このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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Brisbane -1-29,May-1,Jun
$10Backpackers? $10

29日、AM9:00のバスに乗り、マユミに見送られてサーファーズを出発した。ブリスベンに到着したのは、AM10:45。

サーファーズのバッパーで出会ったクミコさんが既にブリスベンに到着していて、旅人の間で安いと言うことで話題になっている1泊10ドルの 「10ドルバッパー」に泊まっているという情報を携帯のメールで教えてくれたので、電話をかけて行き方を聞き、そこへ行く事にした。 バスが到着したトランジットセンターを出て、重い荷物を背負い、持ち、ひきずり、歩く、歩く、歩く。

私のバックパックは小さめのため荷物が入り切らず、 シドニーを出発する日に、セントラルステーションのカバン屋で、ガラガラと引きずる事のできる小型トランクを格安で買って持ち歩き、さらに旅を始めるともちろん 自炊なわけで、塩コショウなどの調味料や食パンや、パスタや、米などの食料をスーパーの買い物ビニール袋に入れて持ち歩き、さらに普通に街中を歩く時に持つ サイフなど貴重品を入れた小さいカバンを斜めがけしている。背中、両手に荷物を持ちながら歩くのは、結構辛いのであると言うことが言いたかっただけです。

そして「まだかよー?」とクタクタになりながら到着した噂の10ドルバッパー。(正式な名前は何と言うのか不明だが、皆10ドルバッパーと言っていたので、10ドルバッパーと呼ぶ事にする。ちなみにYHAの隣にありました。)

オーナーのおっさんが、キッチンやランドリーなどを案内して説明してくれるが「oh,yes」などと相槌を打っているのも面倒くさくなり、キッチンで説明を聞いている時に フラフラと違う場所へ行こうとしたら「ちゃんと聞け!!」と腕を引っ張られ、びびる。

ここのオーナーは細かい規則に厳しく、部屋に洗濯物を干す事も禁止しており、 クミコさんが部屋にタオルを干してたら、おっさんに「NO!!!」と言われ、床に投げ付けられたそうだ。オーナーはこのおっさんと、マリアというおばさんの夫妻で、 癖のある英語を使う事からオージーではないだろうと思っていたが、どうやらイタリア人だという噂である。そして宿泊客は日本人と韓国人しかいない。欧米人は、うるさいし散らかすしマナーが悪いので 泊めたがらないという噂である。あくまで噂であるから本当の所はどうだか不明ではあるが。

まあ、ここには1泊しかしないから少しぐらい厳しくても我慢しよう。 私のこれからの旅の予定としては、ブリスベンには1泊して、明日30日にブリスベンを出てピッキングの街チルダーズへ行き、31日から仕事をはじめるつもりである。 サーファーズパラダイスでダラダラ過ごしていたかのように見せかけて、実は暇な時間にTNTなどの無料情報誌を見て、仕事を募集しているファームに電話を掛けたのである。

シドニーを出てからというもの、旅を楽しむよりも残高の事が気になり、いつも雑誌で ピッキング情報を探していた。 銀行残高は700ドルを切っており、まだ残っているとは言え、このまま旅を続けていれば確実に減っていくだけの残高であり、乞食になるしか先が見えないような状況で旅を続けられるほど私の精神も たくましくも無いので、一刻も早く仕事を見つけたいという必死な思いだった。

場所はどこでもよかった。ただ、仕事がありさえすればどこにでも行く。でももう日本人だらけの場所には行きたくない。シドニーやサーファーズの日本人だらけの環境にウンザリしていた私は そんな事を思って、ピッキングの場所としてあまり聞いた事のない場所を探して電話をした。

一つ目に電話した所は、つたない英語でしゃべると、「え?あー、韓国人?え?日本人?日本人と韓国人が多くいる ファームがあるから、そこの電話番号を教えるからそっちに電話してよ!」と言われ、「何やとー??むかつく!!馬鹿にしやがって」と思い(思っただけで反論できず)、そこは却下。

そして二つ目に電話したのが、チルダーズのシュガーボールキャラバンパークという所である。「すぐに働きたいけど、仕事はある?」と聞くと「ある、ある!!」と言うので、 「では30日に行きます」と言うことで、バスの到着する場所まで迎えに来てくれると言うことで電話を切った。こんなに簡単に決まっていいのか?本当に仕事あるのか?と思いながらも、 とにかく30日にチルダーズという街へ行く予定である。

そういうわけで明日にはここブリスベンを発つため、オーナーのおっさんの説明を受け終えると、さっそく街に出た。

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