| 冬が来た。冬といえば雪。雪といえば・・・どうせなら日本で一
番寒いところへ行くか。
そして、旭川への旅の計画が始まった。旭川は明治時代に日
本の最低気温を記録したところ。旭川地方気象台のホームペ
ージで毎日気温をチェックする。大体最高気温がマイナス6度
とか8度とかという感じか。出発の前日の予報では第一級の
寒波がくるという。さてどうなることか・・・。今回は初の息子と
の二人旅である。彼は別段鉄道に興味があるわけではない
が、今回は雪が見たいとのこと。
小学生の息子を連れて行くこともこんな寒いところでは不安要
因のひとつ。 |
| 7時20分発の便。6時過ぎには羽田空港に着いていた。冬な
ので当然まだ真っ暗だ。にも関わらず、空港にはこの人。スキ
ー板を持っている人は北海道方面か。
出発便が多いためになかなか離陸できず、すでにここで10分
遅れ。計画では、旭川空港からバスで駅へ向かい10分ほど
の乗り継ぎで「スーパー宗谷1号」に乗るという予定であった。
ここで10分遅れということはすでに無理・・・(汗) 冬型の気
圧配置で関東上空は晴れ渡り、遠く富士山をみることもできた。
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| 離陸してすぐにディズニーランド、ディズニーシーを眼下に見る
ことができた。東北地方にさしかかると、雪雲がかかり始め、
その下では雪が降っていることが想像できた。
飛行機は山形上空を通過し、次に気づいた時にはすでに北海
道にさしかかっていた。予定よりはやく飛んでいる!!一度は
あきらめかけた「スーパー宗谷1号」への期待が高まる。富良
野上空を通過し、北側よりアプローチ、ランディング。予定通り
の時間だった。 |
| 空港から外へ出たところに気温計がある。「マイナス20.1度」
その表示に少々唖然としながらも飛行機の中や空港が暑かっ
たために妙に心地よく感じる。 |
| すぐにバスに乗ったが、運転手もいない。「いつになったら発
車するんだ?」待つこと約20分。やっとバスは発車した。空港
より駅までの所要時間は35分とあった。もうすでに9時30分
を過ぎている。どう考えても間に合わない。結局あきらめざる
をえなかった。(苦笑) |
| 道路も何もかも雪で真っ白だが、バスも車も普通に走ってい
る。東京だったらとんでもなく交通が麻痺しているだろうに。い
やいや北国の人はすごい。
10時30分ごろ旭川駅に到着。予定ではもうとっくに和寒駅に
着き、今ごろはまもなくやってくる「スーパー宗谷2号」を撮影
する準備をしているころだったが。
旭川駅
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| 駅で早めの(と言っても朝食を食べた時間を考えると早くな
い)昼食をとり、快速「なよろ1号」の出発を待つ。何本かの列
車が旭川駅に到着したがなぜか撮りそびれてしまった。
11:12に旭川に到着する「スーパー宗谷2号」を離れたホー
ムから待った。到着ホームで待つと11:14発の「なよろ1号」
に乗り遅れる危険性があると判断したからだった。もしもこれ
に乗り遅れると一大事。息子のみが降りる場所すら知らず出発
してしまう。豆粒ほどにしか写らない悲しさ・・・。 |
| そして、列車に乗り込む。すると車内放送。「富良野線が遅れ
ているため乗り継ぎの客のために出発が遅れます」とのこ
と・・・だったら到着ホームで待っていればよかった・・・(汗)
なんともハプニング続きの北海道旅行スタートである。 |