このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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年末バッパー生活-2-


 次の日、朝、荷造りして昨日予約した今より部屋が広くて安いバッパーへ移動だ。新しいバッパーは、キングスクロスの中心地の一番騒がしい通りに面している。 朝から道に立ち並ぶ売春婦のお姉ちゃんや、ストリップショー呼び込みのおっさんの間をくぐり抜けながらまた重いスーツケースをひきずり、バックパックを背負って歩いて移動する。普通に歩けば10分とかからない 道のりも、荷物があるとキツイ。

バッパーに到着し、「昨日予約したのですが・・」と言い、チェックインし、鍵をもらい、部屋へ行く。ここは階段が広くてスーツケースを持ち上がり易い!しかも2階なので楽勝だ。部屋に入ると、1人のイングランド人、韓国人、2人の日本人がいた。 1人の日本人は寝てたけど、もう1人が「Are you Japanese?」と話かけてきた。「おぉー日本人です。」と会話をはじめる。ヒロコさんという人で、ケアンズインして、少し働き、それからラウンド(オーストラリア1周の旅)をしているという。もう、ほとんど回ってきて、あとは シドニー、キャンベラ、メルボルンを回れば終わりで、ビザもあと1ヶ月ちょっとしかないという。すごい!すごい!今の私からしたら働くことも、ラウンドすることも、全く先の見えないことで、それをすべてやってきたヒロコさんは輝いて見えた。同じ部屋やし、いろんな話が聞けるに違いない、やったー。 そして私はシェア探しに出かけた。今日は一件見に行く約束をしていたのだ。

暑い、狭い、汚い、7人部屋

 シェアの見学を終え、バッパーへ帰り、キッチンへ行くと欧米人が大勢で盛り上がっていて怖かったので、端の方で1人さみしくラーメンをすする。今日もまたラーメン。料理は全く作れない。夕食を終えて部屋に戻り、寝る。 キングスクロスは24時間騒がしい町で、いつもサイレンの音、ストリップショーの呼び込みの声、誰かに向けての罵声が交じり合い、始終うるさい。しかも、このバッパーはその一番うるさい通りに面しているので大変なことになっている。 部屋にはシャワーもついており、それが窓側に面しているのだが、シャワーの扉を開けると外の喧騒が、これでもかと言うほど耳に飛び込んでくる。じゃあ、シャワーの扉を閉めればいいじゃないかと思われるだろうが、この扉を閉めてしまったらもうお仕舞。 暑くて暑くて寝れやしない。そう、この部屋にはそれ以外に窓は無い。とんでもない部屋だ。暗いし、暑いし、うるさいし。しかもイングランドの人が、驚くほど部屋を散らかしている。今日も寝付けない。いつのまにか寝たと思ったら、外の騒がしい音で何度も目が覚め、 寝た気がしなかった。

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