールが一番の様だ。研磨剤では脂を分解できないが、アルコールは脱脂剤としては結構優れた部類に入る。これを利用して毛根の脂を除去し、弱った髪を復活させる裏技も存在する。柑橘類の皮に含まれる成分にも同様の効果があるらしく、既にこれを利用したワックス・コーティング剤や脱脂剤も存在している。
パッド付撥水剤には、アルコールが多量に含まれている様で、ひたすら塗っては、硬めの繊維のウェスで拭き上げる。これを繰り返すと何故か窓ガラスが綺麗になってきて雨染みが消えた頃には、撥水剤が異様なまでに効き始めている。アルコールが油膜や古い撥水剤の皮膜や、ワックス・コーティング膜を除去してくれ、固めの繊維のウェスで拭き上げる事でガラス表面が平坦になる。撥水剤の性能測定の前提条件であるハズの、油膜皆無!平坦研磨ガラス面!が獲得できるからではないか?事実45キロで水滴がビンビン飛んで行った。うたい文句は四十五キロで水滴が飛ぶ!うたい文句がホントになるなんて!用品としては凄いコト!ですぞ!
一応、メーカーでも、超限定理想条件下では、実験を行っているだろう。裁判でも起こされた時に言いぬけ出来る実験結果を残しておくのが、自己防衛する企業というものだからな。
ここでワイパーゴムなんかを新品にしちゃったりすると、どちらも綺麗になり過ぎてビビリが発生するぞ!
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8.外車は何故に高いのか?
日本車は安い!と思っている貴方、外車だって安いのだ!日本車だって高いのだ!東欧では欧州車が幾らか御存知か?アメリカではアメ車が幾らか御存知か?イギリスで日本車が幾らか御存知か? 実際の価格は、各メーカーの各国のウェブサイトで、シュミレートしてご覧になれば、恐ろしい価格が出てくることに愕然とされるはずだが、ここで一つ、あっちの消費税は二割とか来ている、内税のトコもあるから、さっぴいてくれ。
何故何処外車は高いのだろう?理由は簡単だ。馬鹿が売り、馬鹿が買う!からだと思う。売れなかったら価格を下げざるを得ない。売れるから、価格を吊り上げるのだ!
売れない車は値段が下がる、下げなければ売れず、撤退だ!かつて、円高の時代があった、今はその時の六割しかない。余計に上がる!並行輸入業者も値段を吊り上げる。
外車が高い!と思われる貴兄、それ以上に高くても良いのよ!と納得して購入する輩が、商売成立させるだけ居れば、下がる事は無い。私のツァフィーラ、五十万円安かったらもっと売れていたハズだ!
手直ししなくて良いように事前に手を打つ知能も無い馬鹿が売っているから、高くして販売店の利益を確保しなければならなくなる。
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13.テフロン系オイル添加剤?2002.7.9
オイル添加剤は、利幅が大きく、様々な誤魔化しが横行している自動車業界最強の暗黒面である。その中で最も怪しく、最も危険な代物が、マイクロロンを始めとするテフロン系潤滑油添加剤であろう。何せ、元々の製造元が効果なし!自動車に使用してはいけません!と豪語し、自動車メーカーが、使用した場合、一切の保証は行いません!と断言しているという凄まじさは、正しく最悪の添加剤と言えよう。 ところが、マイクロロンを用いた長期実験として、前述のCGの精密フィルター併用長期レポートがある。この精密フィルターというのは、工作機械メーカーならば、結構なところが採用しているトイレットペーパー型積層フィルターの転用品であり、その濾過能力には実績がある。
この精密フィルターでは、通常、発生する摩擦金属粉や潤滑油炭化に伴うカーボンまで一気に補足する能力を有しており、通常の油圧ユーザーが指定する汚染度合いを遥かに凌駕する清浄度に保つ事が容易に出来る。
このフィルターを併用しながら、五万キロを走行したジェミニのエンジンは、非常に良い状態に保たれていたという結果が報告された。この事実は、何を示しているのであろうか?
