このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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Brisbane -5-29,May-1,Jun
$10Backpackers? $10

バッパーへ帰り、ブロッコリーツナ和えチャーハンを食べていると、食事の時間なので、宿泊客のほとんどが ダイニングに集まってきた。大勢の日本人。そこになんと、コフスハーバーで出会ったタエさんが来た。 隣のYHAに泊まっているが、友達がここに居るので遊びに来たという事だ。偶然の再会に驚き、喜んだ。

マユミと一緒に到着した、同じ部屋のミキは面白い関西人で、私にしては珍しくすぐに仲良くなった。 2日前に会ったばかりとは思えない感じだ。「あんた、稲中キャラやろ!私も稲中キャラやねん!」とミキは言った。 どんなキャラや・・・。

10ドルバッパーには大勢の日本人が泊まっていて、長期滞在している人達は仲良くグループ的な感じになっているが 、ほとんどの人は新入りに対してフレンドリーな感じであった。しかし、そうでない人もいて、 ミキと一緒に「しんでしまえぇぇぇー!」などと毒を吐いて面白かった。

他にも10ドルバッパーは毒を吐く部分が多かった。何に対してもうるさいオーナー。シャワーを浴びている最中にお湯が出なくなる事が 頻繁にあった。 頭を洗ってる最中にお湯が出なくなり、はぁー?なんでー?と切れながら服を着替え、オーナーのマリアに「出えへんねんけど、 どうなってんのー?」と訴えに行くと、「あら、止まっているわ。使いすぎじゃないの?」という感じでお湯をつける。 あれは絶対わざとやで!と宿泊客のみんなが言っていた。本当にやめてほしい。

ミキと毒を吐いて笑ったり、マユミやタエさんに旅情報を聞いたり、チャイナタウンで買ったタバコ巻き機でタバコを作って吸いまくったり、 ミキとマユミと一緒に鼻パック姿で写真を撮ったりして、ブリスベン最後の夜を過ごした。

そして次の日、6月2日。毎朝の「stay?check out?」というマリアの声を聞く前に、荷物をまとめて 10ドルバッパーをチェックアウトした。風邪をひいたおかげで、4泊も過ごした場所。 口うるさいマリアとおっさんを、もう見られないと思うと散々毒を吐いていたにも関わらず少し寂しく思う。 マリアはこれからも、旅行者たちに口うるさく言い、そして目が合った時には満足げな笑みをもらして接していくのだろう。 すべての掃除が終り、皆が出払った昼頃、入り口で外を眺めているだろう。 あの口うるささに、母親を思い出す。

チェックアウトを済ませバッパーを出ようとすると、おっさんがバッパーの前に車を停めている女の子に対して 口うるさく何か言い、怪訝な顔で「sorry?」と返されていた。誰に対しても口うるさい夫婦。 ブリスベンでの思い出は、この10ドルバッパーに集約される。

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