このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
朝、どんより曇っているものの明るい感じで、雨は降って いない。「これならなんとかいけるかな」と思った。昨日か ら自分の趣味に家族をつき合わせている感じなので、 このサンタランド白神で家族はゆっくりさせて、その間に 五能線の撮影に出かけることにした。朝食を済ませると 撮影の準備をととのえポイントへ向かう。 | |
昨日通ったところに「お殿水」と書かれた道の駅があった が、その前を通り過ぎるときにここが名水であることに気 づき急遽立ち寄る。日本名水百選には入っていないよう だが、なかなかの水であった。そして、次に岩館駅へ立ち 寄る。ここ「岩館」と「あきた白神」の間に撮影ポイントが あることは昨日の通りがけに確認してある。そのまま あきた白神駅まで行き、通りがけに駐車スペースを確認 する。再び岩館方面に戻り、少し時間があるので、路肩 に車をとめ、白神山地を撮影。どんよりした雲がかかって いるが、雨はさほど強くは降っていない。撮影ポイントへ 向かう。路肩のわずかなスペースに車をとめると、三脚を 取り出し撮影の準備にかかる。 | |
しかし、まだ列車が通るまでは30分近くある。また雨が降 り出した。相変わらず、海からの風も強い。体感温度は かなり低い感じがする。北海道の旭川のマイナス20度 よりも寒く感じたのは装備が完全ではなかったせいか。 雨がだんだんと強く降り出す。カメラが濡れていくのが 気になったが、まもなく通過の時間。せめてレンズに雨が あたらないように手で多い隠し、通過を待つ。手袋もしな いでのこの作業を本当につらかった。ちょうど列車が通過 する直前に雨脚は一番強くなった。海は荒れ、雨のため に視界も先ほどよりも悪くなったような感じがした。列車 が通過。なんとか撮影することができ、急いで車に戻る。 車の中は暖かく、ほっとする瞬間だった。 | |
サンタランド白神へ家族を迎えに戻る。途中、十二湖駅の 手前で停車中の先ほどの列車を追い越した。 「ラッキー!」ということですかさず十二湖駅へ。入線する 列車を撮ることができた。家族はサンタランド白神で買い 物をしたり、思い思いの時を楽しんだようだ。途中、いくつ かの駅に寄りながら、鯵ヶ沢方面へ向かう。深浦〜広戸 間に岩場を通る五能線を撮影できる場所があるようだが よくわからない。行ったり来たりしながら、なぜか五能線の 線路の脇に高速道路のPAもあるほどの大きな駐車スペ ースを見つける。また、ここで家族を待たせ一人で歩いて ポイントを探しに出かける。幸い、ここはカーテレビがよく 入る場所で「何時間でもどうぞ」という感じであった。(笑) | |
しばらく深浦方面に歩いていくと、国道から岩場を撮影で きる場所があり、ここでスタンバイ。幸い雨はやんだ。しか し、風は相変わらず強い。30分ほどいろいろと構図を考え ているうちに列車が通過。こんな時期の岩場は余計に 寒々しい感じがする。またすっかり体が冷えてしまい、車 に戻る。時刻表を調べてみると少し待てば、深浦から秋田 方面への列車が発車することがわかった。また道を戻り 国道からお手軽に撮影できる場所を探し、そこでしばらく 待ち、撮影。今日は五能線しか見ていないような気がし た。こんな旅に付き合わされる家族もたまったものでは ないだろう・・・。(^^ゞ 国道を再び鯵ヶ沢方面へ。途中、千畳敷という景勝地も あるようだったが、とにかく海が荒れて風も強く、とても 見学できるような状態ではなかった。 | |
駐車スペースに車をとめ、車の中から海を飛ぶ鳥を見た りするだけだった。今日は鯵ヶ沢温泉に宿泊。丘の上に 立つホテルからは日本海を一望。露天風呂も海に面して いたが、相変わらずの強風。以前北海道に夏に行ったと きに台風が通過する中、函館で露天風呂に入ったことを 思い出した。部屋からは列車の走行音が聞こえた。「五能 線は近くを通っているんだ・・・」と思った。 |
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