1.潤滑油は精密フィルターで濾過し続ければ、五万キロは使用可能。
2.触媒となる汚染物質を除去すれば、粘度上昇は問題無く五万キロは使用可能。
たった一例では在るが、少なくとも、この長期実験では、それが証明された。
但し、ここで、決して無視できない重大な要素が、ここには含まれている。マイクロロンは超微細なテフロンが潤滑面にコーティングされて効果を発する!とうたわれている。従って、前述する長期レポートの場合、テフロン粉末がほぼ全量補足されていたハズなのに、何故、障害にならなかったのか?
答えは一つ、マイクロロンの性能起因物質は、テフロンではなく基油にあるという事だ。マイクロロンを使用した場合、多くのユーザーが、潤滑油の粘度低下を証言している。燃費向上は、潤滑油の粘度低下に伴う摩擦抵抗低下に拠ってもたらされているに過ぎない。添加剤では真実を語る事が重要ではなく、インパクトともっともらしい理論で、ユーザーを納得させる事だけが求められているのだ!
現在のごとく憂えるほどに、添加剤が跳梁跋扈する所以は、凄まじいばかりの利幅を約束してくれる事にあり、多くの添加剤が発売されている所以もここに収束する。
ここで一つ、何故、自動車業界は、マイクロロンの存在を許しているのか?脛に傷持つモノ同士の庇い合いのではないだろうか?自分が広告に出た事で、その品性までも暴露するから、恐ろしいなぁ、由良さん!
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14.メーター巻き戻し?2002.7.12
中古車の判別は、走行距離とボディのちり(合わせ)を基準とする。それが私のやり方だった。 しかし最近は、中古業者というか自動車屋さんのリサイクル意識の向上は凄まじく二個一、三個一という凄まじい代物や、オコシが連綿と日本中の自動車屋さんで量産されているようで、中古車は事故車と思え!に宗旨換えし、判断を放棄した。
これにはメーターの巻き戻しも起因している。これも根が深いわ、自動車業界の暗黒面に立ち入るわ、危険過ぎる話題だ。
日本では1年一万キロが基準で、これ以上になると過走行車として値段が下がる。メーター戻しで、高く売れれば、みんなが燃えるらしい。メーター戻し対応で導入されたデジタルメーターも巻き戻し可能だ!
ヤフオクをはじめとする様々なオークションをのぞいて見て欲しい。メーター戻し!には事欠かない。先年、メーター戻し業者が逮捕されても、需要のあるところ、業者が存在する。需要と供給の関係はここでも実証されているなぁ、困ったもんだ。違法行為に荷担しているオークション開催者の意見を聞いてみたいが、そんな不逞の輩でも客には違いないから、知らんふりしているようだ?
これと並行して、高いリサイクル意識を有する自動車屋さん達は、その技量を向上させ、プロでもわからない事故車再生人気車は数多い。地球に優しく事故車を再利用するのだから、グリーンマーク商品というので、国土交通省も、陸運局もお目こぼししているのかな?
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22.危険過ぎる中古車?2003.6.10
私は中古車を限定でしか評価しないと言ってきた。小心者の私には、日本の自動車屋さんがリサイクル・リユースのエコ的使命感に燃えて再生した修復車に乗る勇気は無い。修復技術の進歩は電子制御まで投入した結果、誰でも新品程度の精度をある程度までなら出す事が出来る様になってしまった。 修復によって、各部に応力の残ったボディに、大きな外力が加わった場合、スポット溶接部分がどの様な挙動を示すか、考えるだに恐ろしいものがある。スポット溶接した部分には残留応力が発生する事はご存知のとおり。さて、修復した時にスポット増しするのは、正しい事か?間違った事なのか?
