|
カナナラ! |
このバッパーは、本当に宿泊客が少ない。昨夜はドミトリーだというのに、部屋を一人で占領できた。 一人部屋で寝れるなんて、シドニーから旅立って以来初めてのことだ。気楽だった。そして、初めて気兼ねなく歯軋りをして寝ることができた。
朝8時半に、バッパーをチェックアウトし、荷物は置かせてもらい、 昼頃、外へ行く。カナナラは、なんかいい街。暑いし、特に何があるというわけではないが、というか、何もないが、なんか平和。 この街に、ぽつりぽつりと建つ家々には、アボリジニの人たちが住み、生活している。 今までの街では、街中でたむろっているアボリジニの人々しか見たことがなかったので、不思議な感じがした。 カナナラは、アボリジニの人々の街。
|
カナナラバッチ $3.95 |
フットボールの試合を見てから、アジアっぽい、この街が好きになったので、カナナラバッチを買うことにした。 カナナラのあちこちに生えているバオバブの木と、夕日に染まる真っ赤な空。カナナラらしい一品を入手。
|
タバコとカプチーノ |
優雅にカプチーノを飲みながら、地球の歩き方を広げたり、タバコを吸い、「カナナラー」と思う(意味不明)。ターキークリークからの遊覧飛行は190ドルもするし、 高いし、もうパンフレットを見ているだけで充分だ!とういことで、やめることにした。バングルバングルは、パンフレットで 堪能して終了。昨日、バッパーのおっさんに対して憤っていたことや、ツアー会社に問い合わせたことや、ターキーのバッパーを 予約したことは、一体何だったのかという疑問は受け付けません。
|
バオバブの木 |
インフォメーションでパンフレットを見ていると、「Festival」と書いてあったので、何かと聞いてみると、明日から この街の高校であるらしい。何の祭り?学園祭とか、そういう感じ?とか、そういうことまでは不明。というか、聞き取れなかった。 この目で確かめようと、高校の方へ歩いて行くことにした。途中の道に、バオバブの大きな木があったので写真におさめる。 大きすぎて、恐怖を感じた。バオバブと言えば、いつも「星の王子さま」(カレーではない)を思い出すが、実際に見たのは初めてで、なんか強烈。 なんか、すごい木。そして高校では、Festivalの準備をしていた。多分、学園祭とかそういう感じな気がした。 言葉で分からなかったことは、目で見ても、曖昧であった。「かんじんなことは、目には見えないんだよ」というキツネの言葉との関連性まではなかった。
ターキークリークへ移動して泊まるという予定を変更して、一気にブルームまで行くことにしたので、バッパーへ帰って 夜ご飯用のお握りを作った。結局、カナナラは、のんびりするためだけに来たようなものとなってしまったが、 バッチコレクションも増えたし、好しとしよう。
バスの時間まで、昨日の夜ちょっとしゃべった人や、大学を休学してワーホリに来たという19歳の女の子としゃべり、 バッパーの前で一緒に写真でも撮ろう!と言って、通りすがりの宿泊客にシャッターを押してもらった。
そして夕方5時のバスで、カナナラを発つ。ブルームまで14時間!!