このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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友達-2-


シドニー近郊の有名な観光スポットと言えば、ブルーマウンテンである。 もうすぐシドニーを出ようかと考えている私は、まだブルーマウンテンに行ったことがない。 このまま行かずに終わるかと思いきや、学校の友達ヨウコさんに誘われて、行くことになった。 ヨウコさんの友達も他に何人か来るらしく、私はレイカちゃんとアヤコちゃんを誘って行くことにした。

スリーシスターズと呼ばれる岩

シドニーのセントラルステーションから約2時間電車に揺られて、カトゥーンバというブルーマウンテン観光の拠点となる 町の駅に到着した。そこから、歩いたのかバスに乗ったのか、とにかくブルーマウンテンと言えば、これだろ!という スリーシスターズと呼ばれる岩が見れる場所に行って、「おぉー写真で見たままやな〜」という当たり前の感想を口にして、 どこまでも続く緑色の景色を、ここがあの建物だらけのシドニーからたった2時間の場所とは信じられない思いで眺めた。

きれいな空

ブルーマウンテンでは景色を楽しみながら森の中を歩く、ブッシュウォーキングが楽しめる。これは迷ったのか?とも思いながらも 結構歩き続け、ブルーマウンテンを満喫した。そして有名な世界一の急勾配、最高52度の急斜面を下るシーニック・レイルウェイという 電車みたいなものの乗り場に着いた。どうやらブッシュウォーキングで山を下ってきたらしい私たちは、シーニック・レイルウェイで 急斜面を上昇した。なかなかすごかった。絶叫マシーン並の恐怖感を絶叫無しにゆっくり味わったような感じ。

そしてシーニック・レイルウェイを降りて、カトゥーンバ駅へ向かうバスを待っている時に見た空は、それはそれは綺麗だった。

イースターホリデーという事もありブルーマウンテンにはたくさんの人が訪れていて、自然を味わえたというよりも 観光名所へ行って人に疲れた、ブッシュウォーキングもしたし、とても疲れてレイカちゃんと共に、ボロ屋敷に到着した。

アイスに生クリームにチョコにバナナ。
好きなものをはさんでクレープの出来あがり!

疲れた時には甘いもの。疲れたら甘いものが欲しくなる。これは当然のことであり、いくら最近太ってきていると人に言われようが 自分でも気付いていようが、そんな事に構っていられないのであり、甘いものは食べたいのである。 そういうわけで、どういうわけだか分からないけど今日の夕食は焼きソバ。そしてその後、レイカちゃんと2人でクレープを作ることになった。 食いしん坊の私であるが、クレープの作り方など知るはずもなく、レイカちゃんの指示に従って混ぜたり、お皿を準備したりして 順調にクレープが作られていく。

ワイングラス片手にクレープを食べる
幸せそうな2人。

貧乏な生活を続ける私は、ちょっとしゃれたカフェでケーキを食べるなんていう幸せを最近味わえるはずもなく、 コールスというスーパーで甘いパンを買ったり、マクドやハングリージャックスで安いソフトクリームを買って、気分を紛らわせていたため クレープが食べられるというのは、それはそれは嬉しいことで、嬉しくて写真を撮ったりして、ついでにワインも飲んで、さらに嬉しい気分になった。 というか、ただの酔っ払い。というか、お酒を飲みながら食べると益々太る。

ブルーマウンテンもよかったけど、クレープもいいものだ。
そして一緒に家で作って飲んで食べれる友達がボロ屋敷に住んでいるなんて、私の住むシェアハウス、ボロ屋敷ってお風呂もトイレも台所も汚くて 巨大ゴキブリ大量発生するけど、いい家だという思いをかみ締めながら、イースターホリデーが終わった。

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