ボディを修復する事は、その行為自体が誤った行為に他ならない。鉄板は曲げれば硬くなる、加工硬化したら、どうなる?事故った場合の挙動を予測するなど、博打に他ならない。もしも鉄板が割れてしまったら、ボディの衝撃吸収能力は一気に低下して凄まじい加速度が人体に加わる可能性が高い。その結果は搭乗者の死に直結する。
某オークションに出品される或る車種では、修復率は八割近い。今や車検で食べられなくなった自動車屋さんは事故車両を仕入れて余った時間の総力を注ぎ込み修復して回している。だから自動車屋さんはなくならないのだ。
事故率が高く、価格の高い人気車種でなければ成立しないのだが、中古部品の流通量増大は、起しの爆発的増殖に寄与した。その結果、やっちまった場合に死ぬしかない高度修復車両が日本中に溢れかえってしまった。今や中古車を買うほど勇気が無い私は、新車で我慢している。
どう見ても、起しとしか見えない中古国産車に乗られる方々の勇気に敬服する私であった。
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23.危ないスタンド・カードは安全か?2003.8.22
ガソリンスタンドという業種は、粗利から考えると末期的業種に他ならない。現状では、セルフで生き残りを図っているが、設備投資を勘案し、価格競争の厳しさを加味すればお前はもう死んでいる、、状態だ。 そして、セルフスタンドで人件費を含めた経費節減の目玉はカード決済に他ならない。ところが、このカード危険な代物に成り果ててしまった。カードのデータ抜き・偽造カード作成は日常茶飯事、カードの不正使用はカード会社の経営を圧迫しつつある。自動車保険の盗難事件倍増での経営圧迫と同様という訳だ。そこで何故、カード決済に走るのか?目的は個人情報の収集としか考えられない。
ところで先日、福岡のガソリンスタンドではカードデータの抜き取りが発覚した。スタンドでカードデータを抜き取って、その筋に横流ししていた。だから、私は、スタンドでカード決済される方々の勇気に敬服している。
スタンドでは「ウチは○○○の名前で商売させていただいてますから」と言うのが、常套句ではある。だが名前で商売させてもらってますからという言葉には、何の価値も無い。
何か在っても、背負った看板のトコが、責任取るのか?看板に価値があるというなら、不良軽油がここまで跳梁跋扈する筈も無く、硫酸ピッチなどという危険物が不法投棄される事など無いだろ?
軽油の税金を考える。灯油の値段を考える。A重油と呼ばれる廃油再生品の値段を考える。灯油にA重油を混ぜて軽油の代用とすれば、燃料費が大幅に圧縮できる。ところが、この軽油の代用品、微粒子が大幅に発生する代物なのだ。黒鉛を吐き散らしながら走るトラックの多くが、この軽油を使用していると言う方々も多く、都知事はこの不法軽油を根絶しろと怪気炎をあげていた事を覚えておられる方も居られるだろう。
この不法軽油の製造の副産物が、硫酸ピッチで、スンゴィ悪臭を放つ上に処理できない代物なんだ。不法投棄も出来なくなって、路上放置する輩まで出て来た。不景気で不法軽油の使用量が増大し、硫酸ピッチが膨大に排出されている。膨大な不法軽油は誰が販売しているのだろうか?
こーゆー脱税とバッタモンが横行しているこの業界、まともにするには、どうすりゃあ良いのか?誰にも分からないし、誰にも出来ない。低硫黄軽油の生産に着手するという石油業界、不法軽油を追放する事すら出来ない。不法軽油を根絶できれば大気汚染も大幅に向上する事は間違い無いでしょ?低硫黄軽油を生産するより、不法軽油を追放しましょうよ。
そんな、ダーティーな一面を有する業界に、自分のカードを預けるなんてそんな恐ろしい事出来ます?
