このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

WH入門
WH1年間
WH一般教養
MONEY
WH終了
WH BBS
WH LINK
WH TOP
放浪LIFE
-HOME-

Ayers Rock -8-
3Day Camping Safari
25-27,Aug
NT Adventure Tours 3days
$406

カルチャーセンターを後にしたバスは、再びキャンピングプレースに戻る。昨夜、遅くまで続いた酒盛りの成果か、 メンバーたちの間から、重苦しい空気が消えてきていた。ランチを作って食べ終えると、キングスキャニオンの キャンピングプレースへ向けて移動となる。4時間かけての、大移動。 途中、昨日と同じようにキャンプファイヤーのための 木の枝を拾い集めたり、休憩を取りながら進んだが、バスの中では、ほとんど寝ていた。

夕方、キングスキャニオンのキャンピングプレースに到着。エアーズロックの時のように、施設が完備されておらず、 いかにもキャンプ!!という感じだ。 他のツアーと共通のシャワールームにも、シャワーが4つしかない。 広がる平原、近くに迫る岩に囲まれたキャンプ場。大自然の中で夜を迎えることに興奮したのか、 岩に登って、辺りを見回すメンバーもいた。猿かよ!

拾い集めた木で、キャンプファイヤーの火をおこし、野菜を切るなどして夕食の準備に取り掛かる。 メンバーたちは、昨日より協力的で、マークも楽しそうだ。 窯を、キャンプファイヤーの火にかけ、チキンをぶっこんでクッキング。なんか野性的!! チキンが出来上がるまで、火を囲んでトーキング。ようやく打ち解けはじめたメンバーたちは、楽しげにトーキング。 しかし私は、トーキングに入っていけるはずもなく、今夜も同じ部屋になるけど、たいして会話もしていなかった おばちゃんと「Hungry」などと言っているうちにチキンは出来上がった。 振舞われたワインを飲み、チキンを食べ、野菜なども色々食べたり食べたり食べたりして、食べすぎる。 少しの酒と、大自然の中でのキャンプファイヤーという相乗効果により、私とマサヨは、色々あれこれ、ここには書けないようなことを語り尽くした。

調理する掘っ立て小屋の中に入り、食器を洗い終え、 さて食後の一服・・・といきたいところだったが、私もマサヨも、タバコを切らせてしまっていた。 マサヨが勇気を出して、広島青年に「タバコ売って下さい」と言うと、「助けてもらってるからいいよ」と 快くタダで分けてもらえた。しかし、嬉しそうにタバコを吸う私たちの姿を見て、「タバコ止めた方がいいよ。 結婚できなくなるよ。」と苦言を放った。何と言われようと、止められません。

マサヨが「天野っちが、VB飲んでたよ。勝手に飲んでいいんだよ」と言い、 冷蔵庫を開けるとVBが並んでいる。ワインも振舞われたぐらいだから、きっとVBも自由に飲んでいいものなんだ! いいツアーだ!と喜び、私とマサヨと広島青年の3人は、1本ずつVBを手に取り、ビールを飲みはじめた。カーッ!うまい!と 幸せに浸っていると、通りかかった天野っちの彼氏が 不思議そうな顔をして、こっちを見ている。目線は、ビールに注がれる。 「もしや!?」と思い、聞いてみると、やはりそれは天野っちと彼氏が買ってきたビールだった。 苦笑いする、天野っちの彼氏。天野っちも、やって来て笑っている。 「ソーリー!!!!」と3人で何度も謝り、明日どこかの店で買って返すということで和解した。 いい人たちで、よかった。

酒も食べ物もなくなり、そろそろ寝る時間となった。 いくつかのテントと、いくつかのバンガロー(と言っても、2段ベットが2つあるだけの狭い小屋。)。 に分かれる。私とマサヨとおばちゃんは、バンガローを確保していた。 こんなに寒いというのに、キャンプファイヤーの消えそうな火を囲んで、スワッグの中で眠るメンバーも数人いた。 満点の星空を見上げながら寝ることに憧れてもいたが、寒さには勝てるはずもなく、 迷わずバンガローの中で寝ることにした。

シャワーの順番を待ち、シャワーを浴びてバンガローに戻ると、マサヨもおばちゃんも既に眠りについていた。 スワッグは、外で寝る人だけ使えという指示がマークからあったが、あまりにも寒いのでバンガローの中に持ち込む ことにしたのだが、2段ベットの上をキープしていた私は、大きくて重いスワッグを上に持ち上げることができず、 電灯もない、暗くて狭いバンガローの中で途方に暮れた。 仕方がないので、2段ベットの間にある、わずかなスペースの床で寝ることにした。 ぎりぎりスワッグが入るスペースに、イライラと文句をこぼしながらスワッグを敷き、眠りについた。

夜中、ビールを飲んだためか、冷え込んだためか、2回もトイレに起きた。1回目はトイレまで行ったが、暗いし、遠いし、めんどくさいので、 2回目は、キャンピングスペースに程近い場所で済ませた。ブッシュ万歳。おばちゃんも夜中にトイレに行こうとしたが、 私が2段ベットの間にある床で寝ているとは知らず、踏まれたり、驚かれたりして、泣きたい気分だった。

Ayers Rock-7-へ ラウンド2topへ戻る Ayers Rock -9-へ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください