このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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仕事-6-


 3月14日。私の22歳の誕生日だ。午前0時になる頃、レイカちゃんとトーハが部屋のドアをノックして「カウントダウンするよ!」と言ってくれた。 そういえば、レイカちゃんの誕生日の時、ワイングラス持ってキッチンでカウントダウンしたな。「・・5・4・3・2・1・HAPPY BIRTHDAY!!おめでとー!!」と私の部屋のドアの前で3人で 盛りあがっていたら、隣の部屋のヨウコさんが眠そうに起きてきて、「静かにしてくださーい」と言った。ヨウコさんは、早朝から働くツアーガイドの仕事をしていたんだ、ヨウコさんにごめんなさいと言い、 レイカちゃんとトーハにありがとうと言い、寝ることにした。

Milsons Ptで下車してハーバーブリッジを歩く。
お気に入りの散歩コース。(めったに歩いたことないけど)

 22歳の始まりやー!ということで、今日も相変わらず2時からバイトだけど、少し早く家を出て、ミルソンズポイントで下車して、ハーバーブリッジを歩いて渡った。 爽快。そしてロックスまで歩いた。ロックスの街並みは外国らしくて好きだ。マクドのある広場で心地よい音楽を演奏していたので、マクドでファンタを買って、聞くことにした。

最近、すごいケチケチしていた自分に嫌気が差していた。そんな私には、ファンタを買うことすら贅沢なことだった。でも、その少しの贅沢で少し心豊かになれた気がして、 演奏に合わせて思わず踊る子供を見て、穏やかな気分になった。そしてサーキュラーキーまで歩いた。サーキュラーキーも私の好きな場所だ。ハーバーブリッジとオペラハウスを眺めることのできる、綺麗な港。 観光客が多く、大道芸人が観光客を楽しませている姿がほほえましい。平和な景色を見ながらサーキュラーキーの駅へ向かい、電車でタウンホールへ行くことにした。もう歩くのは疲れた。電車に乗ると、オペラハウスとハーバーブリッジが横手に見える。 この一瞬の景色が好きだ。

サーキュラーキー。
横手にフェリー乗り場、前方にハーバーブリッジが見える。

一瞬の景色を楽しんだ後、電車は地下を通ってタウンホールへ到着した。そしていつものようにバイトへ行く。やっぱり会社ってどこでも、なぜか人に対する不満を影で言い合っていて嫌な気持ちになる。 あちこちで聞こえる陰口の叩き合いに、うんざりしながら、いつものように遊んでるだけ?というような仕事を終え、会社を後にした。


レイカちゃんが「誕生日だから好きなものを作ってあげるわ。」と言ってくれたので、悩んだ末、コロッケを注文した。大きいスーパーのあるチャッツウッドで買い物をするためにレイカちゃんとトーハと待ち合わせをし、いろいろ買い込んでトーハの車でボロ屋敷へ帰った。 サチコさん、学校の友達のヨウコさんとアキもボロ屋敷に来てくれて、コロッケ誕生日会。コロッケはおいしかった。セービングの2ドルチーズケーキもおいしかった。ワインもおいしかった。皆が誕生日カードを書いてくれていて、嬉しかった。 誕生日会なんて、何年振りに開いてもらったんやろう、小学生以来だ。みんなに感謝。そして、皆はトーハの車で帰って行った。

日本の会社で、4時間のみ働く貧困生活。オーストラリアに来てる意味ないやんといわれれば、貧困生活に何の意味があるの?親に頼れば?帰れば?と言われてしまえばそれまでだけど、 仕事は楽しいし、やろうと思えば、挑戦しようと思えば何でもできるワーホリの1年。ホームぺージの3ヶ月契約のバイトが終わったら、また他のことに挑戦できる!

今日の朝、ボロ屋敷の住人、ヒロキがピッキング(野菜の収穫)をするためにシドニーを旅立って行った。 次々に皆旅立って行く。私もホームページのバイトが終わったらシドニーを出て、新しい場所へ行きたい、旅がしたい。そしてワーホリが終わったらアジアを旅したい。 そんな計画を持っているけど、誰かに話すたびに、無謀な計画だということを思い知らされる。銀行残高100ドルじゃ、無謀と言われても仕方ないか。でも、20日にはホームページのバイトの給料が入るから大丈夫。その時は、そう思っていた・・・。

 

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