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24.危ない自動車評論家?2004.2.26
日本という国家には、スポンサー命で頑張る自動車雑誌に事欠かない。そんな自動車雑誌とその業界に携わる人間には、非常に怪しい人間が多い。それを助長しているとしか思えないのが、カ−・オブ・ザ・イヤーであろう。COTYと略される事が多いのだが、この栄誉、自動車に対して与えられるのではなく、自動車会社の広報部門に対して与えられる栄誉となって久しいようだ。 新車情報で暴走して居られる某氏は某雑誌のコラムに於いて、COTY接待競争のすさまじさと、それに踊らされる評論家達の姿を書いた。へんしゅ〜ちょ〜とのやりとり、緊迫感は凄かった!この記事を押し通したが故に彼はこの雑誌を辞する事となる。
次には、某氏もこのお祭りから離脱した。このお祭りの堕落ぶりは凄まじいの。
当初はへんしゅ〜ちょ〜とか、気高き理想をぶちあげていたんだが、彼等は一つ大きな落とし穴がある事に気が付いていなかった。彼等は選考委員にまともな人間を揃える事が出来なかったのである。まともな人間が居ない自動車評論家の中から、まともな人間を選べと言っても、出来る訳が無かったのだ。
私の表記にご不満のある方々は、自動車評論家と呼ばれる方々のHPを覗いてみられる事をお勧めしよう。
ネット上でじど〜しゃひょ〜ろんかの方々がHPを運営するのが、当然になり、主なコンテンツとして掲示板と日記が揃ってしまった。そこを覗いてみると、今日も接待、夕べも接待、明日も明後日も接待と言うCOTY選考の最終追い込み状況下の現状が伺い知れそうな表記に事欠かない。
それでも、ご不満の方には、或る人物の行為を語ってみようか?例えば、ドリフト至上主義!FRサイコー!目指せFR復権!と叫びながら、COTY選考ではFRの日産フェアレディZにわずか4点、FFアコードを満点にした人物が居る。常日頃の彼の主張は、どういう意味があったのか?謎である、それで食ってきたというのに。
彼の行為が影響を及ぼしたのか?投票内容は非公開となったらしい、これで、接待され放題になった!と狂喜乱舞しているだろう。最後の重しが取り払われて、自動車評論家と言うべき人々は、更に堕落していくのか?自浄作用を発揮して更正するのか?それは自動車業界が決めるべき事だ、その結果がどうなろうと、、、、
自動車評論家が絶賛する車は、不人気車になってしまう。ネット界では有名な2ちゃんねるのスレッド数知れずという親方さんが絶賛するトラビックという車、不人気車種である。ご自分でも購入された程なんだから、非常に良い車なんでしょう。彼等の行為を眺めていると、接待?請負仕事?という言葉が浮かび上がってきます。
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25.燃費グッズの収支計算?2004.5.15
私は、ガソリンの消費量と走行距離を記録してきている。そこで数字を眺めながら気が付くことは、意外と深刻だ。 私の場合1キロ走行するのに、約8.8円のガソリン代を使用している事が判っている。リッター当たり10.9キロ走っているし、安いガソリンばかり買い込んでいるから、当然だ。
ここで考えて見ると、年間のガソリン代は12万円ってトコだろうか?さて、燃費が2割向上するとします。2万4000円くらいガソリン代が節約できるとしましょう。アーシングでそのくらい燃費向上するという方も居られますが、私の場合、まったく効果があるという分析が出来ませんでした。
例えば、私は、エンジンオイルは年に一度交換です。このオイル代も走行経費を押し上げます。安く上げようとすれば、2500円で終了するでしょう。ヴィータでは高いオイルと安いオイルで、燃費の有意差が見られなかったし、25000キロまで燃費が変わらなかったんで、1年で交換する事にしていますから、3000キロ毎に高いお金を出してオイル交換を続けて居られれば、貴方の走行経費ははね上がるのです。
さて、高価なオイルをまめに交換すれば、走行経費を押し上げます、逆にメーカー推奨間隔で指定グレードのオイルを交換すれば、走行経費を押し下げられます。或る意味貴方の交換したオイルは環境を汚染するのです。交換は徹底的に減らすことで廃棄物削減をしてみませんか?
産業界で使用する潤滑油は、塩素系添加物をゼロにしてきました。しかし、塩素系添加物を目一杯使いまくっているのが、自動車の潤滑油です。産業界は何故塩素系添加物をゼロにしたのでしょうか?理由は簡単、廃油の使用方法の筆頭はA重油としての燃料消費なのです。ダイオキシンの発生につながるのでと言われた産業界は、塩素系添加物を追放したのに?
だからこそ、エンジンオイルは目一杯使っていただきたいのです。例えば180キロで走った場合、4500回転くらいでしょうか?通常の範囲内です。普通の人間がシビアコンディション領域までエンジンを回せるでしょうか?サーキットの使用条件、常時レッドゾーン寸前で回せる人間なんか居ないと思うのですが?
そうして、一般大衆は無意識のうちにも、自動車業界に貢献させられる様に、誘導されている訳ですね。オイル交換を減らし、無用なグッズを購入しない事で、環境に貢献してみませんか?収支も非常に改善されるハズです。
車の家計簿を付けてみれば、収支計算が容易になります。グッズ(エンジンオイルを含む)の有益・有効性がすぐに判断できるようになりますよ。だって燃費は最低値と最高値で二割は変動する代物なんですから。燃費スペシャリストでもね。だから、ばらつき程度内の変動しか無いグッズでその数字がキープできれば宜しいのですが、それが何回も続くのか?みんなが、表計算ソフトで自分の燃費を管理し始めたら、グッズの効果なんか一発でばれてしまいます。
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26.ある意味理想の車って何でしょうか?普通車編2005。2.2
私は、車で移動します。もしも公共交通機関で移動したら、とんでもない金が必要になります。だから、本当は小さくて、燃費が良くて、静かで、乗り心地の良い車が欲しいのです。ある意味旧型ヴィータは良い車でした。トルクが在ってパワーが無い、重厚な乗り心地、これで燃費がよければ最高だったんですが。 私は自動車という物を、移動する道具と捉えています。従って、消耗品は少なければ少ないほど良いですね。基本設計理念として、車両重量は軽め、高張力鋼板でボディ剛性を確保します。消耗品のブッシュとダンパー、エンジンオイルとATFの寿命延長を狙って大容量にしましょう。
まず、私の理想とする車の基本スペックを申し上げましょう。少々ミニバン形状のハッチバック・コンパクトカー、車高は低過ぎるより、少し高めが運転しやすいです。税金の関係から、排気量は1リッター3気筒でOHV、2バルブOHCで2本プラグの同時点火のデスビかな?馬力は70馬力?トルクは8キログラムメートル、車両重量は850キロ、全長は3.5メートル、車幅は1.699メートルの5ナンバー枠目一杯。タイヤは目一杯外側に配置してホイールベースは2.4メートル近辺、ホイールベースとトレッドは長目のほうが良いですね。
このサイズであれば、馬力は無くても、ワイドトレッドでコーナーリング性能も確保できますし、軽量なので4速オートマで行けます。
フロントブレーキはディスク、リアブレーキはドラムで十分です。エンジンオイルは少し多めに4リッターが正規容量にしてもらって、、、オイルは10w−30が指定とか。
オイルポンプとウォーターポンプは電動、カムシャフトとアーム・そしてクランクの両端はボールベアリング保持で、機械損失をギリギリまでつめます。オイル消費量も減りますから、オイルポンプをモーターで駆動しても十分でしょう。リリーフしないのでオイルクーラーも不要になるし、サーボじゃなくてPMW制御程度でコストダウンは必至ですね。車室内面には断熱材を厚めにコーティングして断熱・防音すれば、エアコン性能は小出力ですむので、燃費も良くなります。私の走りでレギュラーガソリンを使用してリッター当り15キロは走って欲しいです。エコランしてリッター20キロ、高速道路エコランで25キロ、このくらいの数字を出すなら車両重量は950キロ位ではないと、マークできそうにありません。
排気バルブは伝熱性向上させた液体金属入り、低いフロアパン位置で投影面積を圧縮して、タイヤは14インチの165サイズ、フロント65でリア70という組み合わせ、アンダーの出ないセッティングをしたいです。ダンパーは容量があればシングルチューブで良いんですが、コニーで十分ですよ。ロッドは太めで、ガス無しの自分で分解整備できる昔のハチロク・2CVみたいな奴が良いですよ。維持費も安く出来ますから。
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