このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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Kununurra -1-1-2,Sep
Kununurra Backpackers
Adventure Centre $17

翌朝、バスのトランジットセンターの隣にあるYHに泊まっていたくせに、出発時間の7時半ギリギリでバスに乗り込み、 ダーウィンを去る。向かうは、州を越えたカナナラという街。

ノーザンテリトリーともお別れだ。ノーザンテリトリー、ここはオーストラリアの雄大さを体感できる場所で溢れていた。 大きなエアーズロック。風の谷から見た壮大な景色。キャンプの夜の寒さ。見渡す限りの地平線。キングスキャニオンのキングさ。 服が破れそうになったデビルスマーブルス。気持ち良かったマタランカの温泉。リッチフィールド国立公園では夢中になって泳いだっけ。 カカドゥ国立公園はアマゾンみたいだったな。キャサリン渓谷では、クロコダイルを見たっけ・・・。 というように、私の冒険心を充分に満たしてくれたノーザンテリトリーでの日々を、バスの中で思い返そうとしたが、 そういえば、デビルスマーブルスも、マタランカも、リッチフィールドも、カカドゥも、キャサリン渓谷も、行ってなかった。 キングスキャニオンも、年寄りコースを選択したため、ほぼ行っていないと同じであった。そもそも私に冒険心など 無いに等しかった。そして体力も。ついでにお金も。まあ仕方ない、これが私の旅なのだから。 こういうことは、冒険心と体力のある人に任せておこう。

バスは走り続け、キャサリンでお昼の休憩を取り、バスはいよいよ西オーストラリア州との州境へ。 他の州とは違い、西オーストラリア州へ入るときには、厳しい「検疫」があり、食べ物を持っていると没収されるという噂だった。 そして噂通り、バスの中に検疫のおばさんが入って来た。なんか偉そうでムカついたので、 西に入るまでに食べておいたリンゴの芯を「rubbish!」と言って渡しておいた。なんか、勝ち誇った気分だった。ちぃせぇー!

「月の階段」を見れる日が近付いていることもあり、ブルームへと急ぐ様子の日本人をいっぱい乗せたバスは、 夕方4時半頃、西オーストラリア州に入ってすぐにあるカナナラという小さな町へ到着し、数人の客を降ろして走り去っていった。

カナナラのインフォメーションセンターは、すでに閉まっており、地球の歩き方を取り出して泊まる場所を探す。 目に留まったは「無料でコーヒーや紅茶が飲める」というバッパー。公衆電話から電話をかけて、ピックアップに来てもらい、 着いたバッパーには、ブリスベンのバッパーと、ダーウィンへ行く時にキャサリンの休憩で出会った人がいて、驚いた。

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