このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



根室本線旧線狩勝峠 かりかちとうげ

 1887年(明治30年)、十勝線(後の根室本線)の建設工事が着手された。最大の難関は狩勝トンネルで延長953mを貫通させるのに石狩、十勝の両方から掘削を1891年(明治34年)から始めたが、3年余り過ぎた時点で工事はいったん中止となった。
 そして、1896年(明治39年)に再開し、翌年ようやく貫通したのである。
狩勝トンネルは掘削時にたくさんの出稼ぎ者によって掘り進められ、最盛期には千人を越える人がかかわっていた。またこのトンネルは機関士泣かせのトンネルで、特に1939年(昭和14年)には殉職者を出すほどの難所であったという。このため、1948年(昭和23年)に狩勝トンネルの改築を求める労働争議が起きたくらいである。







新得—新内—狩勝信号場—落合





新得〜新内

新内駅

新内〜狩勝信号場

落合




廃線へ


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