このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
東京ではそろそろ桜かという時期に東北方面へ向かった。 今回は久しぶりの家族での旅行。愛車オペルオメガにとって も久しぶりのロングドライブ。年度末に近いということもあるの だろうか。都内の道路はいつも以上に渋滞している。外環 大泉から外環道に乗り、東北自動車道を目指す。外環道に 乗ってからは流れもスムーズで快適なドライブとなった。 羽生PAで休憩と昼食。都内の渋滞の影響でかなり時間が かかってしまった。東北自動車道は宇都宮まで三車線で走り やすい。今日の目的地は岩手県の「新鉛温泉」。途中何回か 休憩しながら花巻南インターで降りる。左の写真はインターを 出たところで夕日を息子が撮影したもの。 一般道へ降り、山の中へ入っていくに従い、雪景色へとかわ る。まだまだ早春という感じか。 | |
もともと今日の計画は移動のみというものであったが、5:30 を過ぎたころに新鉛温泉に到着。この近辺の温泉をすべて 総称して「南花巻温泉郷」というが、その一番奥にある一軒宿 が今日の宿泊地だ。一軒宿ではあるが、かなり規模の大きな ホテルだった。ここのところの旅は温泉などには立ち寄ったこ とがなかったので、これもまた久しぶりの温泉。大浴場を出た ところに飲用の湯が湧き出ている。かすかな硫黄臭と少し塩 味のする湯であった。 | |
翌朝、朝風呂に入りまたこの湯を飲んでいると、従業員の方 がペットボトルをくださり、その湯を汲んでくださった。源泉の 温度は60℃を超えているのでかなり熱い湯だったが、タオル に包み持ち帰る。 | |
今日は秋田を経由して、青森県の日本海側へ出なければな らない。しかし、せっかくなので花巻市内の「宮沢賢治記念館」 に立ち寄る。ここしばらく童話などは見たこともなかったが、 宮沢賢治という作家の人生を知ることができた。中でもよく 考えてみると「銀河鉄道の夜」などはその扱われている題材 などから、自分と趣味が似ていたのでは・・・などと思ってしま った。もちろん、私にはそんなすばらしい作品が書けるはずも ないが・・・(笑) | |
「宮沢賢治記念館」をあとに、花巻南インターから東北道、そし て秋田道へと入る。当然のごとく、家族旅行とはいっても鉄道 関係のものも組み込んであるわけで。北上線の有名撮影地 である錦秋湖方面へ向かう。まずは「ほっとゆだ駅」に立ち寄 るが、テレビのクイズ番組かなんかの収録中らしく、物々しい 雰囲気だった。「正解は・・・温泉水ですっぽんを育てるです」 とリポーターの女の人が言うのを撮っていた。私が駅の写真を 撮ったりして物音が入ってしまったのだろうか・・・。何度か撮り 直していた。どうもお邪魔しました! しかしながら、私自身もごくごく普段のほっとゆだ駅の写真を 撮りたかったなぁ。 | |
ほっとゆだ駅から国道をしばらく走った橋の上から錦秋湖にか かる北上線の橋梁を見渡すことができた。この場所から撮ろう と思ったが車をとめる場所がない。さらに「ゆだ錦秋湖駅」方面 へ走っていくと撮影できそうなポイントがいくつかあった。しか し、時間的に考えて撮影できる列車は1本のみ。しばらく考え たあげく、やはり先ほどの橋の上のポイントに決める。なんとか 近くに車をとめ、三脚を取り出し橋の上から構図を決める。 しかし、ここであることに気づいた。大型トラックが通るたびに 橋が揺れる。もしも列車が通過するときにトラックが通ったら・・ ・そう考えると三脚は使用しないほうが得策か。そう思い手持 ちでの撮影にする。 | |
錦秋湖は冬季には結氷するようでところどころがまだ凍って いた。ほどなく列車が通過し、次の目的地を目指す。明らかに いつもの撮影行とは異なる。撮影の旅ならさらに1〜2時間こ の場にとどまるであろうが、さすがに長い時間家族を待たせて おくわけにもいかず。次に行くところはやはり自分の趣味の 名水めぐりであったが、その前に昼食をということで秋田自動 車道を降りたあとに街中のショッピングセンターに立ち寄る。 結局ここでファーストフードを食べ、家族はなぜかショッピン グ・・・。(笑) 自分の趣味であちらこちら立ち寄っているので 文句を言うわけにもいかず。ここでしばらくショッピングをした あと、秋田県の六郷湧水群を目指す。足早に名水の撮影を 済ませる。「湧水群」なのですべてをまわる時間はなかった が、いくつかを写真に収めることができた。 | |
再び、秋田自動車道へ戻る。あとはひたすら本日の宿泊地 を目指した。秋田自動車道を降りたあとは一般道の走りとなる が、途中から雨が降り出した。風が強く左に見える日本海は 荒れている。横殴りの雨が時折強く降り、車のフロントガラス にあたる。暗くなってくるとその荒れ狂う日本海の光景と人気 のない岩場の海岸が妙に不気味に映る。すっかり暗くなった ころに宿泊地「サンタランド白神」に到着。横殴りの雨と風は さらに強まり台風のような感じだった。ここは北欧風のコッテ ージでの宿泊となる。外は荒れた気候だったが、コッテージの 中は別荘の快適さそのものだった。明日は五能線の撮影を 予定している。なんとか天気が回復してくれないものか・・・。 |
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