このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


C623号機(KATO改造)



C623号機(ていね・ニセコ時代) 
ここ数ヶ月の間、公私ともに忙しくて....なかなかHPを更新出来ず、御来場の方々には大変ご
迷惑、並び、ご心配をおかけしました。それから〜新年あけましておめでとう御座います。

C623に関しては(既にご存じの通り)仕掛かり中のブラスがあるのですが、KATOベースの
C622が仕上がった際、プラというマテリアルに対し、強度的な問題を幾つか解消出来た事
からKATOベースでもC623を制作するに至りました。基本的な技法はC622(KATOベース)
で見出した技法はこちらでも積極的に採用しています。また回転火の粉止めの再現にも新た
な方法にトライしています。ボイラー長さは先に制作したC622よりも更に短縮。こちらの
方が個人的にも更に実機に近いイメージとなり好ましいのですが、KATO製品に見慣れている
方々には“ショーティ”的に見えるかも知れません。



塗装直前のC623 
各部品の取り付け強度を保つ為に、各部の金属パーツの接点は可能な限りハンダを併用して固着させて
います。これは既に専門誌で諸氏の手がけられた作品にて紹介されています故、特に珍しくない技法な
のですが、特にキャブ下周りの配管に対し効果的だと思いました。デフに関しては(やはり)先に手が
けたC622と同じ方法ですが、こちらの3号機は接着剤による固着(固定)は一切していないんですよ。

これによるメリットは塗装の際に都合が良いというだけでなく、完成後に万が一、デフが破損しても容
易に修理or交換が出来るという....金属製デフに交換した際、このデフの取り付け強度不足による破損が
大きなネックでした。(同じ思いをされた方々も少なくないかと)メーカーとしてこの問題に取り組ん
だのはREF製品だと思いますが、これにヒントを得て更に頑丈な作りとデティールアップを施したのが
大正解! ホント、REFには感謝感謝!です。




デフ近辺 
そのデフ、未塗装前の状態がコレ。また、各部にも強度が保てる範囲で、出来るだけブラスのC623に
近づけるべく試行錯誤した結果、スノウプラウの取り付けはブラスとほぼ同じ。前端梁のエアホースの
鎖の再現。全面のナンバープレートの取り付け方もブラスとは異なりますが、モールドされている台座
を使用せずに線材にて固定が出来るように出来ました。そうそう回転火の粉止めの形態にもご注目を。


塗装後 
そして完成したのがこんな感じ。細かく白いのは埃。シンダー除けもブラスのC623に従いました。。。
標識灯掛けが実機と同じ形態なので、取り付けた3ッ目も取り外し出来ます。デフ裏のてすりのハンダ
しろが長目なのは、致し方ないのでご勘弁を....ちゃんと理由があるんです。因みにこの3ッ目にはワー
ルドのWS001:ガイコツ型テールライト(ホワイトメタル製)を使用しました。

PART2
PART3



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しらさぎ鉄道(株)

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